2008年3月アーカイブ

渡船場(#1)

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 現在、大阪市には8つの渡し船が運航されています。人や自転車をのせて向こう岸まで運んでくれます。

木津川渡船場
 木津川渡船場 船町側
 大正区船町1丁目と住之江区平林北1丁目を結ぶ岸壁間は238m
 上方高く見えるのは新木津川大橋

船町渡船場
 船町渡船場 船町側
 大正区鶴町1丁目と同区船町1丁目を結ぶ岸壁間は75m
 ゴーヤの見える渡船場として参考資料に紹介されていた

 いずれにせよ、近くに架橋されていても船舶通過のための高い所を通る橋しか無く、人や自転車が渡るのはかなり無理があります。たまに橋を歩いている人や自転車の人がいますが、それとて好き好んで渡っているとしか思えません。あるいは、近くに橋そのものが架かっていない場合もあります。

 今後残りを順次、ご紹介する予定です。

 [参考資料]
 丸山恵山著 文芸社刊
 大阪の沖縄紀行 大阪と沖縄の近代交流史
 2000年8月1日初版第1刷発行
 大阪渡船場マップ(大阪市建設局)

デジタル計算機

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 ちょっと内容が偏っていますが、仕方が無いでしょう。

目で見るデジタル計算の道具史
 ペキー・キドウェル+ポール・セルージ著 渡邉了介訳 ジャストシステム刊
 目で見るデジタル計算の道具史~そろばんからパソコンまで
 原題
 LANDMARKS IN DIGITAL COMPUTING
 by Peggy A. Kidwell & Paul E. Ceruzzi
 ISBN4-88309-096-5

 とにかくデジタルです。中途半端なことは許しません(笑)。
 というわけで、計算の道具として歴史上に現れた中でも計算尺やアナログ計算機はこの本の中には登場しません。また、一部デジタル制御という範疇も含まれています。

 キープやネーピアの棒などの古代から利用されていた計算補助具から始まり、ジャガードの織機、ホレリスの統計システム、エニグマ暗号機、ENIAC、UNIVAC I、IBM System/360などのお約束の機械、続くミニコンのPDP-8やVAX-11のほか、ICBMのミニットマンに搭載された誘導制御コンピュータ、小型化で計算機というものを大衆化した電卓(HP-35やHP-41Cなども)、そしてパーソナルコンピュータ、Macintoshの原型となったAltoやスーパーコンピュータとしてはあまりにも有名なCRAY-1、今日のUNIXベースの分散環境のさきがけとなったSUNなどのワークステーションと時代を追い広い範囲で計算をする道具としての機械を丁寧に紹介しています。

 ただし、コンピュータの元祖は何かという点では執筆当時ではまだもめていたアタナソフ・ベリーのコンピュータであるABCマシンはまったく触れられていません。執筆当時の1994年に裁判の係争の結果、最初のコンピュータの座はENIACではなく、ABCマシンになった事にはまったく触れられていません。実際、プログラム内蔵方式のコンピュータとなるとEDVACが最初でしょう。
 基本的にスミソニアン博物館を運営する母体であるスミソニアン協会が多大なバックアップをしていることから彼らの視点を主として描かれている点は考慮しておく必要があります。
 特に後半のメインフレームの集中処理からワークステーションやパーソナルコンピュータの分散処理という変遷は執筆された時期が時期だけに、時代の流れの中に入っていません。
 またマイクロコンピュータで大きな役割を果たした嶋正利がかかわったインテルの4004や8080、Z80などの初期のマイクロプロセッサラインアップについては嶋氏のかかわりを完全に無視しているかのごとく記述がありません。うがった見方をすれば日本人の功績を無視しているとも取れます。国立科学博物館に行くと部分ですが展示されているFUJICについてはまったく記述が無く、年表にも現れません。あくまでもスミソニアンの史料に基づく原則があったのでしょう。

 歴史として語られるのは1985年までです。執筆されて原書の発行が1994年という点を考慮すると1990年ごろまでの激動の歴史がはずされてしまっているため、後半は尻切れトンボ的な感想が否めません。

 史料としてみるか、資料としてみるか、読み物としてみるか。
 無責任ですが本書を読んだ人に判断はお任せしましょう。

 卵が先か鶏が先か。

居酒屋「あきた」
 居酒屋「あきた」

 今回はちょっと微妙なのです。秋田の地酒に「あきた」というそのものズバリの銘柄が見つかりません。
 秋田の地酒を飲ませてくれる居酒屋で「あきた」となると、どうもワンクッションあるような気がします。

 なんとなくすっきりしませんねぇ。勝手な解釈ですが。

踊る水玉

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 ストロボスコープってありますよね。

水玉の見える噴水
 水玉の見える噴水
 阪急梅田駅から北側ガード下のかっぱ横町に設置されている

 この噴水は落ちてきているはずの水玉が止まって見えるような仕掛けがしてあります。
 ストロボスコープが天井からこの噴水を照らしており、落ちてくる水玉の位置が同じになるような間隔で点滅しています。
 実際は微妙にずれていたりして、ゆっくり上っていくように見えたり、スローモーションのように極ゆっくりと落ちてゆくように見えたりもします。

噴水全景
 噴水全景

 噴水の水はかなり勢い良く、それなりの水量でジャーっと出ているのですが、目の錯覚で水玉が散る程度にしか見えないように演出されていておしゃれな演出だと思います。
 あまり知られていないのか、だれも足を停めてみる事が無く、みんな素通り状態です。もっとも通勤のサラリーマンがいる状態がほとんどの時間帯に通ったりしますので仕方ないかもしれませんが、なんとなくもったいない気がします。

