こんなケーブルカーはここだけ?
生駒ケーブル
複線で2系統が別々に運行できるのはここだけ
当然ながらすれ違い部分は複々線になっている
ケーブル路線上の踏切道
ケーブルカーの路線に踏み切りが存在するのは珍しい
車の通る踏切
歩行者だけでな車も横断する踏切道
すれ違いの位置にあり、対向にブル号が見える
実は今日は居酒屋ガレージ店主、下間さんの地域活動である 中川青少年指導員主催の秋のハイキングに同行させていただきました。(当日のようすはこちら)
ネタとしてかねて以前から暖めていたのがありまして、居酒屋ガレージのブログで先にご紹介されているので、二番煎じですがちょっと違う視点でご紹介とさせていただきます。
関西には踏切のあるケーブル路線が2つもあります。この生駒ケーブルと西信貴ケーブルです。
生駒ケーブルは日本で最初に開業したケーブルカーであり、日本で唯一の複線の運行が出来るケーブル路線であると言うことで、ダブルタイトルの路線なのです。
開業当初から今に至って生駒ケーブルはまわりはすっかり住宅地、これで通勤している人もいるのでは?と思いますが、運行車両である「ブル」「ミケ」「ドレミ」「スイート」のかわいい車両でしかめ面したサラリーマンが通っているかと思うとかなり恥ずかしい感じがしますが・・・。
定期券もあるそうなので、通勤している方が多いのではないでしょうか。下の駅である鳥居口から近鉄生駒の駅まで連絡路で直結です。
ミケ号
これはちょっと恥ずかしい・・
でもこどもには人気で「ミケが〜」とか「ブルが〜」と好みがあるようである
さて、このケーブルの途中のすれ違い部分が複々線化している部分にちょうど、一般の歩行者以外に車も通行をさせるための踏切と踏切道があるのです。ここにはちゃんとした踏切と踏切道がつけられており、通過する車両がケーブルカー(しかもあの外観)であることと、路に左右方向の傾斜が残されていることが一般の踏切とは違う点です。
車両が通ってもケーブルカーのケーブルが踏まれないようにうまく作られています。
踏切道
あたりまえだが、車の通る部分にもケーブルが通されている
次回はぜひともこの踏切道を車あるいは二輪で通ってみたいものです。
2005/12/18追記
実際に踏切を列車からではなく二輪と歩いて渡って見てきました。詳細は[生駒ケーブル]の項をご覧ください。
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