Thank you, now. Your are welcome.・・ってわけじゃないですよねぇ。
「サンキュー今」
いや、全くもって屋号だけ見ても謎の店です。
なにが「サンキュー」で、しかも「今」がついているのか不明。
で、店舗の生業はというとレンタル家具屋、雑貨もろもろという不思議な店舗。
全然想像力に乏しい私といたしましては、業務内容のかけらも想像できませんでした。ハイ。
Thank you, now. Your are welcome.・・ってわけじゃないですよねぇ。
「サンキュー今」
いや、全くもって屋号だけ見ても謎の店です。
なにが「サンキュー」で、しかも「今」がついているのか不明。
で、店舗の生業はというとレンタル家具屋、雑貨もろもろという不思議な店舗。
全然想像力に乏しい私といたしましては、業務内容のかけらも想像できませんでした。ハイ。
大阪をぐるっと回る環状路線、それが大阪環状線(Loop-Line)です。
さて、東京の山手線には踏切がありますか?無いですよね。
でも、大阪の環状線には踏切があります。いや、自慢にはなりませんね、こりゃ。
一ツ家踏切
大阪環状線内回り電車に乗って、新今宮と天王寺の間にあるのが、この踏切です。
高架を走る外回り
あたりまえだが、高架しか走行しない列車に踏切は閉まらない
地上を走る内回り
乗車していると、この小さい踏切を通過するのが意外と気づかないらしい
外回りは紀勢本線との交差のため高架になっているのですが、内回りは地上を走行。ほとんどの路線が高架になっている中で残された数少ない地上路線の中の、1つだけ残された踏切がこの「一ツ家踏切」です。
ここは大阪環状線以外に、大和路線(関西線)、大阪空港線(はるかが走ります)、阪和線のいずれもこの踏切を通過し、開かずの踏切と化す時間帯があります。
関西線も走る
とにかく、撮影時にも反対側に渡りたいのに渡れない。ほぼひっきりなしに警報機が鳴って遮断機が下りています。ラッシュアワーでは確実に開かずの踏切と化す事間違いありません。たぶん、京都線(東海道線)の新大阪~東淀川の間にある踏切と同じようなものだと思いますが、あちらは一ツ家の踏切の3倍は線路をまたぎますので仕方ないことなのでしょうが。
こちらは大阪の大動脈に加えて大阪から南方面へ行く列車が全て集中しています。
周辺用地の関係で、環状線内回りだけ高架化するのは難しいそうで、当面ここを大阪環状線が通過することになっているようです。
しかしながら、この踏切が開かず状態が長時間続くことで閉まっている遮断機をくぐって渡ってしまい、不幸な事故に至ることが多いそうです。
もう、これは全体がトマソンと呼んでも差し支えないのでは?
「湊町リバープレイス」
巨大きのこ?宇宙人の着陸船?
ぱっと見ても何の建物だかさっぱりわかりませんが、これは湊町リバープレイスです。
近くのJR西日本関西本線の駅が「湊町」から「灘波」に変わってしまったため、さらに混乱に拍車をかけます。
OCAT側から
このキノコ状の上の部分ですが「なんばHatch」と呼ばれるコンサートなどが行える音楽ホールが納められています。少ない地上設置面積で大きな床面積を生むために、このような上部が広がった建物になったそうです。
ほかには、fm osaka(85.1MHz)の本社がこの建物最上階の7Fに入居しています。
この建物、どこからどう見ても、よくわからない形状をしていることは間違いありません。
梅田駅、心斎橋と続き、御堂筋線の古い駅の照明設備の特徴ある駅はまだあります。
地下鉄御堂筋線淀屋橋駅構内
今も昔も淀屋橋駅付近は大阪の商業の中心地の一角として賑わっています。
近くに大阪市庁舎、日本銀行大阪支店などがあり、京阪電車に接続する事からラッシュアワーはかなり人で混雑します。
大阪梅田駅や心斎橋駅とともに地下鉄1号線として始めに開業された駅の一つであり、他の駅と同じように蛍光灯によるシャンデリアがあります。
シャンデリア
この駅の蛍光灯シャンデリアは複数本(たぶん8本)を束ねたものをユニットにしてそれらを5ユニットまとめたタイプです。上下の銀色カプセル状の部分が設置当時としてはかなりモダンだったのではないでしょうか。
素直に読めばよいのですが、どうも引っかかりまして。
「阪急そば」
素直に右から縦書きに4文字読んでしまえばよいのです。正解が「阪急そば」。
で、私の頭の中ではどういうわけか、この四方形に4文字並ばれますと、どの順序で呼んだらよいのか混乱をきたしてきてしまうのです。
頭をよぎる読みを列記しますと・・・
「そば阪急」
縦書きは右から読むとわかっていても、つい、こうなります。
「そ阪ば急」
まったくもってなんじゃこりゃ?です。横書きの読みでそのまま読むとこうなります。
「阪そ急ば」
横書きの右から左に読むとこうなります。
「阪急ばそ」
右上の文字から右回りにぐるっと読むと、こうなってしまいます。
「そ阪急ば」
同じように左上から右回りに読んでしまうとこうなります。
「阪そば急」
これは右上から左回りに読んでしまった場合です。
私の頭の認識回路の出来が悪いのか、これらの間を行ったり来たりしながら、わかっているはずなのに、正解である「阪急そば」に落ち着くまで1~2秒かかります。まったく、困ったものです。この思考回路(笑)。
バッテリー放電器、いよいよ中身にかかります。ちょっとこの記事は長いですがご容赦を。
まずは電池ボックスです。
リード線取り出し口の絶縁と補強
あまり、気にはならないとは思いますが、心配性の私はこの部分を熱収縮チューブで絶縁しました。
絶縁が目的というより、リード線が、端子の半田付け部分からポキリと折れそうだったため、補強の意味合いが強い追加加工です。
筐体内の電源結線
外部電源用にDCジャックを追加しましたので、ジャック経由で電池と外部を切り替えて給電できるように基板向けのコネクタを含めて配線を行います。
小型抵抗、ダイオードを実装
セメント抵抗(R1~R4)以外の抵抗類などの背の低いパーツを基板部品実装図、回路図などとを参照しながら取り付けてゆきます。パーツリストをプリントアウトし、チェックしながら実装するとどの番号の何の部品を取り付けたか把握できるのでお勧めです。