 たまに噴水がお休みのときがあり、いつもこの状態で見ることができるとは限らないようですので、その際はご容赦を。

サクラサク

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 一昨日から咲き始めました。今年は平年に比べて早いですね。

北野教会の桜

北野教会の桜

 北野教会の桜

 一昨日から花が開き始めまして、もう五分咲きです。一気に暖かい日が続いたせいでしょうが、平年より数日早い感じです。
 昼間はそれなりに暖かくなるのですがそれでもまだ風は冷たいですし、夜になると肌寒い晩が続きます。

 ちょっと早い花見シーズン到来でしょうか。
 大阪城公園なんかは、今度の土日にはもういっぱいかもしれませんね。

 また、1年経ちました。この1年は激動の1年を公私とも過ごしてちょっと凹み気味です。
 このブログを2005年に開始してから、ついに3年経過、4年目に突入というわけです。
 石の上にも3年と言いますから、けっこう頑張った方なのでしょう(笑)。

 途中でサーバーを何度か切り替えながらデータを継承してきました。
 また、MovableTypeがPostgreSQLを正式にサポートしたのを機にBarkleyDBベースだったものからPostgreSQLベースの記事管理に移行もしました。

 MovableTypeのバージョンもだんだん上がります。
 現在MT4がリリースされていますが、まだこのブログは対応・移行していません。なんやかやと引きずるものが多いという事で、切替をいまいち踏み出せずにいるままリリースが新しくなっていきます。
 しかもMTのオープンソース版まで出る始末。仕事が忙しくなり泣き言を言うわけではありませんがMovableTypeを弄るヒマが無い現実が重くのしかかります。とほほ。

 少なからず、このブログをご覧頂いている方々がいらっしゃる限り継続して記事を書き続けるつもりです。
 毎年、1日1記事(配信が遅れるのはご容赦)のペースをどこまで守り続ける事ができるかどうか分りませんと泣きを入れていますが、今年も同じ事を言わせていただきます。
 なるべく…無理せず…なんとか続けて参ります。

 コメントは承認付きで書き込みは自由にしていただけますので、お気軽におしかりの言葉、励ましの言葉などございましたら、遠慮なくコメントをお送り下さい。非公開をご希望の場合はその旨、コメント中に書き込んでいただければ、ご対応させて頂きます。

 今後とも当ブログ「なんぎな日記」を宜しくお楽しみ頂きますようお願い致します。
 また、今までコメントやメール等を頂いた方々に改めて御礼申し上げます。

外人はだめ

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 日本人が好きで外国人がだめな香辛料です。

わさび
 わさび

 日本の好まれる香辛料・ハーブとして日本独自に発達したのがわさび(山葵)です。
 アブラナ科の多年草で、通常わさび田で3年~5年程度生育後に収穫し、主として地下茎を用います。
 学名「Eutrema japonica」で判るように日本独自の収穫作物なのです。英語名もちゃんと「Wasabi」です。
 辛味の主成分は揮発性でアリルカラシ油ですが、これを生成するには細胞を細かくすりつぶすなどしないとできません。サメ皮のわさびおろしがよいとされるのもそのせいです。

 日本人はお造りの薬味として使用したり、握り鮓等にも使いますし、蕎麦の薬味にも使う上、葉や茎などをしょうゆ漬けなどにして漬物にも利用します。酒粕とともに漬け込んだわさび漬けなどは有名です。
 もっとも薬味として使用する山葵は水田で、わさび漬けに使用するのは畑で採れる種類と違いはありますが、どちらも日本人には大変なじみのある味であることは間違いありません。

 しかしながらこの「ツーン」と来る辛味は日本以外ではほとんど使用されることが無い事から、苦手というか憎悪を燃やすぐらいキライな外国人が大多数を占めるのが現実です。日本通ならともかく、知らない外人に食べさせると毒を食わせたと怒られること間違いありません。

 食を豊かにする山葵ですが、日本ローカルだったのですねぇ。

 インスタントラーメン、大好きですか?

インスタントラーメン さくら
 インスタントラーメン さくら 日本橋店

 新井薬師堂に本店のある全国のインスタントラーメンを販売するインスタントラーメンさくら。秋葉原で受けたのもあるのでしょうが、日本橋にも進出。五階百貨店そばの日本橋商店会の中で開店。もっとも、フランチャイズなので東京から直接とは違い、大阪の方が経営されているかもしれません。

 基本的にインスタントラーメンを販売するのが主なのですが、店舗で作ってもらって食べることもできます(別途料金が必要)。
 販売している商品の価格はスーパーなどに比べるとちょっと高額…でしょう。
 メニューにインスタントラーメンがある食堂はありますが、この系列店ではインスタントラーメンが逆にメインです。
 通販や大手スーパーなどで地方色ある食品の催事などで、今まで本当に各地方に行かなければ入手できなかったものが手軽に手に入るようになってきた現在、どれほどの集客があるかはちょっと疑問に思います。

ごめんやす

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 大阪弁で「ごめんやす」と挨拶すればこれで返します。

おいでやす
 酒処「おいでやす」

 店に入る時や他人の家に入る際「ごめんやす」というと、「おいでやす」もしくは「おこしやす」となります。
 「おいでやす」に近い大阪以外の言葉は「いらっしゃい」や「いらっしゃいませ」となります。
 桂三枝師匠のネタに「いらっしゃ~い」という台詞がありますが、あれは昭和の始まる直前に地方から持ち込まれたようで、もともと大阪では「おいでやす」が正しい言葉遣いだったのです。

