桜餅

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 どうも関東へ行くと思ったモノが食べる事が出来ないんです。

道明寺と長命寺
 道明寺と長命寺

 関西で桜餅というと、丸くてかわいいピンク色の本体の中にあんこが入って、塩漬けの桜の葉で巻いているものを指します。皮は道明寺粉で出来ています。
 この道明寺粉、コナと付いていますが実際は蒸した餅米を干したものを粗く砕き、粒が残っている状態のものです。そのまま戻して火を通して使いますと粒の残った状態で粘りのある餅状の状態になり、いわゆる「半殺し」になります。
 食紅でピンク色になるように色をつけた砂糖水で道明寺粉を炊きます。一旦蒸らした後冷めたら、道明寺粉を皮にするようにこし餡を包み込みます。桜の葉は表面で包み込み、くるんだ状態では外側が裏が見えるようにします。

 関東では小麦粉を使って作る和風ワッフルというか餡包みクレープと言えるようなものが桜餅と呼ばれます。練った小麦粉をクレープ状に焼き、それを皮として餡を折り畳むように包み込み(ワッフルサンド?柏餅?)その外側に塩漬けの桜の葉でくるみます。

 いや、桜の葉っぱが使ってあれば桜餅って言うんでしたらどちらも桜餅です。
 でも関西人に取っての桜餅はやはりつぶつぶの残った餅皮であんこをくるんである丸くて可愛いお菓子です。
 そう、全部が全部ではないとは思いますが、この桜餅の葉をそのまま一緒に食べてしまいます。桜の葉の香りが味わえてオツな気がするのですが、変ですか?え?私だけ?

コメント(4)

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食い物ネタには飛びつきますよ。(^^;

えっと北の地だったので関東型でした。
食べ方は・・・子供の時には葉を取り除いて食べていましたが、今では丸ごと頂きます。
葉ごと食べるとちょっぴり塩味が強くなってしまいますが、桜の香りを満喫できます。

 軽石さん、コメントいただきありがとうございます。
 食べ物ネタ、ありそうでなかなか良い例が思いつかず、難渋しています(泣)。

 私も子供の頃は食べずにポイしていましたが、よる年波とともに(笑)嗜好もかわるもので、いまでは塩漬けされた桜の葉を頂くようになりました。
 はやり桜の香りを強く味わえる所が良いですよね。

ど~も立ち話です
田舎のコチラでは、なかなか道明寺にたどり着かないんですよね。
関西系のお菓子屋さんに行っても、ちゃんと作り分けをしていて、
道明寺は殆ど見かけません。見かけたときは売れ残りになっていて、
割引シールが貼られていたりすると、関西人魂がむくむく。
買ってしまうのですねぇ~。
桜の葉っぱは、全部食べちゃうと塩辛いので葉っぱの軸のところから
縦に半分ぺりぺりっと剥して食べています。
ところで、ボクは『半殺し』は、おはぎでも使うので、知っていますが、
関西人のはずの嫁には最初通じませんでした。
~ナダシンのおはぎが食べたいなぁ。

 ど~も!立ち話さん。

 「半殺し」ですが、どうも通じる率が少ないというかなんというか。身の危険を感じてもらっても困るのですが。そういえば、おはぎも中の米は「半殺し」にして餡をまきますね。

 笑い話で泊まった客が家人の話を耳にして、「半殺しにして明日食べよう」というのが聞こえてガタガタ震えたなんてのもあります。何の事は無い、明日はおはぎをお客さんに振舞うのでご飯を粒が残るように「半殺し」に搗くんですね。

 おはぎも地方に行くと半殺しでなかったり、形が俵型(関西型)でなく、丸かったりといろいろと地方色があるようです。

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このページは、なんぎが2006年4月 3日 12:00に書いたブログ記事です。

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