意外と設置場所の少ない自動販売機です。
郵便切手はがき自動販売機
写真は大阪中央郵便局のもの
以前はもっと台数があったのだが、外置きはこの2台だけ
のこりのスペースは缶入り清涼飲料の自動販売機になってしまっている
お金を吸い込んで溜め込む。おつりも溜め込んでいる。というわけで路上に金庫が放置されているような物で、治安の良かった日本では普通に自動販売機が路上に放置されていますが、最近はこれを荒らす事件が多くなりました。
おかげで「使えない」自動販売機が置かれることになり、人気がなくなりさらに利用が少なくなり撤去に至る・・なんて筋書きがあったのではないかと勘ぐっております。実際この自動販売機もお札は使用不可、郵便局のプリペイドカードである「ふみカード」も偽造などが多かったのか利用数が少なすぎたのか、平成15年度から販売中止。しかも平成19年3月末日をもって利用停止と、ほとんど息の根を止められた様態ですが、この自動販売機はまだ利用可能のようです。
コンビニなどでもはがき・切手を取扱をおこなうようになり、実質自動販売機の意義がなくなってきておりいずれ廃止になるとおもわれますが、都市部の集中局などにはまだまだ置かれています。
自動販売機で切手を購入すると、局の窓口やコンビニでは販売していない様式の切手が入手することができます。いわゆるコイル切手というやつで、目打ちのミシン目が切手の上下しか無く、左右は単なる直線切りの状態です。自動販売機でテーピングコイル状に1000枚巻き取られた状態で設置され、テープがニョロニョロ出てくるようにして指定した数が出てきます。
左右に切り離す必要がないため、左右部分に目打ちが無い訳です。入手方法が限られているうえに、額面も限定されてますので、切手蒐集家にとっては集めておきたい切手のようですが、それほど頻繁に販売機で購入されているのを見た事がありません。
切手・はがきの自動販売機、便利なようなそうでないような微妙な存在です。
大阪市の生野郵便局(集配局)にもありますね
コイル切手をさりげなく貼って郵便物をだすのですが、
「お礼」が届くこともあり、ささやかなお遊びがあります
風景印を使えば効果は増します (Hi
集中局は夜間窓口の近くにおかれている事が多いようですね。
コイル切手、おっしゃられるように自動販売機の無い地域では入手困難なので、趣味で切手をされている方には貼付して送られると大変喜ばれる事間違いありません。
逆にニセ切手と勘違いする局員もいるという噂も聞きましたが本当かしらん。