回路保護のためのダイオード(D1,D2)も、背が低いのでこのタイミングで実装してしまいます。
ICソケットを実装する
16F88のためのICソケット(18p)を実装します。
取り付け向きを間違えないように注意します。逆挿しするとPICも逆挿ししてしまいデバイスが破壊します。
コンデンサを実装する
次いでコンデンサを実装してゆきますが、0.1μFの積層セラミックスコンデンサ(C2,C5~C9)、スイッチのチャタリング防止の0.01μFのセラミックコンデンサ(C3)を実装します。電源のデカップリングのための電解コンデンサ(C1,C4)は背が高いので少し後回しで実装します。
コネクタを取り付けた様子
頒布内容に含まれていないものですが、電源等のコネクタを取り付けます。
作例では電源は電池ボックスからのリード線で直接半田付けですが、ここに日圧のコネクタ"B 2B-XH-A"をつけてコネクタ接続にします。電池からのリード線の先にもこれに対応するコネクタ("XHP-2"とコンタクト金具)を接続します。
同様に、インサーキットプログラミングのために同様にXHシリーズの5ピンのコネクタを取り付けます。今回はすでに書き込み済みのPICが頒布内容に含まれていますので不要ではありますが、あえて実装しておきます(せっかくコネクタの穴があるんだからつけちゃえ!笑)。
次にトランジスタ等を実装するのですが、ピンの加工が必要です。次の写真のようにピンを広げて実装できるように折り曲げます。失敗して何度も折り曲げ直すと折れてしまいますので注意が必要です。
ピンの加工例
小型トランジスタなどを実装
通信ポートのインターフェースになっている2SC2458(TR5)とRN2202(TR6)を取り付けます。外形はどちらも同じですので型番の間違いが無いように注意します。またリセットICのS-80827CNY(Q1)や、基準電圧のためのLM385Z-2.5(Q2)も外形が同じです紛らわしいのでよく型番と実装位置を確かめてからハンダづけします。また、Q1およびQ2は静電気に弱いデバイスですので、注意します。
通信用コネクタの実装
かなり悩んだのですが、基板は筐体にきっちり収まるサイズでしたので、頒布内容に含まれているD-Sub 9ピンのコネクタを実装します。実装向きはこのように普通に部品面から取り付けてハンダ面でハンダづけします。ハンダ面からも実装できてしまいますが、ピン配置が異なりますのでかならず部品面に実装します。
筐体がもう少し大きいタイプだと、ハンダづけタイプのD-Sub 9ピンのコネクタを筐体側に取り付けて、パターンから結線していたかもしれません。
電解コンデンサの実装
電解コンデンサ(C1, C4)を実装します。外形はほぼ同じですので、コンデンサに記載の値を確認して極性を間違えずに取り付けます。リード線の長いほうを+のマーキングのある穴に挿入する方向で実装します。
セメント抵抗の実装
いよいよ大詰めに近くなってきました。放電用の1Ω5Wのセメント抵抗を実装します。
製作ガイドにも書かれていますが、放電時はそれなりに発熱します。基板から2mmほど浮かせて実装を行います。私は浮かせるのに、蛇の目基板の切れ端を重ねて下に敷く形で持ち上げ、ハンダづけしました。
セメント抵抗と基板の間隙
抵抗の実測値が記入されている
この抵抗は0.99Ωということである
圧電サウンダの実装
圧電サウンダ素子をセメント抵抗取り付け後のタイミングで実装しましたが、部品高さ的にはICソケットの後辺りの順序のほうが良いようです。
パワーMOS-FETの実装
静電気に弱いため、一番最後に実装しました。実装時の部品高さが一番高いせいもあります。
これで一通り、部品面に取り付けるべき部品は終わりです。最後に、ハンダ面から取り付ける部品が残っています。
電池クリップとスイッチ
ハンダ面を向けて電池の取り付けと実装を行う事から、いままで部品を取り付けていた側とは逆のハンダ面に電池クリップと操作のスイッチを実装します。
電池クリップ電極をハンダづけする時は、やや熱容量の大きい半田ごてを使う方がやりやすいと思います。15Wではちょっとしんどいかもしれません。
現在、あえて放電モニターのLEDを取り付けていません。
筐体前面に見える方向で取り付けて結線するか、基板上に所定の位置に取り付け、筐体の上部の穴を追加加工するかを思案中です。上面で実装する方が楽そうですが、どうしたものかと。
PICを実装し電源を入れる
まだ、LEDの取り付けで悩んでいるので実装されていない
電源コネクタの接続が逆挿しになっていないか今一度確認し、PICを挿入して電源を接続します。
「ピピ」となった後に「ピピ、ピピ、ピピ、ピピ」と鳴れば動作は正常でしょう。
あとは筐体に入れて、ネジ止めするだけです。
放電処理中
eneloopの状態を初めて確認できる
電池は入れていないので、外部電源からの動作である
結局、ここに至るまでに放電モニターのLEDランプを筐体側面位置に実装して横から見えるようにするという案を捨てて、通常の実装としました。基板の脱着に無理があるためです。
LED位置に筐体の穴あけをして筐体の外からよく見える一番上の位置に持ち上げて実装します。LEDは筐体上面からはみ出した位置になりますが、拡散タイプに変更していただいているおかげで、写真を見てもわかる通り横からも良く見えるようになっています。
ああ、やっぱりプリント基板は楽でした。
この配線、1度も間違えずに全部完了するには相当の気合と注意力が必要ですから・・・・。
この10月28日で通天閣は開業50周年を迎えます。え?開業?と疑問に思われる方もいるかもしれません。
通天閣
開業50周年の垂れ幕が下がっている
現在は垂れ幕がはずされて、新規の意匠に変更されたネオンが見える状態である
いまや疑う事無き大阪のシンボルの一つ「通天閣」。
誰が何のために建てたなんか関係なく、ミナミの一角にそびえ立ちます。
