池田のまち角の図書館ですが、よく見ると・・・。
まち角の図書館
これは池高坂の途中にあるもの
石橋中学校校区のものか
大阪府池田市では屋外に誰が管理するわけでもなく24時間開放している図書館があります。図書コーナーといっても良いかもしれませんが名称は「まち角の図書館」といいます。
本はいつでもだれでも自由に借りることができますし、自由に寄贈してもらってかまいません。もちろん読んだ後はちゃんと元に戻して返却します。
この世知辛い世の中、このようなオープンな設備が維持され運営されていることが驚きに近いといっても過言ではないでしょう。損傷することも無くひっそりとではありますが、ちゃんと維持運営されているのです。
このまち角の図書館運動ですが、沖縄の与那原町から引き合いがありノウハウを受けて開設。そのときにノウハウの伝授に現地との交流が始まり、書籍運搬のための車を開設に当たって寄贈したということです。
その後与那原町では順調にまち角の図書館が運営され、そのの成功と協力に対する感謝と友好の記しとしてシーサーが贈られてきたそうです。
シーサーがいる
何気なくシーサーがいるな、と思うときそこに沖縄があるということですね。
ちなみにシーサー、神社にある獅子狛犬と同じで阿吽のクチをしています。二体一対ですが、必ず向かって右側が阿形で口が開いています。対して向かって左側は吽形となり、口を閉じています。これが逆の場合はおき方を間違えていると思って間違いありません。まあ、そんなことはほぼ無いと思いますが。
[参考資料]
丸山恵山著 文芸社刊
大阪の沖縄紀行 大阪と沖縄の近代交流史
2000年 8月 1日 初版第1刷発行
コメントする