所用があり、先日に生駒まで行ったためちょっと寄り道しました。
踏切に近づく「ミケ号」
小学生の通学にも使われているらしく、友だちとバイバイするにぎやかな子供たちが乗っていた
定期券での利用が全国一多いケーブルカーというのもうなずける
以前の遠足で、車の通る踏切のあるケーブルとして紹介しましたが、実際に車が通る踏切を通ってみました。二輪で通る際に思わず「うわっ!危な!」とびっくりするほどの溝でして、よく見ると踏切脇にちゃんと注意書きがありました。
「足元に注意」の看板
たぶん車・二輪向けの看板
踏切道中のレールの横に設けられた溝はけっこう幅があり、斜めに走ると簡単にハマりそうです。自転車はもちろん、カブ等の細いタイヤの二輪車はかんたんにはまり込んでしまうぐらいの幅です。
さらにびっくりしたのがケーブルカーを引っ張る鋼索(ケーブル)です。
ケーブルカーはケーブルで引っ張られているので、電車が目の前を通っていなくても、踏切が閉まっていない状態であっても列車が発車してから停まるまでの間はずうっとケーブルが動いているのです。よく考えれば当たり前の話なのですが、実際に現場を見るとちょっとびっくりします。
踏切道で鋼索は軌道の中央の溝に通されているため、列車が発車して停車するまでの間、その溝の中をずっと動いていることになります。
通行する踏切道ですが、ケーブルカーのレールに沿って付けられているため,踏切道自体が横に傾いています。慣れていないと前述の溝と相まってかなり怖い思いをしながら通り抜ける事になります。
傾いだ踏切道
決してカメラが傾いている訳ではないし、斜めから撮影もしておらず、道が傾いているのである
おまけとして鉄道ファンならこの場所で絶対写真を撮ると思われるのが,この踏切のすぐ横で上りの車両と下りの車両がちょうどすれ違い様に並ぶ状態になる事です。私は偶然撮影した瞬間がこの下の写真ですが、まるで撮影会のために車両が並べて停められたかのごとくきれいに踏切のすぐ横で並びます。
すれ違う上りと下り
まるで撮影会の写真のように踏切横できれいに並ぶようになっている
乗ってゆったりするもよし、踏切横で見物するも良し。楽しいケーブルカーだと思います。
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