通天閣は完全民営でして、通天閣観光株式会社という会社により運営されている立派な商業観光施設なのです。初代の通天閣は、第5回内国勧業博覧会に建てられ、凱旋門とエッフェル塔の大阪風ハイブリッド建築物でした。
戦時の鉄類供出で解体の目に遭い、その姿がなくなってしまいましたが、戦後に復興のシンボルとして建設されたのが現在の通天閣です。
この通天閣ですが、実は設計者が東京タワーも設計をした内藤多仲でして、大阪・東京と象徴的なタワー建築物を同一人物が設計、現在も建っているという非常に興味深い歴史があります。高さこそ違いますが、東京タワーと通天閣は兄弟みたいなもんなんですね。
内藤多仲の手がけた有名なタワー建築物の一番のお兄さんは実は名古屋テレビ塔(1954)、次男がさっぽろテレビ塔(1957)、三男が通天閣(1956)、末弟が東京タワー(1958)です。通天閣の方がお兄さんなんですよ。
いったん中断しましたが、製作再開です。
ボードに実装してしまうと筐体の穴あけ等の位置決めが、作業しにくくなるとの事でしたので、位置決めを先にして、まず筐体加工をすることにしました。
削り滓や切り子が飛んで、掃除もいちばん面倒くさい作業です。
位置決め
マスキングテープなどでしっかりと固定する
まず、筐体内のどの位置に基板を取り付けるかを決めます。この位置決め作業は確かに電池クリップ等の部品類を実装してしまうと大変やりにくくなります。基板が筐体に密着できなくなるので、位置の固定も難しくなりますので、生基板の状態で作業するのがやはりおすすめです。
底面の穴開けとガイド穴を開ける
糸鋸に金属加工用の刃をつけて地道に切り抜く
仕上がりはハンドニブラーよりはよいと思う
まず、筐体底面の穴開け加工をします。あとで電池ボックスを入れるために大きな穴をあける必要がありますので基板止めのための穴を先に開けておき、皿モミします。頒布内容のビスでも良いのですが、ここは一つツライチにしたかったので、皿ビスにしました。
皿モミが終われば電池ボックスを収めるための穴に糸鋸の刃を通すためのガイド穴を四隅に開けておきます。
ガイド穴に刃を通して糸鋸で地道に切り進んで大きい穴を開けます。
側面は同じようにできませんので、多数の穴を開けて切繋ぎ、ヤスリで仕上げます。
作例紹介のページでも注意書きがありましたが、スペーサーのねじ部が軽くケースに当たって干渉するので、ヤスリで削り落としました。約1mmほど削ってしまいました。グラインダーがあればちょっとスッっておしまいなのですがうるさすぎ(涙)。
削ったねじの頭
約1mm程度削った状態である
上面の穴あけ加工も、位置決めに沿って穴を開けてヤスリで仕上げます。
すべての加工がほぼ、終われば保護フィルムをはがします。
一通り加工が終わった状態
まだ、LEDの穴を開けていないが、まだ迷っているせいである
この状態で外部に接続するコネクタや端子類などが正しく目的の穴から出せるか確かめて、筐体加工は終わりです。ここに到達するまで、中断が何回か入っていますが、のべ4時間ぐらいかかっています。寸法図面があって、その通りに加工すればよいだけなら半分以下で終わると思いますが、なにせ現物と合わせながら調整しますので、時間がかかります。
仮組みした状態
この筐体で頒布してくれなんて、絶対言えない
部品代より、筐体加工工賃のほうが絶対高くなるハズ
作例と違うのは、D-Subコネクタがキリカキではなく窓状の穴にした点と、外部電源アダプター用のコネクターを追加した点です。DCジャックは頒布品に含まれていませんのでご注意を。
この後は筐体と位置決めなどに使用した生基板を中性洗剤で丹念に洗って油を落とします。基板のほうは、乾燥後にさらにアルコールなどでぬぐっておきます。
筐体加工は一番面倒くさい作業です。
まず、工作中がうるさい。グワングワンとボール盤はうなるわ、糸鋸はガガガガとうるさいし、ヤスリはゴリゴリ、キュワキュワ言いいます。その上、切子やヤスリで削った金属粉が作業台の到る所に飛び散ります。
工作が終われば、机の上をきれいに片付けてかなり念入りに掃除機をかけておかないと、思わぬところに切子などが飛んでいたりしてトラブルの元になりますので、注意します。
この終わりの掃除機も結構うるさいのです。
ということで、私の帰宅するような時間には、こんなうるさい作業になる筐体加工ができないため、作りたいリストの中から進まないものが多くなってしまう状態に陥ります(涙)。
しかし、筐体加工済みってなると、物足りないんでしょうね、きっと。
どこまでを作るのかの楽しみ方は人それぞれだとは思いますが、手っ取り早く結果を得たいのであれば、筐体も加工済み、基板の部品実装なんかしてしまっているやつなんぞで、結線だけで組み立て完了!となるのでしょうが、それではあまりにもモノづくりとは言い難いと思います。
最近の学校の技術の授業はパソコンを使って何か作る(絵を描く、年賀状を作るなど)のがメインにしている学校もあるようです。手を汚しながらモノづくりしておかないと、大変な事になると危惧するのは私だけでは無いと信じます。学校の試験課題で無いからといって、刃物や工具の使い方を知らない、モノを作る勘所を知らないというのは、困るときが必ず来るとではないでしょうか。
いや、実際もう来ているのかも・・・。
カール・ゴッチらを排出した有名なプロレス・ジムの通称が「蛇の穴」です。
「酒の穴」
場所が地階というところがいかがわしさを醸し出している(笑)
以前の居酒屋&BAR「虎の穴」で言及したようにプロレスに由来する「~の穴」という名称ですが、一番有名なのがやはり本家の「蛇の穴」。日本ではそれをモチーフにしたタイガーマスクの出身が「虎の穴」で、アニメのイメージから虎の穴の方が有名になっているのは仕方ありません。
同人関連専門店に同じ読みをひらかな表記したチェーン店がありますが、これもたぶん「秘密養成所」みたいなイメージから発想を得たのではないかと勝手に思っています。店舗に行ったことは無いので勝手な憶測ですが。
さて、これも同じように「虎の穴」からヒントを得た、酒の秘密の集会場みたいなイメージを想起させるために付けた屋号なのでしょう。
