おもいっきり誘われています。というか、同意を求められているというか。
居酒屋「食べようぜ」
ハングル併記も強烈である
「何を?」
と、素朴に聞き返したくなります。
「ここで食べようぜ」とか「うまいもん食べようぜ」ではありません。主語が欠落しており非常に不安を煽り、聞き返したくなります。
「じゃ、食べようぜ」とすでに、食べる物が決まっているわけでもなさそうです。
入った客が食べられる・・んな事は無いです。
おもいっきり誘われています。というか、同意を求められているというか。
居酒屋「食べようぜ」
ハングル併記も強烈である
「何を?」
と、素朴に聞き返したくなります。
「ここで食べようぜ」とか「うまいもん食べようぜ」ではありません。主語が欠落しており非常に不安を煽り、聞き返したくなります。
「じゃ、食べようぜ」とすでに、食べる物が決まっているわけでもなさそうです。
入った客が食べられる・・んな事は無いです。
ざくざく。某アニメに出て来る緑色とか赤い彗星(3倍速い)とはちがいます。
うざく(鰻ざく)
鰻の蒲焼きを細く切り、キュウリもみと合わせて三杯酢で和えます。
この時期、食が進まない暑い日には酒の肴にも、おかずの一品にもなり、美味しく頂けます。
このネーミング、京都かなとも思うのですが、大阪かもしれません。
大阪で「ざくざく」というと、キュウリもみの事を指します。キュウリをざくざく切って塩で揉んだものです。切る時の音を指して「ざくざく」という名前になったのでしょう。
地方に行くと、ざくざくと称するものは大概、野菜を切り刻んだうえで味付けをした料理のようです。みょうがのざくざくなど、何のざくざくなのかが頭に付いています。
さて、「うざく」ですが、「うなぎ」と「ざくざく」を合わせた料理なので、合体したネーミングが「うざく」。
鰻の料理は「う」だけが残って料理の名称になっている場合があります。
たとえば「うまき(鰻巻き」。鰻を巻き込んだ卵焼き(出汁巻)です。
「うぞうすい(鰻雑炊)」は鰻の入った雑炊。
「うな」まで入るともっと多い料理名が出てきます。
でも、うざくという料理を知らなければ、いったい何者なのかさっぱり判らないですよね。
今日(7/30)は、土用の丑の日だそうで、スーパーや鰻屋などは鰻メニューで大繁盛でしょう。
土用の丑に鰻を食べる風習の元で、一番の有力説は平賀源内の発案かと思われます。が、太田南畝の発案と言う説もありまして、はっきりとした事は判りません。
鰻の稚魚の出所はマリアナ海溝のある海域付近ということが調査で判りましたが、なぜにそこで卵を産んで孵化し、日本にまで(食べられに)回遊してくるのかが不思議な所です。まあ、美味しいので良しとしましょう。
タイトルが示す通りそば打ち男へ対する批判のはずだったのですが…。
残間里江子著 新潮社刊
それでいいのか蕎麦打ち男
2005年 9月25日発行
ISBN4-10-478201-7
いわゆる団塊の世代の男どもへの批判を交えた内容かと読み進んで行くとどうも違います。
なんとなく団塊女から見た団塊男や団塊女へのおかしい所への批判だったのが、途中から団塊の世代に頑張ってほしいエールだったり、団塊の世代ってすごい!という半ば自慢に変わって行ってしまい、終わりに近づくほど読み進むのが辛くなってしまいました。
手にした際の動機というのがこ本のタイトルである「蕎麦打ち男」の意味する所。
2007年危機とかいわれる少し前に出版された本ですが、冒頭の部分で、団塊の世代の男どもは退職や今後の趣味に蕎麦打ちを選ぶ。その自分で打った蕎麦を家族だったり親戚だったりご近所に振る舞う。「どうです?うまいもんでしょ。」という口には出さない自慢と自信をもちながら。趣味をまわりに自慢するものの、いままでそんな事をした事の無かった人。
「蕎麦打ってる場合じゃないでしょ。もっとほかにする事があるんじゃないの?まだまだ頑張れる世代じゃないの?」というのが著者の言い分です。
