謝っている訳ではなさそうです。
「御麺屋」
言葉遊びか駄洒落か、かなり微妙な所に位置するようです。
「ごめんや」と読ませるようですのが、元の文字を使った「御免」は幕府の免許・許可を得た意味でした。さらに、職を免れる意味で使う場合(お役御免)、謝る場合(ごめんなさい)、立ち入る際の挨拶(ごめんください)、拒絶・拒否の場合(もう「ごめん」だ)などの意味としても使われます。
しかしながら、尊敬語・丁寧語として「御」をつけることもあり、麺屋を丁寧にした意味ともとれます。
この場合大阪人は「御(ご)」ではなく、「お」をつけるのですが、現在ではほとんど愛称として呼ぶ場合に使われています。
曰く、「おあげさん(薄揚)」、「おいなりさん(稲荷明神)」「お豆さん(豆)」「おかいさん(粥)」などなど、「お~さん」という呼びまわしが多く使われ、なにやら親しみのある名前に変わってしまいます。
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