都市部の配達局では配達対象世帯10万世帯以上、宛先になるとそれ以上の方々が居る訳ですが、それだけ多くの方がいらっしゃると個性的な方々がいます。
【書留が来る!】
書留は通常の郵便物とは違う取り扱いをされており、到着していて本日配達分があるかどうか、配達済みかどうかなどのトレーサビリティがあり、状況がわかりやすい郵便物のうちです。それで、郵便局に電話して「今日配達される書留ありますか?」と問い合わせると少し時間をもらえれば局内の書留保管場所で確認をしてお返事する事ができる訳です。(もちろん配達人が既に持って配達に出て回っているとわからないのですが)。
客「あのぉ〜、今日あたり書留が来ると思うんですけど。」
局「はい、ご住所とお名前をお願いします。」
客「●●の△△なんですが。」
局「差出人がわかると早くお答えできるのですが、わかりませんか?」
客「いや、確証はないんですよ。」
局「はい?」
客「全くの、憶測なんですが、今日当たり書留がどこかから来ると思うんですね。」
局「は?来るかどうかははっきりされていないんですね?」
客「ええ、全くわからないです。憶測ですから。」
局「わかりました、お客様宛に書留があるかどうか、お調べして折り返しお電話させて頂きますので、お電話番号をお教え頂けますか?」
客「XXXX-XXXXです。」
局「ではわかり次第、ご連絡させて頂きますので、今少しお待ちいただけますでしょうか。」
客「はい、お願いします。」
と、まぁ、こんな感じで電話をしてくる人が居るらしい。
当然、憶測である訳で根拠が全くないし、差出人からの連絡もあった訳ではないので、書留はこの人宛には到着していません。
局「お調べさせて頂きましたが、お客様宛の本日分の書留はございませんでした。」
客「やっぱりそうですか。有り難うございました。」
と、報告がされる訳なんですね。
まだ、この人は応対がまともで、「ありがとう」を言ってくれるだけマシな方でしょう。このお客さんは思い出したように問い合わせがあるそうです。
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