とある住宅地の真ん中にある変な構造物。
長大斜面エレベータ
まるで観光地にあるような構造物だがこれは住民のための常用設備
ご存知の方がいるかもしれませんが、これは標高差がかなりある住宅地の上下を結ぶエレベータと、その脇にある階段路です。
住宅地の真ん中にドンとあり、まるで動物の背骨を思わせます。
このガラス張りの通路のようなものですが雨の日のための雨避けではなく、ナナメに上下するロープウェイのようなエレベータなのです。
ゴンドラが斜めに進むという大変珍しいエレベータ。
こんなに高低差がある
夏の暑い昼や土砂降りの日にこの景色は見たくない
この高低差を解消するためにエレベータがつけられたのでしょうが、朝夕のラッシュアワーでは絶対にエレベータを待っていると遅刻しそうです。でも、この段数の階段を下りるのならともかく、上るのはかなり修行に近いといわざるを得ません。かなり足腰が鍛えられそうですが、弱っているお年寄りの方や怪我をされている方などは絶対に家に帰りつけません。
で、エレベータにのって上下ということのようですが、不便ではないのでしょうか。
エレベータのゴンドラ
かなりゆっくり目に移動するため気が長くないと乗れないかも
乗車定員も多くないうえに、上の乗り場と下の乗り場の間の移動距離が長いこととナナメ移動であることからゴンドラの速度はかなりゆっくり目です。
扉が閉まっていってしまった直後に呼ぶとかなりまたされます。そのせいか、皆さん乗るときに後続にだれかいないかよく確認してから扉をしめるようにしています。
う~ん、一度や二度のるのは面白いかもしれませんが、毎日のこととなるとちょっとめげそうですね。
見ている人は知っている
あえて場所は非公開
どちらかといえば、車で走るひとはよーくご存知のはずですね
(やっぱり書けなひ)
横を通過する国道の改良工事で以前より見にくくなりました。
夜に通ると、なにやらどこかの博覧会のパビリオンのようです。