おおさか市営交通フェスティバル(#2)

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 すこし間が空きましたが前回の続きです。

2階付き電車(5号車)
 2階付き電車(5号車)
 大正12年製750号車から復元

 創業当初の明治37年から明治44年まで主として築港線を走っていたそうです。

11号客車(30号車)
 11号客車(30号車)
 大正11年に廃車したものを昭和30年に復元

501形(528号)
 501形(528号)
 昭和26年に廃車したものを昭和43年に復元

 大阪市電初のボギー車として登場。
 日本最初の空気ブレーキ付き車両だそうで、ほかにも当時の最新技術を取り入れた画期的な車両だったそうです。

散水車(25号車)
 散水車(25号車)

 市電名物とまで言われたホコリを押さえるための散水車。
 市電の軌道敷きは昭和はじめまで無舗装だったためかなりホコリがすごかったそうです。この車両もいろいろと紆余曲折があるそうで、客車に改造予定だったのが戦争による資材不足から改造されずに散水車の状態のまま残されていたそうです。

1601号(1644号車)
 1601号(1644号車)

 大阪市電最初の鋼鉄製大型低床ボギー車で、鋳鋼製のウィングバネ式全コイルスプリングを装備した大阪市電型と呼ばれる台車を採用した当時としては画期的な車両だそうです。主電動機はドイツ製だとか。

 大阪市電の歴史を語るこれらの車両ですが、あいにくの雨で外に出してお披露目とはならなかったようです。
 ほかの車両もそうなのですが、これらの展示車両の社内に掲示されている広告物ができるだけ当時のものを使用しているため、こちらも当時の世相というか世の中の情勢を伝えてくれる貴重な情報源となっています。

 なかなか見学できる機会がありませんが、また、来年は違う視点で見れるようになると思いますので行って見ようと考えております。

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このページは、なんぎが2008年12月 6日 12:10に書いたブログ記事です。

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