確かに手打ち蕎麦というのは流行っています。蕎麦という文化を知るためには大変良い事だと思いますし、巧く打てればおいしいそばにもありつける。
蕎麦打ち男に対する批判の主旨は、私には確かにハッとするものがありまして、電子工作をやってちょろちょろと作っていても結局蕎麦打ち男と同じで単なる自慢、自己満足でしか無いのではないか?これは趣味としてやって行くには、どうも寂しい事なのではないか?などと自問してしまったためです。
蕎麦が巧く打てても、蕎麦屋にはなれないというプロ(上野薮蕎麦の店主)の意見。
店舗で提供するには常に一定水準以上の品質の蕎麦を提供するだけでなく、いかに短時間で打ち終わるかといった事から、温かいそばもありますし、そばつゆ、天ぷら、鴨などの具材の調理、仕入れや経営と言った総合的な技術・技能を要求されるからです。
蕎麦打ち名人はあくまでアマチュア。
そこらあたりを勘違いして蕎麦屋を開いて失敗するという話もありました。
いや、耳が痛い。電子工作で言えばハンダづけは名人です。といった所でしょうか。
現役時代には携わっていましたからこのようなプロとは何かという意見は充分承知しています。
電子工作で生計を立てるつもりは毛頭ないのですが、蕎麦打ち男へ対する批判の主旨が、自己満足・自己完結というアタリがなんとなく引っかかります。
と、まあ、かなり凹みながら読み進むと、どうも内容が変わってきまして、団塊の世代に対する批判をくるむように褒め言葉、自慢、激励がだんだんと増えてきます。
団塊女から発したちょっと辛口のお小言の後、「団塊世代よガンバロー!」みたいになってしまいまして、団塊の世代では無い私はすこししらけてしまったのがちょっと残念です。
最後には自分自身の経歴に対する自慢のような内容と、自分自身への激励で締めくくられてしまいました。
「団塊女だって捨てたものじゃないでしょ?」みたいな。
う〜ん、定年退職というイベントは私も遠い先の話ではないので、蕎麦打ち男に象徴される内容に根拠のある批判とこうすれば良いのではないかという提案が見たかったのですが、どうも当てが外れたようです。
とはいえ、団塊世代の考え方や物の見方、行動指針などはある面を的確に突いていると思います。指摘や批判の内容が単なるステレオタイプと言えばそうなのかもしれません。
団塊世代の人、それより手前の人、関係無さそうな世代の人、どの世代が読んでもそれなりに楽しませてくれる本です。
以前、昆布ビルというのをご紹介しましたが、またもやストレートなビルです。
きものビル
横の小番頭の前掛けにも「きものビル」の文字が…
たしかに着物などの和装関係しかありません。着付け教室などもされているようですので、全く持って和服の着物のみ。
潔い物です。
和服文化の継続維持に傾注していると言えるでしょう。
店舗入り口は1階なのですが、店舗のフロアは2階です。
ごめんなさい
店舗の暖簾をくぐるとすぐ、けっこう急な階段で2階に上がらなければなりません。
都市部では土地代が高いので多層階の建物があたりまえなので気にしないのですが、ここまでへりくだられるとこちらも何か悪いことをした気持ちになってしまいます。
せめて、「お足元にご注意ください」にしてもらえれば、こちらも気を遣わずに済むのですが、「ごめんなさい」と切り出されると、恐縮してしまいますよね。
大阪の屋号は~屋という名称が多いのですが、これはどうしましょう。
「ねぎや」
ねぎや、です。
ねぎしかありません。やっこネギ、下仁田ネギ、わけぎなどはありますが、白菜や大根は無い。
そんなわけは無いと思いたいです。
いわゆる五階百貨店の一翼とも思える場所に創業50年以上の老舗が。
マルエス商会
周辺がどんどん変遷する中で、変わらず営業されています。
場所的に、日本橋五階百貨店のある一番角に相当する日本橋4丁目に位置していることもあり、工具全般の取扱がある店舗です。
創業50周年謝恩セールとの事ですので、かなりの老舗です。なんだか老舗が続きますが。
