遅ればせながら三洋電機のエネループを購入しました。
充電器付きパッケージ
単三または単四を二本まで急速充電できる充電器と単三2本がセットされている
恥ずかしいお話ですが、ここしばらくの間に充電できる電池をほとんど購入していませんでした。しかも単三タイプなどの汎用の電池を置き換えるための充電式電池は10年以上も購入していなかったこともあり、充電器すら無い状態(笑)、で、写真のような充電器付きパッケージの購入と相成った訳です。
急速充電器(MC-MDR02)
単三1〜2本を約230分で満充電できる
少しくぼんだ所にあるのが単四用の端子であり、単三・単四のどちらも充電できるようになっている
ポータブルMDプレイヤーを使用しており電池にデジタルカメラのお下がりを使用していました。最近のデジタルカメラは専用電池になってしまったため、お下がりの電池ができません。ほそぼそと安売りのチラシをみてアルカリ電池を使用し続けていたのですが、一発奮起して充電電池にしてみることにしました。繰り返し1000回使えるというコピーも魅力的ですしね。
本体内蔵のガム電池を使えばかなりコンパクトで軽くなるのですが、ガム電池は結構値が張ります。純正品を2本買うと今回の充電器と電池のセットが買えておつりももらえてしまう事から、単三ニッケル水素電池へ運用の切替をすることにしました。
内蔵ガム電池もニッケル水素ですので、まぁ外付け電池ボックスでも使えると甘い考えを踏んでいた訳です。
ちなみに付属の純正品(NH-14WM B)は1350mAh、単三型エネループ(HR-3UTG)は標準2000mAh(最小1900mAh)と容量が大きめですので稼働時間の長時間化が期待できます。ガム電池ですが真四角なだけあって容積があるせいか、見かけによらず容量が大きいのが驚きです。取扱説明書によりますと、ガム電池で約29時間、単三アルカリ電池で約42時間使えるそうですので、どのぐらい使えるか様子を見てみることにします、
MDウォークマンで使用中
満充電ではちゃんと電池の残量インジケーターはすべて表示されていた
さて、三洋モバイルエナジーカンパニーのエネループのサイトによりますと、メモリ効果について「通常の使用でのメモリー効果の影響が少ないので、全て使い切るのを待たなくても、電池を使った分だけつぎ足し充電ができます。」と書いてあります。この「メモリー効果の影響が少ないので」という点が妙に引っかかりますね。
で、居酒屋ガレージさんで掲載されている「PIC16F88を使ったバッテリー放電器の製作」の放電器がうまいぐあいに(笑)あります。で、これを作ってしまおうという目的で電池を購入した次第。なんとも本末転倒の話ですが、作り始める動機が充電式電池が手元に無い状態では薄かったので、ちょうど渡りに船というかなんというか。いや、なんともはや。
ちょうど先日お伺いしたときに電池の特性をこの放電器でテストをされていまして、満充電後6週間放置したエネループの放電特性を見せてもらいました。なんと、ほとんど自己放電がなく、ちゃんと1.2Vを維持してまるで先ほど充電したかの状態できれいに放電特性の曲線を描いていました。従来電池を同じように放置していたものは、すぐに電圧が下がってしまい充電されている電荷が減っている様子が見えます。
おぉ、これは良い!
安心して充電したままスタンバイさせて保存しておく事ができるのを確認できました。
電池の使用状況や経時変化による劣化の度合いなどは、引き続き居酒屋がレージさんの方でロードテストされるようですので、そちらも楽しみです。
というわけで、バッテリー放電器の製作に入る事にします。
PICのソースがPAで記述されていますので、これまたMPASMにかかるように手を入れなければなりません。やることができました(これが楽しいのですが)。
2006/02/09
居酒屋ガレージさんのテスト条件が間違っていましたので訂正しました。
90日間放置→6週間(42日)放置
純正品電池とエネループの容量の記述などを追加しました。
このあいだの放電グラフは「充電後6週間」です。
eneloopは年末に買ったばかりでして、まだ90日も経っていません。
これで1週間目、3週間目、6週間目のデータが取れたわけです。
次回は2月末に9週間目の放電を行います。
そりゃそうと、松下の低自己放電電池も出るはず(今月最初というアナウンス)なのですが、
まだ見かけませんね~。
わたしの頭の中で日付が変わる〜。
撃沈した日の出来事の記憶が曖昧でした。
ご指摘のありました放置日数を訂正させていただきました。
PAで書いた16F88のソースをMPASMに変換って、う~ん、私は遠慮させていただきます。
逆アセしてニーモニックを作るほうが早いかも。
PAはお嫌いですか??
いえいえ、PAは嫌いではありませんが、これも修行と思って無理くりMPLAB IDEへ持っていくようにしているのです。どちらかというと苦行に近いですね(笑)。
いつもはCCS-PICCでやっているので、MPLAB IDEの環境に慣れちゃってるんで・・。
PAでアセンブルしてHEXファイルをMPLAB IDEで指定してPICSTART Plusで書き込む・・ていうのが楽ちんなので、そっちにしようかなぁ、なんて思ったりもしています。
一番なのはHEXファイルだけ読み込んでコンフィギュレーションビットを確認・合わせて書き込んじゃう!いやいっその事ライターを作って居酒屋ガレージさんと同じ環境を構築して書き込みするのはどうか?
だんだん自信無くなってきました。優柔不難ですねぇ。