なんだか工具で無くなってきました(笑)。
ミニアナログテスター 株式会社カスタム製 モデル1015B
デジットで購入。ジャンク扱いなのでメーカー保証は無し。
親切にもテスト棒の先にカバーまで付いている
以前からデジタルのテスター(デジタルマルチメーター)は使っていたのですが、アナログテスター(アナログマルチメーター)も欲しいとずっと思っていた所、デジットで掘り出し物を見つけました。ぐちゃっと箱においてあり「あぁ~あ、この値段って?」と戸惑うぐらいの価格でしたので、即購入です。
日置電機のごついアナログテスターを実家においてきたのですが、多分処分されてしまっていると思われるので、どちらにせよアナログテスターは1つ欲しかったのもあります。
さて、ブツは株式会社カスタム製のようなのですが、ウェブには掲載されておらず、自社製品ではどうもないようです。
どうやら正体は秋月で取り扱いのあるMASTECH社のM1015Bのようです(なんと価格も秋月価格と同じ!)。そんな精密に電圧を測定する事も少なくなりましたので、このアナログテスターで殆どの場合がカバー出来るのでは無いかと思われます。
デジテタルテスターも良いのですが、信号の急峻な変化等は表示が追いつかず、判らない場合が多いのです。測定値の表示を見ていると1秒間あたり2回ぐらいのサンプリングです。一応、使用しているデジタルテスターにはバーグラフが付いてはいますがあまりお役になった事はありません。
このテスターのおかげでデジタルテスターの出番が少なくなるかもしれません。自分ってやっぱりアナログ人間なんやろか?
2005/08/28追記
電圧レンジも含めてどうも測定インピーダンスはデジタルマルチメータに比べて低いようです。低電圧・高インピーダンス回路を対象にして低電圧レンジで電圧測定をすると回路の挙動が変化します。アナログテスターでは仕方ないことですが。
たいていのデジタルテスタの交流レンジは1KHzぐらいまででそれ以上の周波数で急激に表示値が小さくなるのが困ったところです。アナログテスタはたいてい100kHzでもおおよそ合ってます。
安価なデジタルテスタが多い中、良いアナログテスタは割高感があります。このテスタはDC10kΩ/V、AC4.5kΩ/Vで実用的です。(店頭で安売りされてるアナログテスタには2kΩ/Vでレンジが少なく使いにくくて売れ残った感の強いものがある)
カスタム製 1015B、MASTECH製 M1015Bの両方持ってます。一見同じですがMASTECH製はゼロ調整ねじの部分まで黒いプラスチックで透明部分が狭くなっています。テスター棒も違います。