花火シーズン

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 天神祭りも過ぎて花火シーズンも幕を開けました。
 いろんなところで花火大会があり、夜の空の饗宴を競っています。綺麗ですよね。花火間近だと浮かれて余裕の無い人もいるようです。こんなことも以前ありました。

【浴衣が着たい】

局「はい、○○郵便局です。」
客「今日、花火に着ていく浴衣が届いているかどうかしりたいんやけど。」
局「はい、ではご自宅のお名前とご住所をお願いいたします。」
客「いや、今家におらへんねん。」
局「お届け先はご自宅になっていらっしゃいますか?」
客「そうやねん、自宅あてに送ってもらってんけど、今日まだ家に帰ってへんねん。」
局「このお時間ですと一度配達にお伺いしている可能性もございますね。不在通知が入っているかどうかもお分かりではないでしょうか?」
客「家に誰もおれへんからわからんわ~。」
局「配達の担当者も局に戻るまで、お届けして不在通知を入れたかどうかもわかりませんので、申し訳ありませんが、現状配達したかどうかもわかりかねます。」
客「今日の5時には浴衣着ていかなあかんねんやわ。なんとかしてぇな。」
局「と、申されても現在お客様はあて先のご自宅にいらっしゃらないわけですよね?」
客「そうや、なんとかしてぇな、届くかどうかでも知りたいんやけど。」
局「いまから配達先の変更を申請いただいても間に合いませんし、一刻も早くご自宅にお戻りいただき、配達の有無をご確認いただくのが一番かと思われますがいかがでしょうか?」
客「いま、わかれへんの?」
局「先ほど申し上げさせていただきましたが、配達の担当者が戻っておりませんのでお客様の配達の有無の確認はできない状態で、大変申し訳ありませんが、お客様自身がご自宅にご不在の状態では、郵便局としてもなんともわかりかねます。」
客「どないしよう~。」
局「ご自宅にお戻りいただけませんと、不在の再配達もできませんので、申し訳ありませんがご自宅までお戻りいただけないとこちらとしても動き様が無いのが現状の状態です。」
客「うわ~。(電話切れる)。」

 とかく、不在時の配達の処理は局もお客さんも大変困ります。
 在宅されており、お渡しできれば何も問題ありませんが、一度配達して不在の場合は次の配達スケジュールに乗せるか、局の受け取り窓口に回すかの判断が一回りして局へ配達員が戻るまでなんともわかりません。
 不在通知が入っていたときに一番良いのは局まで取りに行くことです。局に連絡して窓口に出してもらうよう連絡し、身分証明書、はんこ、不在通知の紙を持って走るのが一番です。
 郵便は、今の分秒単位で生活スケジュールが決まっている人にとっては全く迷惑なのかもしれませんが、そもそも相手の都合にあわせてやり取りする通信・配送手段ですから、そう思って付き合いいただけないと無理が生じます。そんなに急ぐならバイク便とか、自分で取りに行くのが一番でしょう。宅配でも何時何分まで指定して配達してくれませんし、そういう生活自体が無理があると思ったほうが良いのではないでしょうか。
 逆にそういう生活が必要であれば自分専用の物流を起こして維持してもらえば文句も出ませんよね。みんなのための郵便局です。あなた一人のために他の配達を待っている人たちに迷惑をかけるようなわがままは許されないのです。
 もっと、ゆっくり、のんびりと余裕を持ったやり取りしましょうよ。白ヤギさん、黒ヤギさんの世界の手段なんですから。

 本当に必要なものは余裕を持って前日に届けてもらいましょうね。

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このページは、なんぎが2005年8月 6日 12:10に書いたブログ記事です。

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