関西できつねうどんの事をしゃれてこういう場合があります。名古屋では一般的な呼称です。
しのだ定食
なぜか大阪ではなく神戸で見つけた「しのだ」定食である
信太山のキツネにかけて、キツネは油揚げ(あげさん)が好物ということから、しゃれてきつねうどんのことを「しのだうどん」もしくは単に「しのだ」と称することがあります。
きつねうどんは松葉屋本舗が発祥で、初代の宇佐美要太郎氏が明治26年にうどん店として開店し、客が別皿で出していた揚げをうどんの上に乗せたことから生まれたメニューだそうです。二代目の宇佐美辰一氏が「松葉屋」として継承し「きつねうどん口伝(筑摩書房刊)」を記しました。
現在は三代目の宇佐美正弘氏が屋号を「うさみ亭マツバヤ」として「きつねうどん」を継承しています。
「ウサミ亭マツバヤ」
寒い季節は元祖のきつねうどんの他に、おじやうどんも良く出るそうである
すっかり大阪の文化として「きつね」が定着しているのではないでしょうか。
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