 「おいでやす」でピンとこない人には「ようこそおこしやす」と言うのが「ようこそいらしゃいました」に相当するといえばお分かりいただけるでしょうか。

 なかなか最近は聞くことの少なくなった言葉です。

巨大看板(#10)

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 食べ物系の大きな看板が最近、目に付くようになって来ました。

大阪王将
 大阪王将の店頭

 餃子がデカイ。この餃子、一粒で何人前でしょうか。
 焼き目もこんがり、遠目にみるとかなり美味しそうです。
 電飾看板で、晩にはほんのり光る餃子になっています。さすがに目立ち加減は明るいときに比べると少ないですが。

タコタコキング
 タコタコキング
 JAZZ & BLUES TAKOYAKI BARっていったい…

 さすがに周囲が周囲の場所なので、これぐらいでもあまり目立ちません。
 って、どこまで派手に目立つようになるのか、大阪の看板は・・・。

もやしもん

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 コミックのもやしもんが面白いそうですが、天の邪鬼の私はこちら(笑)。

ふしぎな生きもの カビ・キノコ
 ニコラス・マネー著 小川 真訳 築地書館刊
 ふしぎな生きもの カビ・キノコ 菌学入門
 原題
 Mr. Bloomfield's Orchard:
 The Mysterious World of Mushrooms, Molds, and Mycologists
 Oxford University Press, Inc.
 ISBN978-4-8067-1357-9

 とにかく菌類(キノコ、カビ、酵母など)の楽しい本(?)です。
 訳者の小川氏は松茸の生態や栽培法の研究などで知られる筋金入りのキノコ好きな方です。そのせいもあり、原書には無いキノコの挿絵やカビ・キノコの分類対系図などが加えられています。

 ヒトはおろか、動物や植物が出現する以前から地球上に繁茂していた菌類。その生態や特徴など人類や他の生物とのかかわりを交えながら豊富な実例ととともに解説・紹介がなされています。
 菌類と言えば白鮮菌などの真菌類。いやぁな水虫などの菌類が引き起こす皮膚疾患もこいつらのしわざなのです。水虫、陰金、田虫(うわぁ漢字で書くとなんかこわい)の類は真菌類の仕業です。

 カビ、キノコもじつはあまり生態が判っていなかったり、詳しく調べられていないものがほとんどということもあり、膨大なフィールド相手にまだまだ宝の山が埋まっている可能性はかなりあります。
 あと、キノコの研究と言えば「食べられるか」「美味しいか(笑)」「毒の正体は」というところに必ずひっかかります。著者もけっこういけるクチで、いろいろ食べて確かめるという無鉄砲な部分が垣間見えます。
 おちゃめな文章があちこちにあり、例えば第8話 毒キノコあれこれ−破滅の天使の冒頭で以下のような文章があります。

 都合がつけば、毎年この残されたフロリダの天国のような場所で、キノコを探したり、枯れ草の茂みをガサゴソとかきわけて歩くノブタに驚いたり、時には私の前立腺が自然植生に少しは役立つ事を期待ししながら散歩します。

 要は立ち小便なのですが、こう書かれるとクスッっと微笑んでしまいます。
 全編、このような文章がちりばめられており、内容もさることながら翻訳者の苦労と楽しい文章でなかなか盛りだくさんな内容の本なのですが最後までニコニコしながら読み終えてしまいます。

 キノコの毒ですが、即効性の症状が出るものがある反面、2週間とか1カ月などの非常に長期にわたってじわじわと身体を蝕み死に至る階段をゆっくり上るものが多いようです。在野のキノコ、収集しても食べない方が賢明でしょう。もっとも食べてみるというのがキノコが可食かどうかを確かめる一番確実な方法です。結果は運次第ですが。

ピヨピヨ

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 以前に鳩の巣という名前のお店を紹介しましたが、今回は多くありそうです。

とりの巣
 炭火焼鳥「とりの巣」

 店の名前として焼き鳥店が鳥の巣というのはなんだか衛生的な気がしないのは私だけでしょうか。以前の鳩の巣とか鳥小屋とかどうしてそういう名称をつけるのか。
 ちょっと個人的には、ご遠慮したい店名なのです。

 パレードと歩行者天国以外の行事などのご紹介です。どちらかというとこちらの方が興味有りなのです。

公式ガイドブック
 公式ガイドブック
 表紙のキャラは公式キャラクターの「でんのすけ」

 ことしはご覧のような公式ガイドブックが発行され、中身もたっぷり(広告もたっぷり:笑)あり、ストリートフェスタの内容や進行が細かく書かれています。これのおかげでどこで何をやっているかがわかり、回るのがかなり楽でした。

陸上自衛隊&CGアニメ体験教室
 陸上自衛隊&CGアニメ体験教室
 自衛隊大阪地方協力本部が出展
 隣にはCGアニメーション体験ブースでPCが並んでいた

 オープニングの自衛隊によるパレードの開始との関係でしょう。自衛隊のブースが出展されており、自衛隊グッズのTシャツ、帽子などのウェア類や携帯ストラップ、キーホルダーなどが販売されていました。アンケートに記入するとオリジナルの何かがもらえるとあって、記入してゆく人が後を絶ちませんでしたが、個人情報の取り扱いはどうなっているのかがちょっと心配です。
 表に出ている女性隊員(WAC)を激写するちょっと困った方々もたくさんいるのがなんだかなぁ、です。
 このつたや電化の店舗ブースの中にはCGアニメーション体験教室が併設されており、3DソフトがインストールされたPCがずらっと並び、ちょっと体験してみたい…という人にはよかったようです。

