地方から大阪に来て一番混乱するのが、大阪をあらわす駅名でしょう。
JR大阪駅(JR西日本)
JRだけは大阪駅なのである
梅田駅(阪急電鉄)
JRに乗っているとよく見えるのは対抗意識からか
梅田駅(阪神電鉄)
阪神百貨店ビルに示された梅田駅
梅田駅(大阪市交通局)
地下鉄梅田駅と言われるとこの駅に来なければならない
さて、これらの駅名で同じ地理的位置を表すものはと言うと、大阪駅=梅田駅なのです。
それにひきかえ、新大阪駅と大阪駅は同じ位置にはありません。ちゃんと路線上で一駅あり、歩いて移動しようと思えない距離を離れています。新幹線で大阪にこられた方はご存知でしょうが、新幹線を新大阪駅で降りたら在来線に乗り換えて一駅移動しないと大阪駅になりません。
関西は私鉄がハバを効かせているので、大阪起点で移動するのが一番よいのですが、新幹線の駅からはちょっと便が悪いといえます。
なぜ梅田というかなのですが、東京では足立区にも梅田という地名がありますが、大阪とは由来が違います。
もともとはこのあたりは湿地帯であったのを埋め立てて田畑にしたことで「埋田」という知名だったのですが縁起が悪いということで「梅田」の文字をあてたらしく、梅の由来に綱敷天神社御旅所の梅塚の紅梅ということだそうです。
綱敷天神社御旅所(茶屋町)
もとは太融寺町にあったが、こちらに移転
2007/06/14 追記
駅の建物に書かれている阪急梅田駅をやっと発見。阪急梅田駅が掲示されている写真を差し替えました。
見た覚えがあったのですが、JR環状線に乗って初めて思い出しました。JRから見える位置に設置されているのは対抗意識があるからなのかもしれません。
こうやって並べてみるとどれも表示の文字が青いのが共通点のように思えます。どうしてみんな青い色で文字を掲示しているのかはまったく判りません。JR西日本はコーポレートカラーだとしても阪神電鉄(たぶんグリーン)や阪急電鉄(たぶんすみれ色)はどうして青で表記されているのか...。
コメントする