JR西日本の踏切事故防止キャンペーンのCMに出ていた踏切です。
無悪(さかなし)
踏切に32kmのポストがあるので敦賀からの距離である
JR西日本の踏切事故防止キャンペーンのCMに映っている踏切はどこだろう、と、調べたら先日行った小浜のすぐ先でしたので、今回はちょっと足を伸ばして行ってみました。
踏切警報機が鳴り始めた
CMと同じように列車が近づくと踏切警報機が鳴り始め、遮断棒が下りてきます。
写真を撮ったときは、本当にたまたま踏切待ちで車が来ましたが、実際はCMのシチュエーションに出てくるような人通りは皆無で、その上自転車や車すらほとんど通る事がありません。一番近くの駅(大鳥羽)からも、かなり距離があるので歩いて駅まで行く人はほとんどいないのではないでしょうか。
実際に列車が通過するのは1時間に2回あるかないかです。小浜線がほぼ1時間に1本の割合ですので、単線の往復で2回踏切が鳴って列車が通過します。
通過する列車
CMは実際に踏切を列車通過するシーンは無かったと記憶しています。注意して見ればお分かりかと思いますが、架線が掛かっており電化区間なので、ご覧のように列車は気動車ではなく電車が通過していきます。単線でかなりのローカル路線ですのでレトロな列車が走っていてもおかしくはないのですが、実際はこのような都市部を走行するのと変わりない、モダンな列車が通過して行きます。
1時間に1本ペースの列車のために電化して通電するコストはどうなのか気になるところではありますが。
実際に現地に行ってみて、CMの撮影では踏切の閉まる回数が少ない中、撮影時間が長時間におよび、大変だったのではないかと思います。出演キャストも待機する必要がある訳でしょうが、1回列車が上りと下りで通過すると次の通過まで1時間近くありますからねぇ。
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