大阪では天神様と呼ばれることが多いのです。
大阪天満宮 表門(大門)
受験シーズンとなるお正月などはかなり学業成就のための参拝者が多い大阪天満宮です。冒頭でも書きましたが、天満宮というよりも天神さんと呼ばれることのほうが多く、すぐ横にあります日本一長い商店街である天神橋筋商店街の名前も天神の名が付いています。
祭神はいわずと知れた菅原道真公(官公)です。学問の神様として祀られており、合格祈願などが主だった願い事として参拝される方が多く訪れます。
この表門に方位図があるおですが、ちょっと普通の十二支方位図とは違っています。
方位図
十二支ですので北を子(ね)からはじめて下から見上げると左回りに丑寅卯辰巳午未申酉戌亥となります。
本来の西の方角に当たる酉(とり)ですが鶏の絵ではなく、鳳凰が描かれています。
本社
また、出世や人生の成功のための関門といわれる登竜門ですが、もともとは鯉が登ることで竜となるいう伝説に基づいたもので、実際の門を指す訳ではないのですが天満宮の境内には門そのものがあります。
登竜門
本社横にある唐門なのですが、横の灯篭に竜が彫られており、通ることで竜となる故事に倣い登竜門と呼ばれているようです。
シーズンオフ時(笑)は、参拝者がパラパラ程度なのですが、お正月は押すな押すなの賑わい。共通一次の直前ということもあり、絵馬に学業成就・合格祈願の願いを託して掛けに来る受験生が多くいます。またお守りも飛ぶように授与されて行きます。
祀られた菅原公も大人数を裁くのも大変ですね。
コメントする