双眼式の潜望鏡と言うか、2眼のロボットと言うか。
換気塔
芝田1の交差点にかけられた鉄道橋と歩道橋の隙間にある異様な形状の構造物。
裏から
うなじというか猫背というかなんとなくかわいい
現在、大阪駅の北側にビルを建設中で、それに伴い大阪駅の北端を全面的に工事中になっています。
つい先日、大阪駅御堂筋口と阪急中央改札へ向かう経路の途中にある歩道橋が付け替えのためか違う経路に移されたため、いままでじっくり見れなかった後ろ側が見れるようになりました。
斜め下から
手前に写っている歩道橋が現在通行止めになっているためこれ以上近くのアングルで撮れなかったのですが、どのような形状になっているかはお判り頂けるかと思います。
とにかく、必然性があってこの形状になったのかもしれませんが、どうみてもトマソン物件。用を為しているのでしょうが、形状にその技術的な理由が見出せません。左右で別々(吸気と排気)というわけでもなく、どちらも同じ口なのです。下を向けても良いような気もするのですがなぜか一方方向の横向き。
なんとなく岡本太郎の作品に見えます。顔はついていませんが。
おぉぉ!
りっぱなトマソンです。
上下左右に動きそうですな。
下部になにやらラクガキ? (よく見る読めない字の!)
消した色が残っているのか、クリーム色でラクガキしたのか?
いやいやおふたりさん、これは「トマソン物件」ではありませんよ。
トマソンというのは「不動産に付随した、丁寧に保存されている無用の長物」ですから、一見無意味なオブジェのようなこの物件も、ちゃんと換気口という「用をなして」いるので、トマソンではありません。
双眼鏡みたいな形状に必然性はありませんけど、「形状の技術的理由」と「トマソンであるかないか」は関係ありません。
だから「どうみても」とか「りっぱな」というのはマチガイです。
正確に言うと「一見トマソンみたいだけど違う物件」です。なんとなくカワイイですけど。
っちゅうことで、真正トマソンの記事を掲載しておきました(笑)。
はい。
トマソンの基本解釈、間違っていましたね。
つつしんで訂正いたしますとともに、今後も、
正しいトマソンの発見に努力いたします。
なかなかこういうの↓
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/341/
は見つかりません。