ロボットブース
 ロボットブース

 中ではロボコンに出場した学校などによるロボットの展示・稼動がなされており、近年のロボットブームを反映したかのようで、結構な混雑振りでご盛況です。なかなか動いている実機を見る機会は少ないので来場した人には良い体験だったのではないでしょうか。

ラジオ大阪の公開録音
 ラジオ大阪の公開録音
 このときは「ラジオでんでんタウン」の収録中
 この後は「妄想ポンバシ系」の収録があった

 日本橋に絡んだラジオ大阪の公開録音がディクピア上のイベント会場で行われておりました。
 スタッフの方は大変そうでしたが(疲れていたみたいです)、会場はこちらもご盛況。入り口などにはっきりとした告知が見当たらなかったのですが、たくさんの人が訪れていました。

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 不正商品対策キャンペーン

 パチモンと正規品を並べてコピー品(パチモンだ)を見てもらおうというショーケースが置かれていました。確か、昨年も出展されていたと記憶しています。
 見た目は地味なのですが、置かれているものは面白いのです。
 本物とパチモンの差はどこか解説が書かれていて、ステッチが違うとか皮革製品であれば皮の材質が違うなどはっきり言って判らないレベルのコピー品もあるので、なかなか見分けるほうも目が肥えていないと見破ることができません。
 もちろん、日本橋の路上で販売されていた違法DVDなどもちゃっかり展示されていました。

おまけ
 おまけ
 シリコンハウス前

 でんのすけの撮影パネルが置かれていました。結構、子供が面白がって顔を突っ込んで親が撮影するといった風景が多く見られ、これはこれで面白かったようです。
 例年のシリコンハウスのフェスタ協賛セールですが、今年は各メーカーにお越し頂きメーカーの担当者に直接聞くことができるブースが2~4階に設置されていました。エンジニア、サンハヤト、三和電気計器がそれぞれ出展。工具類の新作、表面実装関連、テスターと各メーカーの商品などを並べており、いろいろいじったり質問することができるようになっていました。

 このほか、毎年恒例の電子工作教室、用意されている衣装に着替えてお手軽コスプレ体験のなりきり体験ブース、店舗協力のハイエンドオーディオ体験、春の新家電展示、日本橋映画祭など複数の場所で同時にいろいろなイベントが開催されていました。
 映画祭にて上映されていた作品のキャラクター(というか、出演したロボット)はパレードの行進にも参加されているなど複数の場所で露出するなど、全体的に商業的な色の濃いイベントとなってきています。

 今回の実行委員には大阪市市長の平松さんなどが名前を連ねており、だんだんとお上品になってきたというか無茶が無くなり、定例イベントとしての地位が定着してきたといった感じが大きくあります。
 ただし、コスプレで屋外を闊歩できるイベントとしてはほとんど唯一に近いこのイベント、日本橋コスプレフェスタと同時開催といった感じがあるのは否めません。
 また特設会場として提供されていた各ブースは日本橋の空き店舗を借りて行われていたという点はちょっと微妙な気がしています。それだけ閉店されている場所がある、ということですから。

 例年のことですが、パレードなどの外のイベント開催中は、はっきり言ってお店の中はガラガラ。店舗側も例年のことなので諦め気分で、イベントなどが終わった16時ぐらいから徐々に人が戻り始め、いつもの休日の日本橋の混雑具合に変わるのは相変わらずのようです。
 また、日本橋はすぐ回りに住宅街などがあることから、あまり大規模になり周辺に参加者などがあふれてくると迷惑がかかります。実際、堺筋の許可エリアの外で闊歩したり撮影している人たちもおり、今後の参加者のマナー向上も望まれるところではないかと思われます。

 日本橋の衰退に効果があるかどうかは疑問が残りますが、まあ1年に1回のお祭りと思えばよいのか、と思い、また来年も冷やかしに行く予定です(笑)。

 また、今年も開催されました。年々コスプレイヤーの聖地と化している気がしますが…。

バリケード
 通行止めバリケード
 例によって全面通行止め(恵比須町側)

人ごみ
 凄まじい人ごみ
 年々増えるコスプレイヤーとそれを見に来る人々

 いや、凄まじい。もう、すごい事になっています。コスプレイヤーの聖地とあがめられているそうなので、ぞくぞくいます。しかも、それを目当てに写真に収めるカメラ小僧がプレイヤーの数に比べて遥かに多くいます。コスプレ1人にカメラマン30いや、50人ぐらいはいる勘定ではないかと思うほど。コスプレの方々同士で撮影し合ったりもしています。しかもプロも使用するような高額のデジタルカメラや望遠レンズが装着された状態の人がごろごろ。お金の掛け方が半端じゃありません。こっちはコンパクトデジカメでパチパチといった程度なのに、です。
 日本橋ストリートフェスタという名称ではなくほとんど日本橋コスプレ天国といった状態。

初音ミク
 初音ミク

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 なんだかわからない

 某所(笑)で鍛えられましたのである程度、これは何だというのが特定できるようになりました。全然興味ないんですが(悲しい)。

ダンボー
 ダンボー
 本当にダンボールで作成していてある意味リアル
 頭身がちょっと大人なのであまりかわいく無いかも

DAICON7の宣伝
 DAICON7の宣伝
 オープニングアニメの登場キャラクターたち

 DAICONと言われても知らぬ人の方がきっと多いと思いますが、日本SF大会大阪の事で日本SF大会が大阪で開かれるのは16年ぶりとか。詳細は公式サイトをご覧下さい。
 ほかにも宣伝キャラクターがパレードにやってきました。