でも、「酒の穴」とくるとどうも、しっくりこない気がするのは私だけでしょうか。
11月1日から、国民健康保険の保険証が変わります。
【保険証地獄】
局員A「うわ〜、もう来とるんや。」
局員B「そらそうやで、11月になる前に全件交付完了してなあかんねんから。」
A「しっかしまぁ、すごい数やなあ。」
B「そら、被保険者のある全世帯の分やから、もう、ハンパやないで。」
A「そういや、交付って普通のまま?」
B「さすがに、役所もバカや無いんか、配達記録になったわ。詐取されるのが多かったからなあ。」
A「っちゅうことは、全部配達のたびに受領証もらわなあかんわけや。」
B「そうやで、書留とかと、かかる時間変わらへん。ごっつう手間やでえ。」
A「こんだけあって、本当に配達完了するん?」
B「させなあかんねん。無理を通して道理を曲げるっちゅうやつやね。」
A「あっちゃぁ。残業しても終わりそうもないで、これ。」
B「そやから、先月残業すんなっちゅうてお達しが出とってんやて。」
A「なんやそれ?先月って、終わってなくてもゆうメイトは早く帰れって言うてたん?」
B「そうそう、かわいそうやで。今月は無限地獄やし。いいように使われて、ホンマ。」
A「でも、本人限定とはちゃうから、流行のルームシェアとかしてたらややこしそうやなぁ。」
B「ただでさえ、『まだ、届いてない!』っちゅうて言われるのに、配達完了してももらってないとかいうトラブルが目に見えてるんよな。」
A「ま、お客さんにしたら、配達してくれるだけましか。窓口まで取りに来いとか言われたらブチ切れるわな。」
B「窓口に取りに来るっちゅうのが、一番怖いねん。」
A「え?なんでよ?一番確実そうやん。」
B「身分証明証がニセモンのとき、あるねん。」
A「え〜?なによ、それ。」
B「詐取した保険証とかで、勝手に関係ない住所書いてあるの持ってきたりとか。」
A「ふんふん。」
B「見た目、正しそうなやつやねんけど」
A「うん、それで。」
B「運転免許証やってんけどな、警察に問い合わせたら、そんな番号の免許証は発行してない、いいおるねん。」
A「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
B「偽造免許証でっせ、あんた。」
A「見た目で分かれへんの?」
B「それが、あんた、そっくりやったそうや。そんなもん出回ってるんやちゅうのが恐ろしいわ。」
A「なんで、そんなん分ったん。」
B「そらあ、本当の受取人が受け取ってないって申請あるがな。受け取ってへんねんもんな。」
A「で、こらおかしいっちゅうて、コピーしておいてあった免許証から調べたっちゅうわけか。」
B「そうや、大変やったそうやで。」
A「う〜ん、簡単に渡されへんのか、最近は。」
B「公正証書すら怪しいわけやからね、もう、何を信用してええのやら。」
A「そら、DNA登録して、その場でチェック!」
B「あんた、それ、国民総背番号制よりひどいで。」
A「あ・・・・!」
とまあ、かくも毎年トラブルの元になる国民健康保険の保険証配達です。
まず、数がハンパではありません。で、全てが配達記録となっているので、最近のセキュリティつきのマンションだと、1件ずつ渡して、玄関まで出てまた呼び出して入る・・・という、大変手間のかかる手順が必要です。1000世帯以上ある、大規模マンション等の担当は、考えただけでめまいがしそうなくらいです。1つのマンションの配達だけでも1日かかって終わらないそうです。
配達記録の料金210円ぐらいではやってられない状況ですね。他の通常郵便の交付にも支障が出ていますし、もっと配達記録の金額を上げても良いのではないかと思えるぐらいです。で、なければ、約款に国民健康保険特別郵便とか作って、べらぼうな料金を取る。で、郵送を希望しない人は役所の窓口で交付してもらう。
でも、なんだか釈然としませんね。どちらにせよ間接経費が掛かり過ぎ・・・。
やっと、コネクタ接点をまともに作ることができるようになりました。
エンジニア PA-09 精密圧着ペンチ
いままで、コネクタのコンタクトピンを大きいサイズの圧接工具やラジオペンチなどを使いながら、ごまかしつつ作ってきたのですが、満足のいく状態ではありませんでした。
かといって、各コネクターメーカーから発売されている専用工具は「うぎゃー!」と叫びたくなるぐらい高額です。
大は小をかねず、小さいもの相手に大きいサイズの端子用の工具をつかってもまともにはできません。
シリコンハウスのブログを見ていると、どうも工具メーカーのエンジニアと共同で開発したようで、ハーフピッチサイズのコネクタ用のコンタクトでもきれいにできるという売り文句でした。
「もう、買うしかない!」と奮い立ち、久々に高額の工具を購入しました。
XHシリーズ
日本圧着端子の2.54mmピッチのコネクタシリーズである
製作を進めているバッテリー放電器ですが、電源の接続をコネクターで行うことにしたので、謳い文句は本当なのかこれを機会に試してみます。というか、そのために購入したのですが(笑)。
コンタクト完成
オープンバレルタイプのコンタクトピンが簡単に仕上がった
いままでの苦労がなんともはや、笑わせてくれる状態です。かなり、きれいに出来上がっています。接続もばっちり。被服の押さえもきれいに出来上がっています。接続ワイヤはAWG28だったので1.4mmの部分でまず、被服を剥いた導線部分をかしめます。この状態でも線を引っ張っても全然取れる様子もなく導通もしっかりあります。
念のため、半田を流して接続を確実にし、被服部分をかしめます。
サイズに合った工具を使うと、いままでの苦労はいったいなんだったのかと思わせるぐらい、簡単に仕上がりました。工具はちゃんとしたものを使えという事ですね。
しかしメーカ−純正工具、この工具より1桁上の金額します。なんでそんなに高いのかな、純正は。素朴に疑問に思います。
ついに移転を完了、営業を再開されました。
こちらは土日も忙しくてオープン時に行けずに悲しい思いをしていましたが、やっと行けました。
ニノミヤ「パーツランド」
本店の他の階は改装中で入れませんが、地下1階で早々に移転・開業されました。
