居酒屋ガレージさんのバッテリチェッカーを貸し出しいただきました。
単三測定中
単四測定中
バッテリホルダーは単三と単四の2種類が取り付けられており、どちらの電池でも測定することができます。
写真のようにホルダーに電池をはめると電圧を測定して小数点以下2桁で電圧が表示されるとともに、簡易モールスで電圧をしゃべってくれます。見なくても音を聞けば電圧が判るという仕掛けです。もちろんモールス符号が「聞こえ」なければなりませんが。
基板アップ
昇圧レギュレータLTC3400ES6の小ささが良くわかる
手前の抵抗器やコイルに囲まれて小さな足の付いた部品がLTC3400ES6です。
これは実際に手で半田付けしようとすると、ある程度の半田付け技術がないと熱でデバイスを痛めてしまうか、半田ブリッジなどで正しく半田付けできない危険性が大きいでしょう。頒布の製品では実装済みとの事ですので、まずは無理せず組み立てて再現できるように配慮されています。
電池ホルダー
今回の目玉がこの電池ホルダーでしょう。
良く見ると電池の電極のタブが上にも突き出しています。で、電池の抜き差しの感触ですが、非常に軽く着脱でき、接触も良好です。良い部品を見つけられたものです。
電池ホルダーの手前にスイッチ類がありますが、中点オフ付きのトグルスイッチが負荷抵抗の切り替えスイッチです。1Ω・負荷なし・4.7Ωと切り替えることができます。その横にある小さな赤い押しボタンスイッチが負荷・非負荷の電圧差を表示してくれるスイッチ。押している間だけ負荷の有り無しによる直前の測定値の電圧差を表示してくれます。元気の良い状態の充電良好な電池だとこの電圧差はそれほど大きく出ません。出力電圧が負荷の変動に対して安定して電圧が保てるからです。
これをニッケル水素電池ではなくアルカリ電池などで試すと、あきらかに負荷を掛けた場合と開放電圧の差が大きく表示されます。電池の特性の差というところでしょう。
紹介ありがとうございました。
これを製作するに至ったあれこれは
http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/tool/batvck.htm
で紹介しています。
組み立てキットを頒布していますのでヨロシクです。
それから、なんぎさんとこへ行きましたコレ、実はこの事件の時
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/1092/
噴火中心から至近距離(約1.5m)に置いていたため、「もろみ」が落下して醸されております。
アルコールで洗浄したのですが、電池電極の込み入ったところに付着していたので、適度な温度と湿度で「醸される」のではないかと心配しております。
白いモヤモヤが発生してきたときは、笑ってやってください。
お気遣いありがとうございます。
よーく綿棒を使ってアルコール洗浄しておきます。
念のため殺菌剤も使うか…(笑)
醸されても困りますからね。