作りかけが溜ってきているにもかかわらず、新しいのを作り始めます。ダメだなぁ。
デジタルディレイキット(デジット)
デジット店頭カウンター奥で完成見本が置かれています。シリコンハウスとデジットも共に、共立グループは自作エフェクターへ注力しているような感じですね。
このデジタルディレイのように多ピンのICをガサガサ使って部品点数の多い物を手配線でコンパクトにまとめて間違い無しに製作するというのは、手間がかかる上配線チェック等が大変です。と、いうわけでプリント配線基板を使って組み立てるキットに飛びついてしまいました(笑)。
キット内容はプリント配線基板と基板上に実装するデバイスおよび受動部品類のみです。
エフェクターとして利用するには、調整用のポッドやつまみ、ケース等の基板以外の部品はキットには含まれていませんので、キットを買って部品リストを見ながら外付けポッド類を追加購入する必要があります。
さらに入出力ジャック類、電池の006P用のスナップ、エフェクトオン・オフのスイッチも必要で、筐体のつまみ類の配置デザイン、筐体そのものの外観デザインなどを考えるが楽しみ(苦しみ?)がたまりません。
手元にあったアルミダイキャストケースTD9-12-4N(タカチ)に組み込もうと目論んでおり、他にもHD6-11-3(HAMMOND 1590B)でもなんとか入りそうな気もしますが、たぶんジャックの端子と基板が干渉しそうなので余裕を持たせたTD9-12-4Nの方のケースで進めようかと思います。
キット以外に必要な部品は以下の通りです。
・可変抵抗器 100kΩ(B)×2
・可変抵抗器 50kΩ(B)×1
・可変抵抗器用ツマミ×3
・6.5φステレオジャック、6.5φモノラルジャック×各1
(もしくは6.5φステレオジャック×2)
・エフェクト切り替え用のスイッチ(ミヤマDS008など)
・2.1φDCジャック
・動作インジケータ用のLEDと電流制限抵抗
これ以外にも基板固定用のねじ・スペーサー、006P用電池スナップ、配線材、半田なども必要です。ケース加工はともかく基板と主要な部分は半田ごてとニッパなどがあれば製作できます。プリント配線基板の威力といえるでしょう。
音質にこだわって全ての半田付け箇所を銀入りハンダなどのオーディオ向けのハンダを使用するのも一考かもしれません。
まずは基板を組み立てて、動作チェックでしょうか。
さてさて、これも、いつになったら組み上がるのやら…
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