秋葉原徘徊

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 久々に東京出張が入りましたので、無理やり時間を割いて秋葉原に行きました。
 なんといっても送料以下の移動電車賃だけで複数店舗に買いにいけるのがうれしいですね。

ラジオセンター
 ラジオセンター
 まず、ここからスタート
 電気系・製品系の店舗が多いのが、妙な商品を取り扱っている店舗が多く一見の価値有り

東京ラジオデパート
 東京ラジオデパート
 長年営業されている店舗が多い
 私には店番をさせると閉所恐怖症になりそうな店舗スペースである店も多い
 往年のラジオ少年はかなりご厄介になった店舗が多いはず

オヤイデ電気
 オヤイデ電気
 とにかく線材はまずここで確認
 大阪の三重電業と同じだが、こちらは強電系より弱電・電子系の線材が店頭には多い

西川電子部品「ネジ部」
 西川電子部品「ネジ部」
 クロゾメのねじが普通においてあり大変重宝している

ヒロセテクニカル
 ヒロセテクニカル
 工具や機構部品類はかなり豊富に取り扱っている

千石電商
 千石電商
 電子部品から小物工具全般
 2F(半導体)、1F(コネクタ・スイッチ類、工具)、B1F(コンデンサ・抵抗などの受動部品)
 かなり幅広い取扱なので、この店舗だけでも一通り揃う事も多い

秋月電子
 秋月電子
 いつも混雑していて困る自作派のための超有名店
 自作部品セット(秋月キットとも言う:笑)が多く並ぶ

鈴商
 鈴商
 小物部品から半導体まで一式、チップ部品が普通に並んでいるのがうれしい
 通販では何個かひとまとめなので、1ヶ単位だと店頭で購入が便利

 あと、若松とか秋葉原エレクトリックパーツのMacintosh関連(2号店)にも行きたかったのですが、タイムアウトしてしまい、已む無く帰版しました。やっぱり時間に余裕が無ければくまなく徘徊できませんねぇ。日本橋でも少ない店舗数なのにじっくり回ると丸一日かかるので、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。

 しかし、店頭に並べられているパーツの豊富さは、やはり電子工作自作派にとってはありがたい状態で、いろんな選択肢があり、店ごとに特徴ある商品(価格も!)を選べるのがなんといってもうらやましい。大阪では選べない場合がほとんどなのでつらいですね。

 また、東京中心の出版社やその記事の著者の層が関東主体であることは仕方の無いことなのですが、以前から気になっていたことがあり、改めて確認させられました。
 それは、トランジスタ技術を始めとしてエレクトロニクスの製作例や電子工作ガイド的な書籍に掲載されている能動・受動のいかんを問わず部品類のほとんどが秋葉原ではほとんど店頭に並べられていて日本橋ではありえないか、非常に入手がしにくい、最悪入手不可という部品類で構成されていることです。トランジスタ1つ、ちょっとしたセンサー類、はては圧電素子などの掲載されている部品類のほとんどを秋葉原では見かけるのに、日本橋では見たことが無いものがほとんどです。

 ラジオを製作する際に使いたかったスイッチつき可変抵抗など、普通に種類が豊富で販売されていて、入手価格も記事に掲載されている参考価格に近いかほぼ同じ。このような状況を改めて認識し、かなり悔しい思いをしました。
 ガンバレ日本橋!

 【オマケ】

マルツメイク館
 マルツメイク館
 家に帰るまで作るのが辛抱できない人のために、ハンダ付けなどの作業ができるレンタルスペース「ハンダルーム」がある

あきばお〜
 あきばお〜
 昨冬にブレイクしたおでん缶であるが、ここには「静岡おでん缶」と「銚子風」が置いてあった
 なんとなく秋葉原のドンキホーテのように思えるのは私だけか?

 静岡(しぞーか)おでんは居酒屋ガレージさんにお持ちさせていただきました。

コメント(4)

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「おでん缶」、はやっているのですね。
実際に売っているところはまだ見たことがありません。
(なんぎさんの取材写真だけでしか知らない)
こちらはスーパー玉出のパック入りの関東煮。
もっと入っていて(縮小サイズじゃない)、300円もしないよ。

 居酒屋ガレージ店主さん、コメントいただきありがとうございます。

 昨年の冬はかなり盛り上がっていたようで、秋葉原では「萌え系」おでん缶まで出る始末(これは今回の秋葉原徘徊でも販売しているのを見かけました)。価格もだいたい300円以上がほとんどというのがちょっと自分で食べる分に購入するの難ありな価格です。

