以前日曜日に六甲・神戸方面へ行き走れなかった悔しさを奪回しました(笑)
県道51号線(宝塚唐櫃線)から土日休日通行禁止の県道82号線(大沢西宮線)を抜けてきた所で、六甲縦走の県道16号線(明石神戸宝塚線)に入ります。
芦有ドライブウェイを脇目に六甲山・おたふく山の合間を抜けて行きます。六甲高山植物園を取り囲むように走る、サンライズドライブウェイ、サンセットドライブウェイを一回りします。
分岐点(地図)
サンライズロード側には六甲有馬ロープウェイの六甲山上駅があります。この路あたりには各企業の保養所などが多数あり、羨ましい限りです。え?保養所とは名ばかりで缶詰研修させられる場所ですか?(笑)
本命の裏六甲ドライブウェイに入ります。
裏六甲ドライブウェイ入り口(地図)
ちょっと写真では見えにくいのですが、大型大特普通貨物タクシーを除く(いわゆる一般車両・ドライブカー)も土曜日曜休日の午前0時から5時までは走行出来ません。と、いうことは金曜の夜の午前零時までは走り放題・・?
路面は非常に整備されており走りやすく、路の周りの緑がきれいでした。あじさいが各所に植えられており、あじさいの花もまだ楽しめます。もちろん山道走行独特の楽しみも味わえますが、暴走行為禁止とかローリング族を締め出そうといった看板があちこちにありましたし、ドリフト跡もかなりあります。
四輪にとってはまだまだサーキットごっこできる場所なのでしょう。そのうち本当に走れなくなりますよ、二輪車みたいに・・。
裏六甲ドライブウェイを六甲北有料道路との接続点までを往復したら、また県道16号線にもどり、西へ進みます。
これまた以前に南側から入いろうとして登れなかった表六甲ドライブウェイです。実は全面通行禁止ではなく、有料道路の六甲山トンネルを抜けて出口と六甲ケーブル下駅に至るまでのバイパス有料道路との接続点の料金所に入る部分から南に下る部分が土日休日二輪通行禁止なのです。
当然ですがそこから乗る事の出来る有料道路はいつでも通行可能な理不尽さがあります。
表六甲ドライブウェイ通行禁止開始場所−北側(地図)
表六甲ドライブウェイ入り口−南側(地図)
表六甲を南端まで往復して、また県道16号線へもどり西へ進みます。
表六甲ドライブウェイも車のタイヤ痕が露骨についており、四輪車のドリフト走行等の無茶な走りが夜になると繰り広げられている事が想像されます。
ここまでは通る事の出来る路を紹介していますが、六甲山系を走り終えるまでに途中の脇道で残念ながら二輪全面通行禁止の路があり、入る事が出来ないところがあります。
六甲山牧場から奥摩耶ロープウェイの奥摩耶駅に行く路(入口地図)と、森林植物園の五辻バス停付近から再度山へ抜ける路(入口地図)はかなり以前から二輪が全面通行禁止になっており四輪も制限が厳しい路になってしまっています。
ここまで土日休日通行禁止を堪能したので国道428号線まで出て南下し、鈴蘭台を抜けてJR神戸へ下ります。ややお腹も空いた事もあり中華街の老祥記でふかしたての豚まんを食して会社へ戻ります(笑)。
全走行距離は山間部で120km程度でしょうか。ワインディングが多かったせいもあり、かなり足が疲れました。また、大阪へ帰るために都市部を通る国道43号線/国道2号線に下りた段階で熱烈歓迎ではありませんが、かなり暑くて汗だくになりながら大阪まで帰ってきました。また、平日昼間は路も混んでおりなかなかツーリングには厳しい感じもします。
しかしながら、北摂から六甲山系の路を景色を見ながら緑に香る風を受けて走るのは大変に気持ちのよい経験をしました。無粋な人たちのために走れなくなるようになる前にまた何度か時間を見つけて行きたいものです。