昔は渡船場だったのですが今はトンネルに。
安治川トンネル(南口)
此花区西九条2と大阪市西区安治川1を結ぶ
トンネル長さは約80m
源兵衛渡跡があった場所ですが、現在は地下トンネルが作られており、自転車と人は運行時間中はエレベーターで昇降してトンネルを通る事ができるようになっています。
このトンネル、日本初の沈埋工法によるトンネルで、施工が昭和10年(1935年)から工事が開始され昭和19年(1944年)に開通しまして、川底をトンネルが渡っており川の下を歩いて渡るという何とも不思議なトンネルです。工事は戦時中だったこともあり供出した鉄材を利用したとの話もあります。
運行は大阪市が行っていますので当然、エレベータの乗車料や通行料は無料です。
ただし、エレベーターは20人乗りで、運行時間が朝の6時から夜の11時(夏期)までとなっており、それ以外の時間はエレベーター横の階段を通って上り下りしなければなりませんが、通行は可能です。冬期は運行時間が前後1時間短くなります。
地下通路は自転車・歩行者のための通路は幅2mとやや狭めです。もちろん自転車は降りて押してもらうのが原則です。原付や自動二輪は利用できません。
さすがに川の下のトンネルだけありまして、夏場の夜等に通りますと肌寒いぐらいです。
いや、別の意味で肌寒いわけではありませんのでご安心下さい。
まだ、未体験です。
「渡し」も含めて一度行こうと思っているのですが…
エレベータ、警備員さんがおられるのですね。
(右端の制服さん)
だったら安心かな。
各渡船場に貼ってはる渡船場マップがあるのですが、それがどう見ても全渡船場とこの安治川トンネルを通るコース図に見えます。
2007年3月に改修工事が終わりました
上空には阪神電鉄なんば線が走っております
(まもなく開業)
エレベーターのボタン操作はセルフサービスとなっております (笑
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