カエとタイ
 OBC(ラジオ大阪)のカエ(緑色)とタイ(赤色)
 これは100%ユルキャラだろう

江戸川コナン
 江戸川コナン
 名探偵コナンの映画プロモーションで来場

 いちおう、商業系のイベント的様相もあり、オフィシャルキャラクターもパレードの中にいます。
 はたして、宣伝効果がどれほどあるかはちょっと疑問。そこら中をうろついているコスプレイヤーに群がる人数の方が遥かに多いので、見ていないヒトの方が多いのではないかと思います。

擬人化OS
 擬人化OS
 Windows Me(右)とXP(左)

なんだか判らない
 なんだか判らないがたぶん上と同じ系統か
 横の方が引率の方でした

 もう、なにんがなんだか。これらが何か同定するのか私には難しい。
 でも、昨年のキャラクターと同様、ほとんど視界が無い状態に近いようなので移動の際は引率の方の手を取って移動というちょっとかわいそうな状態でした。

 あとは特撮系のコスプレが多く見られました。
 一番多かったのが仮面ライダーの類い。ライダーそのものの数が多く、キャラも立っているのでコスプレに選びやすいのかもしれません。ただし、造形はしっかりしておかないとしょぼいものになってしまうでしょうねぇ。

仮面ライダー
 仮面ライダーシャドームーン
 その他、お仲間も多数出現

 いや、テレビを見ないのでほとんどなんだか判らないのです。ましてや日曜の朝なんて起きている方が珍しい。だいたいくたばって爆睡しています。予備知識なしで調べるのは辛い…

 ちょっと写真の数が多く、書いている方もお腹いっぱいになって来たので本来のフェスタの催しは次の記事でご紹介しようと思います。
 いやあ、人に当てられたというか、かなり疲れました。 

 居酒屋ガレージさんのバッテリチェッカーを貸し出しいただきました。

単三測定中
 単三測定中

単四測定中
 単四測定中

 バッテリホルダーは単三と単四の2種類が取り付けられており、どちらの電池でも測定することができます。
 写真のようにホルダーに電池をはめると電圧を測定して小数点以下2桁で電圧が表示されるとともに、簡易モールスで電圧をしゃべってくれます。見なくても音を聞けば電圧が判るという仕掛けです。もちろんモールス符号が「聞こえ」なければなりませんが。

基板アップ
 基板アップ
 昇圧レギュレータLTC3400ES6の小ささが良くわかる

 手前の抵抗器やコイルに囲まれて小さな足の付いた部品がLTC3400ES6です。
 これは実際に手で半田付けしようとすると、ある程度の半田付け技術がないと熱でデバイスを痛めてしまうか、半田ブリッジなどで正しく半田付けできない危険性が大きいでしょう。頒布の製品では実装済みとの事ですので、まずは無理せず組み立てて再現できるように配慮されています。

電池ホルダー
 電池ホルダー

 今回の目玉がこの電池ホルダーでしょう。
 良く見ると電池の電極のタブが上にも突き出しています。で、電池の抜き差しの感触ですが、非常に軽く着脱でき、接触も良好です。良い部品を見つけられたものです。

 電池ホルダーの手前にスイッチ類がありますが、中点オフ付きのトグルスイッチが負荷抵抗の切り替えスイッチです。1Ω・負荷なし・4.7Ωと切り替えることができます。その横にある小さな赤い押しボタンスイッチが負荷・非負荷の電圧差を表示してくれるスイッチ。押している間だけ負荷の有り無しによる直前の測定値の電圧差を表示してくれます。元気の良い状態の充電良好な電池だとこの電圧差はそれほど大きく出ません。出力電圧が負荷の変動に対して安定して電圧が保てるからです。
 これをニッケル水素電池ではなくアルカリ電池などで試すと、あきらかに負荷を掛けた場合と開放電圧の差が大きく表示されます。電池の特性の差というところでしょう。

 大阪名物串カツ。いや、ちょっと待て。これはなんか違います。

串勝家
 串勝家

 「~や」という言い回しと屋号を掛けています。
 しかも縁起を担いで「勝つ」に重ねています。
 誰に勝つかとか何に勝つのかはさっぱり判りませんが。
 とりあえず一串80~90円という激安だそうですので、値段で勝つ、味で勝つでしょうか。

 ちなみにこのお店は神戸(笑)。

人柱

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 大坂の長柄橋には人柱の伝説があります。

人柱碑
 長柄の人柱碑(巌氏碑)

人柱の由来書き
 人柱の由来書き(大願寺)

 淀川に架かる長柄橋ですが、初めての架橋は推古天皇の時代である613年に完成しました。
 ただし、工事は難航し何度も途中で流されて橋を架け終える事ができなかったため、人柱として身を捧げて工事を完成させたという話が残っています。人柱となったのは当時の長者だった巌氏(いわうじ)家の当主でした。
 巌氏が人柱となったいきさつというのが不幸な話で、巌氏に長柄橋が完成前に流されて完了しない工事の相談をしに行った所、袴に継ぎのあたった人を人柱にすれば良いとの助言を得たのですが、当の巌氏自身の袴に継ぎがあたっており進言した本人が人柱となってしまうという悲劇があったそうです。
 人柱を捧げた事によってか、工事は順調に進んで架橋完成までに流される事無く架け終えることができたとのこと。

 なお、この長柄の人柱を捧げた橋と現在の長柄橋は全く別で、この当時の長柄橋は所在もはっきり判らずということですので、現在の長柄橋の橋脚の下に人柱が埋まっているわけではありません。

 参考サイト・資料など
 大阪市立図書館 大坂に関する良くある質問と回答
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
 ナガラ【長柄】(名) の項を参照
 ほか

進化か退化か

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 進化と退化、得られるメリットによって発生するデメリット。物事はつねに1方向だけが巧く動くとは限らないということでしょうか。