五階百貨店界隈の工具店はどこもそうなのですが、ある程度自分の店の商品が特化されている部分があります。そのせいか、どの店に入っても「ナニナニある?」と聞けばすぐに返事が返ってきます。「なんぼいるの?」と言われれば店頭在庫有り。「取り寄せなるけど」となると取扱はあるものの店頭在庫がない場合。「ごめんなぁ」と切り出されると扱っていない商品だったわけです。
取扱が無い物をむりやり取り寄せ出来ると言って客を長々と待たせる事無く、けっこうサバサバしています。なかには「ドコドコの店においてあるで」と親切に教えてくれる場合もあるほど。商売気があるのやら無いのやら。
人肉嗜食なのでしょうか、このお店。
「EAT-MAN」喰人
カニバリズム
人肉を食うこと。狭義には、その社会の中で宗教儀礼として認められた食人の慣習をいう。人肉嗜食(シシヨク)。食人。
(三省堂「大辞林」CD-ROM 第三版より引用)
英語で人食はmaneaterですので、eat manと来ると、人を喰えと命令形です。
ほんとに人を喰った話ですねぇ。
恐ろしいのは24時間営業な点。吉野屋みたいに少ないメニューで勝負しているわけではありません。
普通に和風の居酒屋メニューが並んでいます。
十三や新天地じゃあるまいし、朝から呑んだくれている人がいるとは思えませんが、タクシー飛ばして帰るより朝までねばって始発で帰る方がマシな人のための溜まり場なのかもしれません。
明石海峡を渡るには橋を渡るかフェリーに乗るかというのが一番最初に思いつきます。
たこフェリーのりば
「ようこそたこフェリーへ」といきなりK.O.しそうな文句が書かれている
明石海峡を車や二輪で渡るにはフェリーか明石海峡大橋を渡るかなのですが、断然安いのはフェリーです。ただし、並んで待つ覚悟があれば…なのですが。
明石海峡を渡るフェリーのひとつに、明石淡路フェリー株式会社の就航している「たこフェリー」がありますが、ネーミングのユニークさもさながら、フェリーの待合も大変ユニークです。
パパたこ神社
明石と言えばたこ・・・って
どこの神社からも分祀されていませんのでシャレで祀られた神社です。おみくじはガシャポン®だそうで、何が出るかは不明です。いちおう「こころもからだもハッピー『パパたこ神社』」というそうです。待合の暇つぶしに、記念撮影にどうぞということのようです。
トイレもたこ
トイレのガイダンスピクトグラムもたこ
たぶん、外国人にはわからないだろうなぁ・・・
いや、暑い、暑い、暑い。イヤな季節になりました。
セミの無く声が聞こえて来ると、夏本番です。まだ天神祭まで少し日にちがありますが、もう大阪では夏真っ盛と言ってしまって間違いありません。
ところで、大阪で良く聞くセミの泣き声は?と聞かれての主な答えは
「シャァ、シャァ、シャァ…」
という、クマゼミの鳴き声か
「ジ〜〜〜〜〜」
という、アブラゼミぐらいしか、大阪都市部では聞こえません。
(もちろん、ほかのセミも生息していますので聞こえてくるのですがあくまでも主立った鳴き声としてください)
で、関東に行くと良く聞くセミの鳴き声は
「ミーン、ミン、ミン、ミン、ミー」
というミンミンゼミが良く聞こえてくるのです。
首都圏で製作されるアニメのセミの声などにもミンミンゼミが使われる事から判るように、ミンミンゼミは関西にはあまり見られないセミなのです。逆にクマゼミの方が少なく、少数派ということのようです。
まあクマゼミも北上して関西方面から関東へ広がっているということですのでいずれボーダーラインは無くなり、グローバル化してしまうのでしょう。またクマゼミは山間部に少ないという事もあり、沿岸部都市である大阪の都市部で余計に耳につくのかもしれません。
会社の隣の公園の木に大量に発生したのか、五月蝿くて仕方がありません。
歩いて横を通ると、セミの声のシャワーを浴びせかけられ、暑さとの相乗効果でぶち切れそうになります(笑)。
ああ、暑い。
みなさんの回りのセミの声に耳を傾けてみてください。何が鳴いていますか?