実際の開業は9月25日からされていたのですが、気になってはいたものの、どうにも行く機会がなく、延び延びでした。
地下階に移りましたが、フロアの雰囲気は以前の日本橋えびす店5Fとほぼ同じです。商品の並びが多少変わっているので、そこを覚えるのにちょっと時間がかかりそうです。
フロア面積がちょっと減ったような気がしますが、商品取り揃えが減ったようには思えません。
フロア入り口
他の階(1階も)工事中でまだ、立ち入りもできない
恵美須町側の南端地域に位置していたのが、かなり真ん中まで来たので、徘徊(笑)ルートが変わりました。何回もぐるぐると恵美須町近辺で回っていたのですが、大回りになったというか、回る回数が減ったというか。
今後もアマチュア工作家のために、がんばって営業をつづけていただきたいと思います。
いや、ワクチン接種ではありません。
かすうどん かす丼「ニューなに和」
このかすうどんなるメニュー、最近流行ってきているメニューなんだそうです。
かすといっても天かす(揚げ玉)ではなく、油かすそ指すそうで、油かすといってもフライのパン粉などが油の中に残ってしまったものではなく、牛ホルモンを小さく刻み、ちゃんと揚げ物として作るらしい。
いや、それよりもこれはカタカナ、ひらかな、漢字と3種類全部を盛り込んだ屋号です。いうなれば三種混合。ジフテリア、百日ぜき、破傷風ではありません。いや、それどころか麻疹、おたふく風邪、風疹の三種混合でもありません。ちょっとしつこいですか(笑)。
これでローマ字でも加われば4種混合。かなり最強っぽいです。
このタイトルを聞いてピンと来た人は、大阪市北部を知っていることでしょう。
阪急三番街
今でもそうなのですが、地下街に川があるというのは、災害時に支障になるのではないかという議論がなされています。とはいえ、すでに川のある街、滝のある街(こちらはなくなりました)という、人を呼ぶアイテムをそろえて作ってしまうという、大阪的発想が見えます。
新規性や、珍しさ、アイデアもの。こういった一ひねりしたことが大阪人は大好きです。新しいもの好きというか好奇心が旺盛というか、はたまた過去の固執にとらわれないところが特徴です。
川どころか広い池の状態の場所もあり、大阪の人は慣れてしまったのかもしれませんが地方から来た人にはびっくりといったところでしょう。
池になっている
これ、どこかの商業施設の1Fもしくは、駅のコンコースの一角だといわれると納得するかもしれませんが、実際は地下2Fの光景なのです。ポンプで水を循環させ高低差をつけて流す苦労も大変だと思います。
滝のある街の滝の名残
このエスカレーターの右手の微妙なところが滝だった
川のある街、滝のある街としてオープンした阪急三番街ですが、滝のほうはさすがに経費がかかりすぎたせいか、近年になくなり、いまは装飾を施されており、知らない世代は、ここが滝で水が流れ落ちていたなど言っても信じないでしょう。
水の芸術・アクアマジック
ここはさすがに珍しさ満点なのか、よく写真を撮っていたり、見とれている人が多い
さらに呼び物が、この水の曲芸を見せてくれる場所です。
イルカのショーで輪くぐりをする芸がありますが、それを水にさせているのです。同じ強さで一定時間の間水を送出してカチッと止める技術とその維持・保守には大変な労力があると思われますが、ず~っと曲芸しています。
神戸の阪神淡路大震災ではかなり被害を受けたのですが、きれいに修復されました。
生田神社
祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)である
JR/阪神/三宮から北西にあたる位置にあります。三宮センター街にある生田通りの鳥居から北へ向かって参道がスタートし、境内へはこの鳥居から入ります。この鳥居以外にも東門・西門もあります。
楼門
手水社のお百度石
ここからお百度をふむのか、百度石が置かている
楼門に至る参道の左手に大海神社(おおわたつみじんじゃ・だいかいじんじゃ)があります。住吉大社の中にある大海神社の分社のようです。逆の右側には松尾神社があります。
拝殿
ここで2拝2拍手1拝をして参拝します
拝殿から見た本殿
拝殿から奥はは祈祷してもらうとき以外は入れません
この拝殿も本殿も先の震災で倒壊してしまい、再建して現在に至ります。したがってどの建物も修復直後ということもあり、朱が鮮やかな色をしているのが印象的です。
さて、本殿左手奥に進むと史跡生田の森があります。
「生田の森」入口
石碑の右奥の茂みに折れ鳥居などが安置されている
楠を下から眺む
鬱蒼とした一角になっていまして、平時は立ち入りできないのですが、小さな森を形成しており、いわゆる鎮守の森なのです。樹齢も300年近くある楠が生えており、その成り立ちの歴史の古さを物語っています。
境内も生田の森を含めてもそれほど広くありませんので小一時間あれば充分散策できます。
包丁塚や辨慶の竹、生田の森の中に置かれている折れ鳥居など史跡が多数あります。センター街から歩いて数分ですので、繁華街に疲れたらちょっと散策されてみてはいかがでしょうか。
大阪ではフライやコロッケなどの洋風の揚げ物を「あげもん」と呼びます。
「あげもん屋」
もちろん、メニューや店頭売り商品は「あげもん」がメインです。
お昼にされている定食も、トンカツ、コロッケ、エビフライと「あげもん」オンパレードです。
あげもん屋で売ってる揚げ物(あげもん)。美味しそうですね。
[参考資料]
牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
アゲモン【揚げ物】(名)の項参照
ちなみにOSX 10.4のことえりで「あげもん」と入力して変換すると「揚げ物」になります。ことえりは大阪弁対応?
悪のはびこるこの世の中、頼もしい味方かも?
焼き鳥居酒屋「正義の味方」
とにかく、正義の味方です。正義の基準は人によっても、社会によっても、時代によっても、国によっても、その信条によっても異なりますが、誰がどう、なんと言おうとも、とにかく貫き通すのです。
え、貫いているのは鶏肉?
