このタイトルを聞いてピンと来た人は、大阪市北部を知っていることでしょう。
阪急三番街
今でもそうなのですが、地下街に川があるというのは、災害時に支障になるのではないかという議論がなされています。とはいえ、すでに川のある街、滝のある街(こちらはなくなりました)という、人を呼ぶアイテムをそろえて作ってしまうという、大阪的発想が見えます。
新規性や、珍しさ、アイデアもの。こういった一ひねりしたことが大阪人は大好きです。新しいもの好きというか好奇心が旺盛というか、はたまた過去の固執にとらわれないところが特徴です。
川どころか広い池の状態の場所もあり、大阪の人は慣れてしまったのかもしれませんが地方から来た人にはびっくりといったところでしょう。
池になっている
これ、どこかの商業施設の1Fもしくは、駅のコンコースの一角だといわれると納得するかもしれませんが、実際は地下2Fの光景なのです。ポンプで水を循環させ高低差をつけて流す苦労も大変だと思います。
滝のある街の滝の名残
このエスカレーターの右手の微妙なところが滝だった
川のある街、滝のある街としてオープンした阪急三番街ですが、滝のほうはさすがに経費がかかりすぎたせいか、近年になくなり、いまは装飾を施されており、知らない世代は、ここが滝で水が流れ落ちていたなど言っても信じないでしょう。
水の芸術・アクアマジック
ここはさすがに珍しさ満点なのか、よく写真を撮っていたり、見とれている人が多い
さらに呼び物が、この水の曲芸を見せてくれる場所です。
イルカのショーで輪くぐりをする芸がありますが、それを水にさせているのです。同じ強さで一定時間の間水を送出してカチッと止める技術とその維持・保守には大変な労力があると思われますが、ず~っと曲芸しています。
地下街に水が流れていても何も珍しくはない、と思ってしまう時点でカンサイなんですかね。
そういえば何年か前にO157騒動があったとき、あちこちの噴水が止まってしまいました。
そのときは、ここの地下街はどうなっていたんでしょう。
そういえば一時期、干上がっていたと思います。
確かに循環水ですので、細菌類は繁殖しやすいといえばそうなのですが。O-157の場合は100個程度の菌が入っても発病するに至るため、安全措置としてされたのでしょう。
ただ、今はまたどこも普通に噴水等は稼動してますよね。のど元過ぎれば・・でしょうか。
きたではなく、ミナミの一角では川ではなく、地面からの噴水があります
ぜひ、続けてレポートを、待ってますヨ
キタ(ちょっと外れではありますが)地下に巨大な噴水があります。
こちらと合わせてレポートする予定ですので、お楽しみにに。