参考サイト
環境省(旧環境庁)
第5回身近ないきもの調査(セミのぬけがら)
報告サイト http://www.biodic.go.jp/reports/5-2/n001.html
第6回身近ないきもの調査(セミの抜け殻)
報告サイト http://www.biodic.go.jp/reports2/6th/semi/index.html
最近よく目にするようになった言葉ですが提唱されたのは結構前です。
武村政春著 講談社ブルーバックス B1544
生命のセントラルドグマ 〜RNAがおりなす分子生物学の中心教義〜
2007年2月20日 第1刷発行
ISBN978-4-06-257544-7
セントラルドグマとは・・・
セントラル–ドグマ〖central dogma〗
遺伝情報の伝達·発現に関する分子生物学の一般原理。遺伝情報は核酸から蛋白質へと流れ、逆流することがないとする。一九五八年にF=クリックが提唱。中心教義。中心命題。中心ドグマ。
三省堂 大辞林 CD-ROM版 より
この本では遺伝子でもなくタンパク質でもなくRNAを中心として分子生物学的立場から解説をされています。
よくDNAの4種類の塩基からコードされてタンパク質がリポソームで合成されるとさらりと書かれてしまっていますが、実のところは各種のRNAが複雑に関連する分子たちと相互作用を行う大変微妙なシステムなのです。
DNAから出発して最終的にアミノ酸からタンパク質が作られる過程の現状解明されている部分をその主役たるRNAを主人公にして丁寧に解説してくれています。
中でも「はぅ」とさせられた文章があり、大変印象深かったので引用させてもらいます。
p.156から抜粋・引用
科学番組などで放映されるコンピューター・グラフィックスでは。あたかも一つの分子が、ある目的をもってもう一つの分子のところへ自発的に移動し、そこでうまく相互作用しているように描かれる事が多い。
〜中略〜
しかしながら、あれはおおいに間違ったイメージである。細胞のなかはあのような「スカスカ」状態ではなく、じつはさまざまな分子がひしめきあっている。
将にそのとおりなのです。実際の分子間相互作用の分子動態シュミレーションを行う場合、真空中であるかのごとく計算を行います。それでもかなりな計算量があるのですが、忘れてはならないものがあります。
それは水。
生体細胞内は多大な水分子で満たされており、タンパク質などもすべて周囲に水分子が取り巻いている中で相互作用が行われるわけです。NHKスペシャルなどで描かれる細胞の中はまるで宇宙空間をパイロットが操る宇宙船かのごとく酵素などが活躍していますが、まるっきり実際とは違うわけです。ブラウン運動が示すように、アトランダムな分子の運動の結果で偶然有効な相互作用が行われるわけで、あのようにすいすい目的の分子が移動する事はあり得ないのです。
計算能力の向上から周囲に水分子を配した状態で分子動態をシュミレーションする事が始まりましたが計算量は膨大になり地球シュミレータークラスでも簡単には動態を解析できないのが実情です。
また、生命の元として取り上げられるのがタンパク質です。
現在DNAを元にタンパク質の解明は進んでいるのですが、それでは判らない部分が実は暗黒物質のように存在します。
それは糖を中心とした生体内分子である糖鎖です。またタンパク質に糖が付いた(修飾された)ものもDNAを調べているだけでは判りません。出来上がったタンパク質の動態を調べないと判りません。
現在タンパク質の陰に隠れた糖鎖を中心とする研究はその入口に付いたばかりであり、これからの解明が期待されます。
実際に糖鎖を利用した医薬品なども徐々に製造されているようですので、今後の発展次第ではタンパク質と並ぶ分子生物学の基礎の一翼を担う事になるでしょう。
世の中、ナンバーワンを自称する人が多いです。
お好み焼き・焼きそば「ニューナンバーワン」
ただのナンバーワンではありません。(多分)新しいという意味で「ニュー」が冠せられています。
新・一番です。
さっぱりわからない・・・。
読みがわかるまでかなり悩みました。
カラオケ莉罵亜(RIVeR)
まあ、たしかに「リバア」と読めなくも無いのですが、ちょぉっと無理があります。
よもやヤンキーなカラオケではあるまいかと考えたりもしますが、まあ普通のカラオケ喫茶・ラウンジなのでしょう。うん。
√7って覚えてますか?
√7 = 2.64575131106459....。無理数です。
ルート7
道のルートに掛けているわけではありません.そもそも綴りが違います。
なぜに7の平方根なのか全く不明。どうしても判りません.
√2 = 1.41421356(ひとよひとよにひとみごろ)
√3 = 1.7320508075(ひとなみにおごれやおなご)
√5 = 2.2360679 (ふじさんろくおうむなく)
これぐらいは覚えましたが、7の平方根は覚えていませんでした.
