インクジェットプリンターが一般家庭へ普及したおかげで、通常の普通はがきに(いわゆる官製はがき)もインクジェット対応のものが販売されるようになりました。窓口や注文時に「インクジェット対応」と、指定できます。
【はがきの種類】
局(配達のはがき、普通にマルしてあるけど、インクジェットやろかほんまの普通のやつやろか?ちょっとお客さんに確認してみよ)
局「こちら○○郵便局です。いつも世話になっております。」
客「お世話になっております。」
局「早速ですが、配達でご注文頂きましたはがきですが。」
客「今日無理ですか?」
局「いえ、今日の配達の時にお届けはできるのですが、普通はがきのご指示でいただいておりますが。」
客「はい。」
局「通常のはがきでしょうか、それともインクジェット対応の分でしょうか?」
客「あ、ジェットインクで!」
局「(くくく、と笑いをこらえる)はい、承知しました。」
客「おねがいします。」
局「はい、ありがとうございました。」
かなり速そうなインクです。マッハ3ぐらいでしょうか。
電話を切った後に、まわりの同僚に「あんた、今『ジェットインク』言うたで。」と、言われているシチュエーションを想像すると電話を切った後で一人笑いをかみ殺していたそうですが、ちょっとした言い間違いでエラい違いになってしまいました。
しばらく、頭の中で「ジェットインク、ジェットインク、ジェットインク・・・むっちゃ速いやん。ジェットインク、ジェットインク・・・」と延々と回っていたそうでしばらく仕事にならなかったそうです。
このように前後の語が入れ替わって言ってしまったり、書いてしまう間違いは言語学の研究対象だそうですが、研究対象にする間違いが笑える物ばかりだと、お笑いの研究になってしまいそうですね。
コメントする