工具と言えるかどうか怪しくなってきましたが。
以前紹介したブレッドボードの小型の物があり、移動先でちょっと試したい時や小規模な回路で済む場合に非常に重宝します。サイズも55×88mmとタバコの箱より一回り小さいサイズです。
ブレッドボード EIC-801
秋月電子から購入(通販番号 P-00315)
実際にPICを主体とする回路の場合は、PIC本体と電源、発振子(内蔵発振器を使う場合は不要)、インターフェース素子ぐらいで、あとは液晶ディスプレイや表示素子等を外部のモジュールとして接続する場合が殆どなので、この大きさで足りてしまう場合が多いのです。
マルチチャンネルトリップメータの製作中
上記写真では、PIC16F648A、HC-49U水晶発振子(4.000MHz)、発振用のコンデンサ、車両信号インターフェースのためのTD62002AP、プルアップ用の抵抗アレイに通電標示用の抵抗内蔵LEDが実装されており、外部にはI/Oボックスと液晶モジュールが接続されており、車速パルス治具等も利用していますが、基本的にコアとなる回路部分はこのブレッドボード上で収まってしまいました。
外部モジュール接続概観
左上から、I/Oボックス、車速パルス治具、ブレッドボード、液晶表示モジュール
回路本体よりも、周りの仕掛けやI/Oボックスの方が大きくて、そちらの接続の方が仰々しいうえに、手間がかかっています。PICの18pinデバイスで外部にアナログ回路が不要だったり表示素子がLEDや7セグメント表示素子でなければ、この程度で収まってしまうので、大変重宝しています。
もちろん、2〜3石程度のトランジスタ回路や、オペアンプ1つ程度のアナログ回路でも十分収まりますので、エフェクタ等のバラック組の時にも活躍しています。
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