大阪の「名物」ともいえるかに道楽の動くカニの看板ですが、これとはちょっと違うようです。
毛ガニ(Erimacrus isenbeckii)
色といい細かい毛が生えている様相といいかなりリアル
タラバガニ(Paralithodes camtschaticus)
右のハサミが大きいところは本物へのこだわりか
しかし体色はどう見ても茹で上がり後のようだ
かに本家のすすきの店にある巨大看板です。
札幌のすすきの(薄野)にありますが撮影したのは昼前でどの店もシャッターがしまった状態でして、北新地を昼間歩くより開いている店舗は少ない状態です。北新地のほうは、まあ、オフィス街ともいえますので条件が違うのでしょう。
タラバガニですが、カニと名前の付いているものの足がカニに比べて2本1対少なく、カニではなくザリガニの仲間です。この看板のように右のハサミ(第1歩脚)が左に比べて大きい点が特徴です。シオマネキみたいに極端ではありませんが、気をつけていないと見逃します。
大阪の「動くカニの看板」で有名な「かに道楽」のカニはズワイガニ(Chionoecetes opilio)です。ズワイガニはマツバガニともエチゼンガニとも呼ばれているようです。ややこしい。
これは立体看板だけで、動かないのですよね。
ここのカニは動かなかった・・・はずです。
別店舗では同じようにズワイガニの動く看板があり、
元祖!かに本家「動くカニ」
と、自慢しています。
カニ将軍グループという、これまた別の巨大カニの看板を使う店舗が北海道にもあり、大阪専売では無いようですね。