甲殻類、アレルギーが在る方には大変恐縮です。
阪急三番街の現代彫刻
阪急三番街がリニューアルした時に設置されたと記憶していますが、赤い塗装のかかった鉄製のオブジェです。
いまやほとんど待合場所のベンチと化していますが、じつはこれ脇田愛二郎氏の制作されたモニュメントで、ロブスターのオブジェです。はじめに設置されたときから甲殻類の雰囲気を感じていたものの、実際にロブスターといわれると「ははぁ」となりました。蝦蟹の様相は感じていたのですが、西洋風なのでアメリカザリガニと勝手に思ってはいましが、さらに高級なロブスターだったようです。
ロブスターは未だ直接食したことはなく、水族館などでお姿を拝見しただけ(笑)でして、食べたものといえばロブスター風味というのが情けないところです。
いまや待合場所や休憩所として皆さんお座りですが、実は芸術作品だったのです。
まぁ、鯱張って気構える必要はありません。風景と街に溶け込んで生活の一部として存在するのです。これも芸術作品の社会の中の地位、あるいは接し方のひとつなのでしょう。
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