たぶん、長さの比が3:4:5 で直角三角形が成立するというのがあったのと三角定規の辺の比(1:√2:√2と、1:2:√3)に使われていたので、これぐらいは覚えましたが。
いまや電卓で簡単に平方根は求めることができますが、開平法で計算しろといわれるとつらいです。
この記事を書くのに手計算してみましたが、やっぱり大変ですねぇ。他の無理数に比べるとましですが。
これまた古くから日本橋で営業を続けている電器店です。
マルタンムセン(本店)
創業昭和28年(1953年)と言いますから、もう50年以上も日本橋で営業している超老舗のマルタンムセンです。だいたい「なんとか無線」という店名で電器店を営んでいるお店は古いと思って間違いありません。
マルタン無線はこの本店以外にも南側にファミリー店がありますが、どちらもまだまだ日本橋は頑張っていると思えるような、総合家電専門店です。
日本橋の電器店の楽しみという何か。
それはもう、型落ちした商品や新古品、展示処分品などの大幅値引きをした商品が目当てです。
良く見るととんでもない値段で売られている時があるので、侮れないのです。
このあたりは古い商品はさっさと売り切ってしまい、常に新商品を並べる大型量販店と違う所です。
足しげく通い、店員と仲良くなるとこっそり激安情報を教えてくれる…かもしれません。
これは三次元空間では実際には組み立てられない形状です。
パーキングタワーのマーク
カラフルでかなりお茶目です。
こっそりと、立体駐車場の建家の横に描かれており、私のように上を見ないと見つけられません。
まるでエッシャーの描いたパーキングマークです。
三次元空間内では絶対に実現できません。一方向から見てこのように見えるものは作れてもこのような立体として成り立つものは作れません。
よもやこの立体駐車場の中が四次元的に拡張されているとも思えません。
なんともシュールなパーキングです。
前乗り、後乗り。関西と関東の明確な差があります。
【前乗り】
都営バス(東京23区内)のバスに乗るときは乗車時に料金を払います。
すなわち、「カネ払うたら好きなところで勝手に降りて。」
ってな事なわけです。まるで木戸銭ですね。
【後乗り】
大阪市バスでは乗車時には何もせず、バスから降りるときに料金を払います。
たとえ固定料金であっても下りるときに払うのです。
これは、「あんじょう乗ってくれておおきに。お代はこちら。」
という、実に強かな料金システムです。
ただし欠点といえば、混雑時にドサクサで後から乗ってドサクサ紛れに後の入り口から降りてしまえばただ乗りできてしまいます。
これは前乗りのシステムでは許してもらえません。かならず運転手の前を通ってお金を払ってからでないと乗れないからです。
料金前払いか後払いかというシステムの差なのですが、立ち食いなどにも同じ形式が見られます。
最近は店員にお金を扱わせないというセキュリティの関係か多くなってきてしまいましたが、関東では食券を買って(先払い)食べ終わったら、勝手に帰ってくれという形式。
関西では食べ終わって満足したらお金を払って帰るという、あくまでも提供されたものに対する評価が対価を支払う手続きで存在します。
「もらうだけもらったらあとはどうでも」という文化か、「よっしゃ、これなら払ったる」という文化かという違いが根底にあるとしか思えませんがいかがでしょうか。
もちろん、この関東前乗りはあくまで固定料金の路線バスに限られます。
関東エリアでも路線の距離が長くなり、乗降時に整理券を取るなどの利用距離の差で運賃が変わる場合は後乗りです。
狭い路地などで通る車が家に擦ってしまうことがあります(私は自宅車庫以外ありません)。
「車アテルナ」の看板
そうとう、擦られているようです。
語調から怒りが見えます。