以前に購入したeneloopも充電サイクルを何回も経過していることもあり、リフレッシュとチェックの意味を兼ねて居酒屋ガレージさんのブログや本店で紹介されている放電特性記録機能付きバッテリー放電器を作り始めました。
部品と基盤のセット
居酒屋ガレージさんでのバッテリー放電器プロジェクト開始が2005年2月ごろから。基盤が完成し、組み立てキットの頒布が2005年12月ごろ。気にはなりつつ、工作の時間が取れず(などと言い訳する)、ほぼ1年以上遅れでやっと現物を手元で作り始めることができます。
「できます。」であって「できました。」では無い所がミソ(笑)。
さて、現状ですが・・・
組み立てキットを分けていただき、手元に来たのが10月2日。
写真を撮影して検分し始めたのが10月3日。詳しい写真を撮影したのが10月5日。
この記事を書き始めて追加の細かい写真などを撮っているのが10月9日。
文章をまとめ上げて公開するのが今日の10月12日。
すでにスロースタートとなっています。オイオイどうする?本当に完成するの?状態です。
頒布元のアクト電子さんのページで紹介されていますので、参考にしながら製作となります。途中まで部品をそろえて組み立てようと心づもりをしていたのですが、そんなに多くは無いこの配線量にすでにめげてしまい、自作・手配線を挫折してしまいました。ハイ、もう根性無しです。
さて、アクト電子さんのサイトでは主としてケース加工に説明が多く割かれているので、当ブログではそちらは割愛させてもらい、基盤製作の方に主点を置くことにします。
とりあえず、今回は頒布内容について基盤、ケース以外の内容を検分します。
部品袋
FLUKE(突っ込みます!)の高確度テスターでの測定電圧が書き込まれたメモが見える
部品袋の中身
種類ごとに小分けの袋で収められている
大変ありがたい反面、袋詰めの手間がかかることが予想される
IC、スイッチ・コネクタ、圧電素子など
PIC、ICソケット、D-SUBコネクタ、押しボタンスイッチと関連部品
押しボタンスイッチのボタン部分は大きいものと小さいものが入っており好きなほうを選べる
小物部品
抵抗、コンデンサ、LED類が入っている
製作例では緑色LEDだったが部品は赤色LEDとなっていた(頒布元memoで記載あり)
トランジスタ類
MOS-FET(2SK2232)とトランジスタ類
トランジスタは抵抗内蔵型トランジスタRN2202(デジトラ)と2SC2458である
リセットICもこのパッケージに含まれている
LM385Z-2.5
測定した出力電圧がメモとして入っている
このデバイスは2.4684Vの出力である
測定時の周囲温度が18℃は、ちょっと涼し(やや寒)そうです
電池クリップ
上がUM-3、下がUM-4用で、どちらも4組分はいっておりどのようにでも作れる
セメント抵抗
放電用の負荷抵抗として使用する抵抗で定格5W1Ω
ねじ類とゴム足
ねじはユニクロメッキのもの
ナットもビスもフランジ付のしっかり締め付けるタイプ
LM385Z-2.5が出力電圧の測定をしてから出荷しているのは頒布のページに書いてありましたが、もう一つ測定しているものがありました。
電圧検出の心臓部とも言える1Ωの放電用セメント抵抗。5W1ΩJと書かれていますので、5%精度ですが、使用する4本全てに測定値が書き込まれています。写真では1本しか見えていませんが、他の3本全てにも測定値が油性ペンで書き込まれています。できるだけ差が少ないように選別していらっしゃるそうです。
なんとまあ、手間のかかる事を・・・・。
まずは、いろいろ見ながらちょっと手を加えてみようかと思案中。
【念のため、ご注意】
ここで紹介している内容は頒布のロットや時期によっては変更される場合があることをご注意ください。また、内容等が異なるなどの質問・苦情はアクト電子さんにお出しにならないようお願いいたします。部品の調達状況などにより変更される可能性もあります。
あくまでも、私が手にした頒布キットの内容であり、今後の頒布内容がこのままの部品類であることは、当ブログでは保障するものではありませんし、アクト電子の保障するものでもありません。
で~んでんむしむし、かたつむり~
泉商会「でんでんでんち」
電池と関連製品のお店ですが、電池一筋でなんとかなるものなのでしょうか。太陽電池等も取り扱っていらっしゃるようですので、広い範囲で電池関連の商品店舗のようです。
そういえばソニーエナジーテックのリチウム電池発火事故は昔PowerBookですでに経験済み(私の電池は火を噴きませんでしたが)なので、いまさら驚きません(笑)。
子供じゃないんですから、聞き分け良くしてください。
喫茶&定食「わがまま」
そんなに我を通したいですか?って、わがままなことです。
頼まれた注文品ではなく、出したいものを出す。そんな喫茶店がこのお店(てなわけはありません)。
どちらにせよ我儘でおいしいのか、まずいのか、どうでもよいのかまったく不明。
ほんとに我儘なんだから~!と客が我儘なのかもしれません(笑)。
大阪ローカルのCMに「551のある時~、無い時~」というのがありまして、あるときは家族笑いが絶えず、ないときはむっつりして悲しそうというストーリーのものがあります。かなりベタなCMですが、どうも憎めません。
「551蓬莱」本店
だいたいいつも豚まんを買う人が並んでいる
ガチャガチャしたなんばの一角でありがならかなり目立つ
近年大阪にこられたことが在る方はご存知かもしれませんが、老祥記をしのぐ勢いで大阪のというか関西の豚まんとして定着してしまった株式会社蓬莱です。
店舗には551という数字が書かれています。店も「551の蓬莱」という呼び方をします。
なぜ551なのか?これは語呂合わせで「ここが一番」という意味をこめてあるのですが、実は電話番号が551だったことに由来しています。
新しいもの好きの大阪人相手の商売らしく、店舗のドアに大阪で初めて自動ドアを設置するなどなかなかの先進性もあります。
さて、豚まんですが、新大阪駅や大阪駅などでは、お土産で持ち帰る方も多いようで、そこかしこで蓬莱の袋をもっている方を見かけます。1つの大きさがけっこうボリュームがあり、2つ食べると胸焼けするぐらいの大きさです。我が家でもお土産でもらったりしますが、晩御飯時に1つ食べてしまうとご飯は軽く1膳ぐらいしか食べることができなくなります。カロリー表を見ると1個で326Kcalもあります。ご飯茶碗に軽く2杯分はあるので、道理でおなかもいっぱいになるわけです。
