なにやら昔のスパイなりきりの秘密手帳なんぞを思い出す響きです(あ、歳がバレそう)。
検知部実験中
検知用コイルは1mHのインダクターでチェック
トランジスタ技術2002年4月号のビギナーズセクションに掲載されている、金属探知機を作り始めました。
まず検知回路であるLC発振回路部分を作成し、発振動作の検証を行います。
回路は変形コルピッツ発振回路で検知コイルをL成分として発振させます。掲載記事では約120kHzということでしたが、オシロスコープで測定したところ約130kHzとなりました。回路テストですので1mHのインダクタをつないでいます。
発振回路出力波形
2μs/div, 1.0V/div
コアキシャルリードのインダクタですので非常に感度は悪いのですが、鉄製の工具を近づけると振幅が変化します。
変化した様子
測定条件は上記の波形と同じく2μs/div, 1.0V/div
記事中には周波数変化もあるという事だったのですが、コイルが小さすぎるのか感度が悪すぎるのかオシロスコープで測定している範囲ではほとんど変化が認められませんでした。
100kHz以上の回路でブレッドボード組みのうえ、コイルも非常に小型のものを使っていますので致し方ない所でしょうか。周波数カウンタを接続して変化があるかどうかを見てみることにします。
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