いちばん擦られる所にこの看板を設置したのでしょう。この看板自体はまだ擦られていないようなので効果はあったのかもしれません。
擦ろうものなら、2階の窓から生卵が落下して来ます(ウソ)。
よく赤札市や大売り出しに「赤字覚悟」なんて文字が並びますが、そんなの甘い甘い・・。
店長クビ覚悟のポップ
いや、ここまで潔いと拍手ものです。
肝が座っているというか、大阪的コピーと言うか(笑)。
この写真撮影後に、この商品または店長がどうなったかは追跡していませんので、消息や結果は不明。
と、書くと余計に気になりますよね。ふふふふ。
焼き鳥などの串焼きメインの居酒屋だとおもうのですが。
炭火串焼「笑いや」
なんども取り上げていますが、「なになに屋」というのは、大阪弁の「なになにである」に相当する「~や」にかけられることから、この語尾をもじった店名が多くあります。
しかし、これはちょっと微妙。
「笑いや」となると「笑い」が売り物の店なのかと。そうなると店舗内で常時寄席が開かれる、芸人がいるなど笑いネタがメインのみせかなあと勝手に想像しておきます。
カチカチ山の狸、火は点けられるわ、泥の船に乗せられるわ、災難どころではありません。
かちかち山
24時間営業中が店舗名かと思ってしまう
ちょっと上の写真では判りにくいですが店舗入口にたぬき(の剥製?)が立っているのです。
しかもビールジョッキ持って。呑んべなたぬきです。
勝ち狸
ちゃんと足元にかちかち山の絵本がおかれている点に注目
ここのお店に入ると背中に火をつけられる勢いで呑む(なんだそれは)というお店でしょうか。つらいなあ。
日本橋とはいえすでに電機街ではなく黒門市場側です。
「末広湯」
まだまだ、日本橋界隈には銭湯は残っており、営業を続けていらっしゃいます。
この末広湯では手ぶらで来ても入れる「手ぶらセット」というワンコイン(500円)入浴のサービスがあり、入浴料に加えて貸しタオルと貸しバスタオルのほか、シャンプー・リンスなども含まれていますので、本当にふらっと立ち寄ってもゆっくり銭湯を楽しめる事になります。
汗かきの私にはだんだんと厳しい時節になりました。今度、寄って見ようかな…。
大阪の銭湯は普通、○○温泉という名称が多いのですが・・・。
「ゆぽぽ」(大運橋温泉)
ここは正式名称は大運橋温泉なのですが、愛称がゆぽぽ。
なんともかわいい名前です。
愛称が付いても普通の銭湯なのですが。
トイレットペーパーにも大阪的精神がしみこみます。
東西の嗜好の差
トイレットペーパーですが、メーカから出されている製品にシングルとダブルというのがあります。いわゆる1枚モノと2枚重モノがあります。大阪というか関西圏はなぜかシングルが好まれます。
その原因と思しきところが、その長さ。
通常55mという長さが示されていると、シングルのものはそのまま55mあるのですが、ダブルでは2枚重ねの合計が55mですので、27.5mしかありません。
確かにふき心地(笑)はダブルのほうがソフトでよさそうなのですが、やはり関西人はコスト意識が強いせいか使える長さの長いシングルを購入する割合が高いのです。「だって、ダブルってすぐなくなるやん」というわけです。
まあ、昔はトイレットペーパーではなくちり紙を使っていましたから、ダブルやシングルといっても好みの問題なのでしょう。
ちなみに我が家ではシングルです。やっぱりダブルはすぐに無くなる(笑)んで。
どうみてもここで泳いでいる魚は食べられない魚かな・・。
居酒屋「酔族館」
ここは赤い顔をした哺乳類が泳いでいるのでしょうか。
いやいや、それは酔っぱらいの居るプールかそれは。
とある中古レコード、CD、DVD買い取り店の裏側です。
看板
古びた恋の・・・
・・・思い出は買えませんが
レコードなら買います。
いやあ、買ってくれると嬉しいな〜!