 スーパー玉出のパック関東煮、以前にガレージ訪問時に頂いたときにはかなり衝撃的でした。ボリュームたっぷりで安い上、十分美味しいですし、しかも24時間いつでも(ガレージでは)仕入れ可能という大変うらやましい商品です。
 私の自宅や職場付近にはスーパー玉出が近くに無いので悔しい思いをしております(笑)。

 おでん缶、メリットと言えば冷蔵不要でどこでも持っていけますので、旅行の酒の肴には良いのでは?と思っています。

 なんぎさん、はじめまして。居酒屋ガレージからのリンクをたどるうちに、こちらへ迷い込み、電子工作カテゴリを楽しく拝読させていただきました。(^^)

 なんぎさんの製作物は外観も配線の仕上がりも美しいですねぇ! 工作・加工技術にタダものではないワザを感じます。

 ところで、下記の書き込みについてです:
>それは、トランジスタ技術を始めとしてエレクトロニクスの
>製作例や電子工作ガイド的な書籍に掲載されている能動・受
>動のいかんを問わず部品類のほとんどが秋葉原ではほとんど
>店頭に並べられていて日本橋ではありえないか、非常に入手
>がしにくい、最悪入手不可という部品類で構成されているこ
>とです。
 う~ん、そうですかねぇ(^^; 私は東京在住なのですが、年に1~2度は出張の合い間に日本橋に足を運んでおります。
 そこで気づくのは、大阪(とくにシリコンハウス共立)は秋葉原より電子部品の品揃えが豊富なことです。秋葉原では、秋月や千石の店頭で手に入るものは、安価に容易に入手できます。ところが秋月や千石にないと、ラジオデパートやラジオストアを巡っても、やっぱり入手難です。
 最近では、秋月や千石の商品ラインナップがマイコンとかロボット寄りにシフトしてしまい、アナログ機能ICの定番が入手困難です。たとえばアナログPLLの4046系とか、トーンデコーダの567とか…。それらがシリコンハウス共立の店頭にざくざく置いてあるのを見ると、つい買いだめしてしまいます。(^^;
 余談ですが、ジャンクには地域性があるように思います。東と西で同時に出回るジャンクもあれば、東で内部基板、西で筐体が出回っている…なんてこともありました。
 7セグLEDなどの表示モノは、日本橋のほうがバリエーションが豊富だと感じます。アキバだとどこのお店も似たり寄ったりの「コンビニエンス・ストア状態」つまり、どこのお店に行ってもB5のレポート用紙はあるが、A4がないのと似ているかもしれません。

> あと、若松とか秋葉原エレクトリックパーツのMacinto
>sh関連(2号店)にも行きたかったのですが、タイムアウ
>トしてしまい、已む無く帰版しました。
--->若松は、末広町駅前のほうへ移転したので、秋葉原駅からアクセスするのにとても不便になりました。
 また、エレパの2号店は、数年前になくなって、現在はラジオデパート地下の本店と統合された…というか、同じ場所になっていますよ。

 長文で失礼いたしました(^^;

 

 marryさん、コメントいただきありがとうございます。
 お褒めいただき恐縮です。仕上がりに関しては現在の私のレベルは単なる趣味の世界であり、納期なしの作品なのでできるという要因も大きいので、恥ずかしい限りです。

 秋葉原と日本橋の差ですが・・・
 シリコンハウス共立でも取り扱いが無いものは「うちでは取り扱ってませんねぇ~」とけんもほろろのことが多いのです。そうなるとテクノベースで入荷するかどうか確認してもらって1ロット○個(とても買えない)なんてことになります。

 特にディスクリート素子は意外と品切れ状態が長く続いたりして歯がゆい思いをしたこともあります。ただ、スポットで出てくる特長の有る商品は日本橋ならではかもしれません。ただし2段のロータリースイッチなど日本橋の市場ではありえない商品が置かれているのは大変びっくりします。

 私は秋葉原の場合は時間が限られていますので、ほしい商品が置いてある場合にのみ目的の店舗に行く場合が多く、4046などのPLLを含むHC-TTLや、トランジスタであれば鈴商、広告に有る商品であれば秋月や千石といった使い分けをしています。ここ数年の製作記事などで出てくる部品は明らかに秋葉原で調達を前提にしている場合が多く、商品単価にしても悔しい思いをすることが多いのです。
 marryさんのおっしゃるように秋葉原と日本橋での調達に差があるとすれば東西の市場と客層の差なのでしょうね。

 エレパ2号店、そういえば本店に吸収されて地下の店舗にぐっちゃりと並べられているのを思い出しました。オールドなMadintoshユーザーにはたまらない店なのですが、さすがにMac系は少なくなってるのでしょうか。MacPlusを所有している身からすると日本のOld Macライフは寂しい限りです。うえ~ん。

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このページは、なんぎが2006年4月12日 12:01に書いたブログ記事です。

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