迷惑な進化
 シャロン・モレアム with ジョナサン・プリンス著 矢野真千子訳 日本放送協会出版刊
 迷惑な進化 〜病気の遺伝子はどこから来たのか〜
 原題:SURVIVAL OF THE SICKEST
     DR. SHARON MOALEM with JONATHAN PRINCE
 ISBN978-4-14-081256-3

 病気になる原因の遺伝子はデメリットだけではなく、他の病気にかかりにくいとか環境の激変で耐性を確保できるなどのメリットも併せ持つということから始まり、人間ふくむ生物の遺伝子はいかにして現在の状態になったかなどを非常に広い範囲の話題で飽きさせることなく一気に読み終えてしまいました。

 一番有名なのが鎌状赤血球による貧血の遺伝子。赤血球が中央が凹んだ円盤型にならず、いびつな形になってしまう先天性の遺伝子疾患です。赤血球が正常に酸素を運搬できないので、貧血となります。
 で、この遺伝子のデメリットは貧血という症状が現れるのですが、逆にメリットはというと、マラリアにかかりにくいということが上げられます。赤血球がマラリア原虫の好みに合わない状態になっており、原虫が寄生しにくいために蚊が媒介するマラリアに耐性をもったからだとなるのです。
 温暖化の影響でマラリアを媒介する蚊の北限がどんどん北上しており、そのうち日本でも深刻な感染症として対策を講じる必要が予想されます。

 そのほか、面白かったのが親が獲得した遺伝形質は子に遺伝するという説を主張するラマルク派の始祖といわれるラマルクは実はダーウィンに認められており、当時の考え方では広く受け入れられていた学説だったということです。ラマルク自身は科学者ではなくどちらかというと哲学者であることも忘れ去られ、ダーウィンの自然淘汰に対する反対意見として広く認知されているという不幸が書かれています。さながらマーフィーの法則のようです。
 この獲得遺伝形質が子に遺伝するという学説は一部修正されて、復活しつつあるそうです。
 というのも、親が卵が受精して胚の極初期段階の環境(親の食事環境や周囲環境)により、同じ遺伝子をもっていても発現がオン・オフされるという主張です。ファーストフードなどを妊娠初期に食べ続けて太るなどすると、栄養成分に非常に偏りがあるため栄養を充分に使い切るための準備を整えた胎児となってしまうそうです。
 必須栄養素が少ない=食の環境が悪い、となり、栄養を取り込んで溜め込む太りやすい体質となるような遺伝子の発現と不活性化が行われるということです
 獲得形質の遺伝とは違いますが、親の環境で子供の遺伝形質の特性が変わるという見方が非常に斬新でした。

 同じ遺伝子セットで何万種ものたんぱく質を作るホメオボックス遺伝子、遺伝子そのものの位置が遺伝子上で移動するトランスポゾン(本文中ではジャンピング遺伝子とされる)など、ウイルス(レトロウイルス)の獲得した他の遺伝子に自分の遺伝子を挿入するという特性が現在の人の遺伝子にも例を見つけることができるなど、非常に多種多様な題材で読者を飽きさせることなく読み進めさせてくれます。
 ちょっとシニカルな表現が多いのですが、それとて味のうちという風にうまく料理されています。

 一般向けの解説書とはいえ、専門的な内容も多く含まれており、ツマミ読みをしても充分楽しめます。
 もちろん、最初から最後までどんどん読み進んでしまう魅力がある本でした。

 タイトルだけ見て誤解しないでくださいね。一応このブログは続きますので(笑)。

なは・あかつき
 寝台特急 なは・あかつき

銀河
 寝台急行 銀河

 どちらも今日、3月15日のダイヤ改正で無くなった列車です。
 昨日は撮影のためにかなりのファンが群がっていたようで、列車の発車に支障が出たのではないでしょうか。

 鹿児島方面へ行くことは無かったため「なは」にはお世話になっていませんが、東京行きの用事に時間を有効に使える「銀河」は学生時代から良くお世話になりました。
 最近の学生さんは寝台列車ではなく、夜行バスのほうがかなり安く付くことから、ほとんど利用が無かったそうなのですが、運行終息となるとどっと満員になったそうで、現金なものです。え?私ですか?仕事の都合でどうしても飛行機が多くなり、新幹線も東京行きにはあまり乗らない始末で、申し訳なさが一杯です。

 どちらも寝台の列車。時代がのんびりとした旅を求めなくなったというか、せっかちになったのでしょうか。寂しいことです。

 大阪の店のコピーはプロのコピーライターも唸らせます。

総菜屋
 総菜屋

 ごはん80円、大盛りでも90円。おかずどれでも100円という激安店舗。惣菜を買わずともご飯のみでもオッケー。
 柔軟な対応をしてくれます。

 で、ふと気がつくと「なっ葉が俺を呼んでいる」というコピーが目につきます。というか、焼き付けられます。
 肉・魚ではありません。なっ葉です。菜食主義か精進料理か、と、気になります。

 下手なコピーライターにはこんな文句考え付きません。
 やはり大阪の店のコピー、恐るべしです。

肉の園

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 なんだかイヤらしいタイトルになってしまいました。ただし肉欲ではありませんよ。

みーとがぁでん
 「みーとがぁでん」

 すべてひらかな表記です。肉の園ですよ。
 焼肉とステーキとあります。
 肉以外はメニューにないかも(笑)。

 五階百貨店を中心に工具専門店が多くあります。

台新
 株式会社 台新

 電動工具を主体に、エアツールの他、大工道具・左官道具などのほか、レーザー水準器、溶接機、発電機なども含めて幅広く作業工具全般を取り扱っていらっしゃいる台新です。
 サイトでの見積・通販もされていて結構、ハイカラなのですが、創業は大正2年と超老舗だったりします。