と、言えるほど思い出ありません(涙)。
そういう思いを買ってくれるお店ないんでしょうか。
カタカナで書かれると、ちょっと困ります。
「フケ 歯科・皮膚科」
フケの歯科と、フケの皮膚科。なんとなくいや〜な感じがしてしまいます。
せめて漢字表記にフリカナを併記してくれるとこちらもびっくりしなくて済みます。
「フケ医院」
ちゃんと「福家」という漢字の名字があって、これを「フケ」と読むのだそうです。
性病科も診療科目にあるのですが「フケ性病科」と言う表記が無かったのが救いです。
医療業務に就くと誤解を招きそうな名字です。そう、薮(やぶ)医院のような例と言えるでしょうか。
本人のせいでは無いのは判っていますが、やっぱりなんとなく・・・。
どうしてこの2つを並べて記載するでしょう。自動販売機が並んでいるだけと言えばそれまでですが。
たばこジュース
それぞれの単語の色こそ違え、どう見ても「たばこジュース」です。
あいだに「と」の1文字があるだけで、絶対にこういう思いに至ることは無いはずなのですがねぇ。
元々はアンテナやケーブルなどの電材、工具、懐中電灯のほか、メガホンなどの構内放送機器などを扱っていました。
「トヤマ電機」
ヤマトではありません(笑)
現在では防犯カメラ、HDDレコーダーなどの防犯機器も豊富に取り扱っているトヤマ電機です。
セキュリティ関連の取扱につきものの盗聴や盗撮(ワイヤレスで送信するカメラ)の発見器なども販売しています。そのほか電波法上は大丈夫かと心配になる無線カメラの妨害装置(ジャマー)も取扱があります。
映像・音声関連のお店だったのですが時流がそうさせたのか防犯関連の機器の取扱が充実しています。
しかし、最近の日本橋は防犯館や伊豆美を始め防犯関連の取扱ショップが増えました。これらの需要があるというのは反面、いやな時代になったものです。
以前、自動改札機に投入する切符を、札幌では表裏どころか向きまで指定されたというコメントを頂きましたが、今でも裏向けがダメのようです。
札幌市営地下鉄の自動改札機の乗車券投入口
裏向けに突っ込んで見事に改札機に怒られました
札幌の地下鉄の自動改札機です。
関西人としてあたりまえのように券面を裏向けに入れたところ、アラームが鳴り切符を吐き出されました。一瞬何が起こったのかと大変度惑いましたが、切符投入口を見るとご覧の通り。
なんと券面をオモテ向けにいれないと受け付けてくれないのです。JR北海道の改札機はOKだったのですが、地下鉄は許してもらえませんでした。
確かに機械自体は反転機構や読み取りヘッドの裏表対応などが無い分、安くはなるのです。
でも、これは大阪人だったら絶対許してもらえないでしょうねぇ。絶対に裏向けに突っ込みまくった上に駅員へ文句を言う例が多すぎて結局対応させられますよ。間違いなく。
服の生地の話ではありません。
木綿と絹
すき焼きといえば焼豆腐が入るのですが、これは関東が主流の料理だからという理由が考えられます。
この焼豆腐、通常は木綿豆腐で作ります。
しかし、関西では京都を主として豆腐の嗜好は木綿豆腐ではなく、口当たりも柔らかい絹こし豆腐なのです。
全体的な豆腐の消費量から見ると絹こし豆腐が一番多いのですが、地域性があり、関西では実際に売れる割合は木綿より絹こしのほうが多く、大阪以外の地方では木綿豆腐の方が多く消費されるようです。
製法としての違いは木綿豆腐は凝固した豆乳を圧搾して固め直しますが、絹こし豆腐は型枠の中で凝固させて圧搾しません。
我が家でも、なにか木綿豆腐をつかう料理を作ろうとしない限り、味噌汁や料理などに使うのは絹こし豆腐です。
好みというか地域性もあるとは思うのですが、関西人から見ると固くてゴワゴワした木綿豆腐はどうもなじめないものがあります。あの絹こしの柔らかな舌触りと喉越しは木綿豆腐では得られません。箸でつかみやすいのは木綿豆腐なのですが。
関東人から見ると「うげっ!」となりそうなのかもしれませんが、すき焼きに絹こし豆腐を使うというのも当たり前という家庭も多く、どうも関西人の嗜好には木綿豆腐より絹こし豆腐のほうが合っているようです。
私の個人的な嗜好に属することを承知で言わせていただくと、ちゃんとした木綿豆腐なら食べたいと思いますが、味の薄い固いだけの昨今の通常に販売されている木綿豆腐は閉口します。固い豆腐がキライかというとそうでもなく、沖縄の島豆腐などは大好きですよ。
参考サイト
日本豆腐協会ウェブサイト http://www.tofu-as.jp/
指示代名詞です。
スナック「これ」
比較的近自分に近い対象を指す指示代名詞の「これ」。
極近くに行かないと、この店舗の名称が使えません。「これ」は何所?と、遠方で聞いても「これ」は「むこう」と返答されて混乱しますよ。