他にもシューマイや焼餃子のほか、アイスキャンデー、冷麺なども販売しており結構人気があるようです。また、ミナミの本店そばには、アイスキャンデーの北極がありまして、ライバルとして熾烈な戦いをしています。もっともアイスキャンデーの歴史から見ると蓬莱はかなりの新参者ですが。
さて、この蓬莱、ミナミのかなりにぎやかなところにあるにもかかわらず、この電飾でかなり目立っています。昔はこの扇形のネオンでしたが、途中からこのレインボーな電飾に変わりました。
目立てば勝ち!の大阪ならではの店と看板というところに、またまた落ちてしまいました。
ちなみに蓬莱はぶたまんだけではなく、蓬莱パンチャン(レストラン)や蓬莱飲茶551などの店舗も経営しています。
前回に引き続き青色LED関連の書籍です。
赤崎 勇 著 青色発光デバイスの魅力 広汎な応用分野を開く
株式会社日本工業調査会刊
1997年4月14日 初版第1刷
1997年5月1日 初校第1刷 発行
ISBN4-7693-1152-4
青色LEDで前回紹介した書籍「青色」に挑んだ男たちで語られていた一人のうちの赤碕勇による著作です。
非常に丁寧に青色発光デバイス全般について図版やグラフも含めて一つ一つ解説されています。
当初の有望だったセレン化亜鉛(ZnSe)から始まり、窒化ガリウム(GaN)、無機および有機エレクトロルミネッセンス(EL)、さらに光二次高調波のための非線形光学デバイスまで一通りの解説を含んでおり、青色というより短波長の光出力を得るためのデバイスを網羅していると言ってもよいでしょう。
発行年がいまから9年以上前ということもあり斬新な内容とは言えなくなっていますが、逆に現状のデバイスの非常に基本的なところが解説されているので、各デバイスを調べるための予備調査としての資料的価値は非常に高いといえます。
もちろん、当時は有望視されていたZnSeなど、現在ではあまり話題に上らないものがあるというのは、技術の変遷により、致し方ないところではあります。
(敬称略)
普通、エスカレーターは直線で上るものです。
踊り場つきのエスカレーター
キャナルシティからハーバーランドモザイクへ続く通路に設置
このエレベータ、設置直後から何度も乗っていますが、設置会社や施設の方には悪いのですが、乗っている最中に踊り場で水平移動するため、私はこの短い距離のエレベーターでいつも酔いそうになるのです。
メーカーによると「高さによる不安感を解消し、視覚による心理的な圧迫感を緩和する」そうですが、私はいつも酔いそう・・・。なにせこの短い距離に2回も水平部があるので、乗っていてかなり変な景色の変わり方なのです。ううぇっ!っとなりそう。ごめんなさい。
このエスカレーター、メーカーによると「中間水平部付きエスカレーター」と呼ぶそうです。
そこまで命を駆り立てる店舗営業とはなんなのでしょうか?
「燦々亭」
命懸けで営業中の暖簾が恐ろしい
入る客も命懸けか?
味に文句をつけようものなら、「こっちは命懸けでつくっとるんや!なんや?文句あるんか?」とすごまれるのか、「うちらが至りませんでした。死んでお詫びさせてもらいま!」と謝られるのか。
どちらにせよ、命懸けで食べるに値するものが出てくるのでしょうか?
ちょっと、暖簾をくぐって入るのに引いてしまいます。
お店はチゲやキムチ、焼肉などをされている韓国料理がメインのお店で、辛味全開?
やはり、入っても甘くないようです(笑)。
エスプレッソ(espresso)は英語で言うexpress、急いでいるわけです。
スターバックス(Starbucks)
元祖エスプレッソコーヒーチェーン店
一号店は1996年8月に東京の銀座にオープン
スターバックスコーヒージャパンがフランチャイズ展開するコーヒーショップ。
だいたい(大阪では)どこの店舗もいつでも混雑しているという盛況ぶりがすごい。
今月は日本での業務開始から10周年となります。
これにちょっと似た看板の店もあります。
エクセルシオールカフェ(EXCELSIOR CAFÉ)
ドトールが運営しているエスプレッソコーヒーショップ
一号店は1997年7月に東京の芝浦でオープン
やはり丸い看板、周囲に文字、真ん中に意匠が入っています。たしか昔はもっとスターバックスの看板に似ていたはずなのですが。チョコクロなどで有名なドトールが運営するエスプレッソコーヒーショップ、エクセルシオールカフェです。
で、丸い看板のエスプレッソ店はこれだけではなく、ほかにもあります。
カフェベローチェ(CAFFÉ VEROCHE)
コーヒーチェーンのシャノアールが運営
ちょっと毛色が違うカフェベローチェというのがあり、こちらは看板の取り付け方法がスターバックスと同じ。ドトールと同じくコーヒーチェーン店のシャノアールが展開してる店舗です。
さらに丸い看板は続きます。
ホリーズカフェ(Holly's Coffee)
1号店は1987年の下鴨店がオープン
丸い看板のカフェ。同系統ですがこちらはエスプレッソではなく通常のブレンドコーヒーを主体として株式会社ホリーズの展開するホリーズカフェです。近畿圏をメインに展開されているので、京阪神以外では見たことが在る方は少ないかも。
で、通常は楕円形のタリーズの看板が丸くなっています。
タリーズ(TULLY'S COFFEE)
1号店は銀座に1997年の8月にオープン
通常は縦長楕円のタリーズですが、なぜかこの店舗では丸い看板が上がっています。しかもかなりクラシックな感じで、この店舗の入っているビルにあわせた雰囲気にしているようです。
さらに、丸い看板なんかと無関係と思われていた店舗が人気のパンを丸い看板にしてしまいました。
サンマルクカフェ(SAINT MARC CAFÉ)
第1号店は1997年春にやはり激戦区の銀座にオープン
パンと珈琲の同時売りが特徴のサンマルクカフェも丸い看板になっています。株式会社サンマルクホールディングスのサンマルクカフェ事業部の展開するフランチャイズカフェ店舗です。この看板にもあるチョコクロワッサンなどのようにパンと同時に珈琲を提供している店舗展開をしています。
