近鉄の「酒蔵みてある記」の最終回、大倉本家を見るハイキングに行ってきました。
近鉄下田駅の出発の様子
多数の人が受付をしていた
近鉄下田駅を出発して近鉄大阪線を上る方向に右へ左へ細かい道を歩きます。大坂山口神社の前を通り、一つ大阪よりの二上駅まで戻ります。
大坂山口神社
その後、大阪南線の二上山駅方面へ向かい、春日神社などを通って南へ進んで二上山ふるさと公園で昼食。當麻寺へ向かい、参道を下って近鉄南大阪線の当麻寺駅を通って大倉本家へと歩きます。
大倉本家がゴールでして、ここまでの行程が約10.7kmほど。
大倉本家「金鼓」
酒蔵見学をした後、振る舞い酒で金鼓の熱燗を頂きます。
今回の受付参加人数は1027人だったようです。
振る舞い酒
金鼓の熱燗を頂く
試飲と販売のコーナーへ向かった後に、さらに粕汁を振る舞ってもらいました。
もっとも、参加している人のほとんどが、酒の試飲が目的かと思ったりもしますが、それでも相当の人数が集まるものです。
粕汁の振る舞い
初春の日差しの中、熱燗でほんわかした後、試飲でさらにほんわかし、とどめで粕汁をいただきます。ほっとした事もあり、この粕汁が絶妙の味です。
さて、蔵元直販の酒の購入は当然ですが居酒屋ガレージでは一升瓶を購入(全部で4本)。私も自宅用に中汲みを一升瓶で購入させていただきました。
百貨店の蔵元催時などでもそうなのですが、試飲させていただいて買って帰るのに一升瓶をお願いすると、不思議とびっくりされる場合が多くあります。普通、持ち帰りでは四合瓶というのが常識というか、多いのかなのでしょうが。
ガレージでは「そんな小さい瓶」と評されたうえ、一瞬で無くなるため一升瓶以外の購入はあり得ません。居酒屋ガレージ店主の装備品のリュックサックは一升瓶が2本入るのが条件だそうですし(笑)、
ガレージ帰還は14時30分頃。まだ日が高いうちですが、すぐに呑み始めます。
暖かい日差しを受けるため、ガレージ前に店を開いて昼日中から人や車の通る道で呑みます。また、この背徳感がうまさを引き立てまして、楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回の企画にお誘いいただきました居酒屋ガレージ店主と常連さんに感謝です。
酒蔵見学は、イベントという事もあり通り一遍の見学しかできませんでしたので、改めてじっくり見学させていただけるようにしたいところです。
ガレージ用に買って帰った一升瓶、昨晩で2本カラになりました。
やはりというか、さすがというか(笑)。
いや、それくらいおいしいお酒ですから仕方なしでしょうか。
また、現地買い付けに行かなければなりませんね。
(目的と手段が逆転しているかも)