 ちょっと変わった所ではヘンケルの刃物類の取扱があったりして、工具の中に包丁やら料理はさみがあったりして不思議な雰囲気もあります。

 以前に「耳」という地名をご紹介しましたが、今度はちょっと範囲が広くなりました。

家庭料理「顔」
 家庭料理「顔」

 常連さんになることを顔馴染になるともいいます。
 そんな意味が込められているのでしょうか。顔が屋号です。

 って、目鼻口はちゃんとついているんでしょうね?
 のっぺらぼうだったらイヤですよ~。

牡蠣船

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 昔は季節の風物詩だったようですが、いまでは年中ここで営業されているようです。ランチもあるようで…。

牡蠣船
 牡蠣船(かき広)

 明治時代頃まで広島の牡蠣が季節になると、船でやって来て商いを始め、季節が過ぎると帰って行ったというかき船。
 始めは牡蠣を売っていたそうですが後々牡蠣料理を出すようになったとの事。それから後はこの写真のように季節ごとにやってくるのではなく係留されたまま年中営業をされる店も増えてしまい風情もなにもなくなったそうです。
 実際に広島の方でも牡蠣船はほとんど営業されておらず、わずかに残る船があるのみのようで、このような営業形態は時代に合わないのかもしれません。

 広島から船で季節だけに訪れたかき船ですが、係留して年中営業になり、陸へ上がって船を廃して店舗を構えるなど時代とともに変遷してきました。
 冬は牡蠣の季節と良く言いますが、実際は雪解け水が海に注ぎ込まれる晩春〜初夏あたりが一番美味しいとの話もあります。もっとも、高価になり私もあまり口にする事は叶わないのがちょっと残念な所でもあります。

[参考資料]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
 カキブネ【牡蠣船】 の項を参照

 数字の1、2、3.フランス語では「アン」「ドゥ」「トロアー」です。

とろあー
 「とろあー」

TROIS
 「MODANYAKI TROIS」

 単純にフランス語をかな表記しただけかと思いきや、看板の反対側にはちゃんとフランス語つづりで書いてありました。
 フランス語のつづりでは「un」「deux」「trois」。日本語の外来語的表記で「アン」「ドゥー」「トロアー(またはトロワ)」となります。

 なぜ「3」なのかは判りません。3号店なのか、はたまたマスターが三男坊なのか。
 いろいろ想像を張り巡らせては見ますが決定打が見出せません。

 一応、お好み焼店のようです。三層構造のお好み焼き、いや、考えすぎですか。

通り抜け神社

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 裏路地を歩くと鳥居が現れました。

突然現れる鳥居
 路地に突然現れる鳥居

 宝大明神の鳥居なのですが、迷路のような路地裏に忽然と出現します。
 ココからが参道なのでしょうか。遠くに鳥居が見えますのでどんどん進みます。

境内らしき場所
 境内らしき場所

 祠が出現しました。このあたりが境内なのでしょうか。と、いってもすぐ民家がならんでおり境界線ははっきりしません。

出てしまった
 出てしまった

 2つ上の写真に見えている反対側の鳥居が境目なのか、祠を裏から見ることができます。
 路地を通り抜ける途中に神社がある。そんな感じです。

読めません

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 難読漢字(笑)です。

莉罵亜
 莉罵亜(RIVeR)

 読みを伝えられると「ははぁ」と納得できますが、読めませんよこれは。
 「夜呂死苦」みたいなもんで、完全に当て字。

 英字表記がテントに書かれているのですがそれとて、なにやら意味がありそうです。

 よもや絶滅寸前のヤンキーのお店ではあるまいかと思えてなりません。

 作りかけが溜ってきているにもかかわらず、新しいのを作り始めます。ダメだなぁ。

デジタルディレイキット
 デジタルディレイキット(デジット)

 デジット店頭カウンター奥で完成見本が置かれています。シリコンハウスとデジットも共に、共立グループは自作エフェクターへ注力しているような感じですね。
 このデジタルディレイのように多ピンのICをガサガサ使って部品点数の多い物を手配線でコンパクトにまとめて間違い無しに製作するというのは、手間がかかる上配線チェック等が大変です。と、いうわけでプリント配線基板を使って組み立てるキットに飛びついてしまいました(笑)。

 キット内容はプリント配線基板と基板上に実装するデバイスおよび受動部品類のみです。
 エフェクターとして利用するには、調整用のポッドやつまみ、ケース等の基板以外の部品はキットには含まれていませんので、キットを買って部品リストを見ながら外付けポッド類を追加購入する必要があります。
 さらに入出力ジャック類、電池の006P用のスナップ、エフェクトオン・オフのスイッチも必要で、筐体のつまみ類の配置デザイン、筐体そのものの外観デザインなどを考えるが楽しみ(苦しみ?)がたまりません。

 手元にあったアルミダイキャストケースTD9-12-4N(タカチ)に組み込もうと目論んでおり、他にもHD6-11-3(HAMMOND 1590B)でもなんとか入りそうな気もしますが、たぶんジャックの端子と基板が干渉しそうなので余裕を持たせたTD9-12-4Nの方のケースで進めようかと思います。

