橋の本当の名前は?
難波橋北詰(西側)
難波橋南詰(西側)
ライオンは先代の橋から続くシンボルとなっている
写真には撮っていないが、お尻のしっぽがキュート
これ、誰に聞いても「ライオン橋」って言うんですよ。で、通称「ライオン橋」。
本当の橋の名前は「難波橋(なにわばし)」です(「大阪橋ものがたり」で詳しく紹介があります)。
大阪南部から北摂へ抜ける新御堂筋へ接続ができる堺筋のほぼ北端にある中之島を挟んで北浜と西天満を結ぶ橋です。現在はこの橋を渡って左に曲がり、西天満の交差点へ直接出る事が出来るようになったのですが、以前は右折する路しか無く、その先左折で天神橋6丁目(天六)や扇町方面に行く車列と団子状態のまま、左折して阪神高速道路の側道を通り、国道1号線へ出て新御堂筋の高架に上がりました。
けっこう誰に聞いても「あぁ、ライオン橋わたってな、右に行くねん。」とか「ライオン橋の途中で左曲がらんと中之島の公会堂へ行かれへんで。」のように「普通」に使われていますが、「あの橋本当はなんて言う橋?」と、聞くとなぜかみんな「・・・んん?」と頭を抱え込む事が多いようです。
大阪市内の土地鑑の無い人は、案内で「ライオン橋」と言われて絶対地図で探すと思いますが。どれだけ探してもありませんよ、そんな名前の橋は(笑)。
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