私はコーヒーが大の苦手でして、おいしくいただいても1週間飲み続けると胃が痛くなる。昼下がりに飲むと寝られなくなる(子供!?)などがあるため、客先などで出てくる以外はよっぽどのことがないと自分から飲むことはありません。おいしいコーヒーを飲んだ時はほっとするところは良いのですがどうも体に合わないようです。
しかしこれらのコーヒーショップ、ものの見事に似通った看板でエスプレッソをメインとしているか珈琲専門店舗であることを印象付けてしまっています。先発のスターバックスによる貢献が大きいのでしょうが。
ま、丸い看板のコーヒーショップでエスプレッソもウリなのに丸くない看板のコーヒーショップにはシアトルズベストとドトールぐらいしか思いつきません。これらの店舗すらもいつ、この手の看板にするかは戦戦恐恐とした状態です。
それほど目くじら立てることもありませんが。
私の子供のころからずっと金網一筋です。
「丸国金網店」
金網のお店なのですが、なぜに日本橋でずっと店舗を続けていられるのか大変不思議です。
金網のかごなどが店頭につるされていて、長巻の金網も置かれています。
相当昔からなんですが、金網専門店という非常にニッチな業種の店舗をされていて、いままで続いている。日本橋の七不思議のひとつなのかもしれません。
いろいろな商売があるもんです。
文字いろいろ書きますの看板
「はい、書いてください。」としかいえませんね(笑)。
文字書き専門の職業といえば、書家(書道家)を思いつくのですが、どうもそうでもなさそうです。
看板などの文字書きかと思うと、どうもそうでもなさそう。
しかし、店舗のメニューなども書いてくれるようです。
う~ん、商売上手の書道家か、看板の文字書き専門なのか、よく判りません。
先日は天満天神繁盛亭をご紹介しましたが、あれから改めて天神橋筋商店街を踏破しました。
天神橋8丁目
ふれあいの街という看板があり、すでに天神橋筋商店街を主張していない
天神橋筋商店街北端は、ここ長柄小橋の袂の天神橋筋8丁目から始まります。
すでに遠方はかすんで見えません。しかしながらコレを商店街と言い切る自信はありません。
実際に総延長2.6kmという公称値は次の7丁目からスタートして1丁目までを指すため、ここは番外という状態になっています。
天神橋筋8丁目商店街のしるし
もう、街路灯に8の数字があるだけです。天神橋の文字すらありません。
天神橋7丁目(てんひち)
「てんひち」の文字が輝く
以前、質屋(ひちや)で記載させていただいたように、数字の七(なな)を「しち」と呼ばずに「ひち」と呼び習わすのが大阪人です。
このあたりからちょっと商店街の様相を示しており、販売店舗や飲食店舗などが軒を連ね始めます。
天神橋6丁目(てんろく)
いわゆる「てんろく」である
上本町筋6丁目(うえろく)と同様、大阪人の耳に残る地名のひとつ
この商店街からアーケードがつき始め、商店街の様相を示し始めます。道幅もやや狭いながらも店舗もほとんどがオープンしており、活気付き始めます。
天神橋5丁目(天神橋筋5)
天神橋筋商店街で一番狭くガチャガチャしている
さあ、いわゆる大阪的商店街の代表例です。道も狭く、道路にワゴンなどがはみ出してさらに狭さをあおっていますが、オバチャン人口がぐぐっと増えて、自転車も多くなります。天神橋筋5丁目、略して天五(てんご)。大阪弁で「てんご」とはイタズラ・悪ふざけを意味します。
天神橋4丁目(4番街)
扇町の阪神高速のガードを超えると4丁目である「天神橋4番街」となる
商店街のシンボルマークはてんとう虫
この近辺はフグ料理店で有名な治兵衛があります。
夫婦橋を渡って阪神高速の下を通って南下すると4丁目です。
JR天満から離れていくため、だんだんと人通りも落ち着いてきます。道幅も広くなるのでさらに歩きやすくなりますが、オバチャン人口は相変わらず多い状態です。
天神橋3丁目(天神橋筋3)
「てんさん」とも呼びます
商店街は天神花と鳥居がシンボルマークです
さて、ここら辺りから天六の雰囲気からだんだんと外れてきて、だんだんと垢抜けた感じになってきます。
この商店街はアーケード内に鳥居がつられており、日本の色の名前とその色に塗られています。
南側から順に「真朱(まそほ)」「桔梗(ききょう)」「浅葱(あさぎ)」「萌葱(もえぎ)」と彩られた鳥居がかかっています。また、天神橋筋商店街の中でもこの三丁目の商店街が一番長い区間です。
天神橋2丁目(天神橋2)
お迎え人形がお迎えしてくれる
ここから国道1号線をわたり南下することになります。大阪天満宮の参道といってもよい状態になります。天満天神繁盛亭はこの途中を東に折れた先、大阪天満宮のすぐ横にあります。
天神橋1丁目(天神橋1番街)
天神橋8丁目や7丁目にくらべると、さすがにすぐそばに大阪天満宮もあることや、すぐ南側の天神橋を渡ると北浜になることからけっこう、サラリーマン(差別語か?)も多く見受けられます。
これでざっと8丁目から1丁目までを通りました。
7丁目から1丁目まで通ると約1万歩あるそうで、ここを踏破された方は満歩状が交付されるそうですので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか(くわしくはこちら)。
天神橋筋商店街ですが、組織として全体が天神橋筋商店連合会になるのですが、1・2・3丁目(天一、天二、天三)、4番街(天四)、5丁目(天五)、6丁目(天六)までに各連合会があるのですが、7丁目からウェブは見つかりませんでした。商店街ですので連合会はあるとは思うのですが。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
ノーベル文学賞受賞作家川端康成の「雪国」の冒頭の部分です。
ブックオフ「ジェイアール鶴橋駅店」
ここは、パロディにさせてもらうと、「改札を抜けるとそこは古書店だった・・・」。
かなり文学的表現になりましたが、なんと改札が店の入り口に設置されていて、駅構内から直接入店できるのです。しかも双方向の改札機です。店舗入り口はちゃんと別なところにもあり、乗降客でなくともちゃんと入店できます。
ここを使うということは、もちろん途中下車指定の駅ではありませんので、完全に改札を出てしまうことになります。したがって、この改札から出て、この改札から入ろうとすると、定期でも持っているか、切符を持って店内をうろついてから乗るなどしなければ、不便で仕方ありません。
逆に言うと、定期を持っている通勤・通学客を狙った駅構内併設店舗。うまく考えましたねぇ。