 キット以外に必要な部品は以下の通りです。
・可変抵抗器 100kΩ(B)×2
・可変抵抗器 50kΩ(B)×1
・可変抵抗器用ツマミ×3
・6.5φステレオジャック、6.5φモノラルジャック×各1
 (もしくは6.5φステレオジャック×2)
・エフェクト切り替え用のスイッチ(ミヤマDS008など)
・2.1φDCジャック
・動作インジケータ用のLEDと電流制限抵抗
これ以外にも基板固定用のねじ・スペーサー、006P用電池スナップ、配線材、半田なども必要です。ケース加工はともかく基板と主要な部分は半田ごてとニッパなどがあれば製作できます。プリント配線基板の威力といえるでしょう。
 音質にこだわって全ての半田付け箇所を銀入りハンダなどのオーディオ向けのハンダを使用するのも一考かもしれません。

 まずは基板を組み立てて、動作チェックでしょうか。
 さてさて、これも、いつになったら組み上がるのやら…

 パーソナルロボットは果たして流行が定着するのでしょうか。

J&Pテクノランド
 J&Pテクノランド4Fの案内

 ロボットファクトリーに続き、ロボット関連専門の売場ができました。
 こちらは大資本の強みを活かしてか、工作機械まで展示してあります(取扱のみではありません)。

 案内看板の通り4Fにロボット専科と銘打って、寿貿易やサカイマシンツール(旧酒井特殊カメラ製作所)などの小型旋盤やフライス盤、アタッチメント関連の部品、ローランドの3D加工機、サンドブラストマシンなどが店頭に置かれています。
 実稼動している様子をデモしている時もあり、機械好きにはけっこうわくわくさせられます。

 実際、小型旋盤などは実機を触る機会もほとんど無く、評判を聞いてこちらで評価するしかありませんが、店頭で実際に直接触ってみる事のできる意義は大きいと思われます。
 その他、金属材料、エンドミルなどの刃物類などもあり、一通りそろえる事ができるようになっています。
 まず、「ミニ旋盤を使いこなす本」でも買ってみますか…。

KPO

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 心斎橋にあって異彩を放つこの建物。残念ながらもうすこしで見ることができなくなります。NPOとは違いますよ。

KPO(キリンプラザ大阪)
 KPO(キリンプラザ大阪)

 映画ブラックレインの撮影でも使われたので見覚えのある方もいるかもしれません。
 戎橋の袂、道頓堀をはさんでグリコの看板のナナメ向かいにあります。

 名称の通り麒麟麦酒が運営・管理をしていたのですが、その特異な外装・内装もあわせて維持費もかかることからこの土地・建物ごとすでに売却され、2007年10月にて閉館し、現在は建物の中には入ることもできません。
 いずれ解体・撤去される運命にある、余命いくばくも無い作品です。

 KPO(キリンプラザ大阪)ブルワリーを併設し、地ビールが飲める施設だったのですが、再生ならず、閉館への路をたどりました。

 建物は高松神が意匠・設計を行ったもので、無機質な部品のようなものとガラスの組み合わせによる非常に特徴的な建物となっています。はっきり行って戎橋(通称ひっかけ橋)の界隈にはあまりにもモダンすぎて似合わないぐらいの建物です。
 日本建築学界賞も受賞した建物なのですがバブル時代に建てたつけはあまりにもその代償が大きかったのでしょうか。惜しまれつつその幕を下ろしてしまいました。

 解体・撤去後は別の建築物が建てられるはずですが、どうせ目立たなければならない場所柄ですので、現行の建築物に匹敵するようなものを建てていただきたいものです。

文化住宅

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 大阪というか京阪神界隈でよく見る貸家の様式に「文化住宅」というのがあります。

文化住宅
 「文化(住宅)」の看板
 室町文化とか元禄文化では無く文化住宅の略である

文化住宅の空き
 文化住宅の空き案内貼紙

 関西では長屋形式の集合住宅である条件を満たすとアパートと言わずに文化住宅と呼びます。
 何が違うというと、それまでのアパートと呼ばれる集合住宅と違って台所やトイレは各戸に個別にあるからです。昔のアパートは大概が共同便所でしたし、炊事場も共同だったのですが、それらを独立して各戸に設置したところが「文化的」ということの由来のようです。

 文化住宅という名称を使う対象は関東と関西はまったく違います。
 関東では集合住宅を指すわけではなく、文化的な意味の強い様式を指し、和風の家宅に洋風の居間がつくられた物ですが、関西ではまったくそんなことは関係ありません。
 ちなみに私も文化住宅で育ったクチです。ハイ(笑)。

おっぱっぴー

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 エンタの神様でブレイクした芸人のネタ。

けどそんなの関係ねぇ
 けどそんなの関係ねぇ
 チョコココアクッキーだそうだが味の方は不明
 某所の土産物店の店頭で売られていた

 ちゃんとオッパッピーまで書いてありますが、オリジナルを意識してか、顔が怪しい絵になったパッケージです。
 本人がみたら、「けど、そんなの関係ねぇ!」とは言い切らないでしょう。なにせライセンス料などのお金が絡む話ですからね。ギャラの安い芸人としては、自分のネタで勝手に商売している輩は許せないだろうと想像しています。

 関係大有りだよ!と、ネタは披露してもらえないのではないかと思われます。

ものは大切に

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 太っていたときに買った衣服が痩せて着れなくなった。また逆もしかり。どうしますか。

リ・ニュー
 ファッションリフォーム「ReNew(リ・ニュー)」

 「renew」の意味には更新する以外に、古くなったものを再び新しくするという意味もあります。まさに、その通り。
 このお店では洋服の寸法直しなどを専門にされています。今風に言うとリフォーム専門。
 さらにその横には電化製品修理専門の店舗が。もう、「MOTTAINAI」なんて言われる前から実践しています。

 3R(Reuse, Reduce, Recycle)も大切ですが、使い続けることも大切ですよね。

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