2009年6月アーカイブ

 ペンギンとアザラシでしょうか。

中華料理「南極」
 中華料理「南極」

 大阪市内です。ここは南極圏ではありません。
 また、南極料理ではなく、中華料理のお店です。

 中華料理と南極、なんの関連があるのかさっぱり想像がつきません。
 よもやペンギン料理とかアザラシ料理なんかが得意か、と、あらぬ方向へ考えが巡ります。

 ちょっと読めそうで読めないかも。

兎我野町
 兎我野町(とがのちょう)

 兎を「と」、我を「が」、野を「の」。
 言われると、ああ、そうなの、と読めそうですが、そのまま素直に読めるのかどうかはちょっと難しいと思われます。

 古代新羅語で「日の出」を意味する言葉、都祈野(ときの)の転訛。読みが呉音から漢音「都下(つげ→とが)」から「とが」の音に当てた「菟餓」が由来のようです。
 渡来人系の由来だといわれると、日本の古い歴史を感じます。

鉄腕アトム

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 天才手塚治虫の名作をモチーフにした「プルートゥ」の元ネタです。

地上最大のロボット

 手塚治虫著 秋田書店刊 SUNDAY COMICS
 鉄腕アトム3巻

 平成11年7月5日発行

 ISBN4-253-06481-7


 初出は1964年(昭和39年)「少年」6月号~1965年1月号である



 浦沢直樹氏によるオマージュ作品である「プルートゥ」ですが、鉄腕アトムのエピソードのひとつである「地上最大のロボット」をベースにしてストーリーが作られています。
 登場するロボットは同じ。




  • スイス「モンブラン」

  • スコットランド「ノース2号」

  • トルコ「ブラント」

  • ドイツ「ゲジヒト」

  • ギリシア「ヘラクレス」

  • オーストラリア「イプシロン」

  • 日本「アトム」


 加えて、ボラー、ウラン、アブーラ博士、ゴジ博士も登場。

 本編は鉄腕アトムのタイトルどおり、アトムが主人公として活躍しますが、プルートゥのほうはユーロポールのロボット刑事という設定は同じですが、ゲジヒトがほぼ前半の主役を務めています。ゲジヒトとはドイツ語の「gesicht 」で、「顔」と言う意味があります。

 手塚オリジナルのゲジヒトは石ノ森章太郎のロボット刑事Kに似ていなくもありません。もちろん、鉄腕アトムのほうが先に発表されたので、石ノ森章太郎の作品のほうがアトムの中のゲジヒトに似ていると言ったほうが良いでしょう。

 浦沢直樹のプルートゥと、手塚治虫の地上最大のロボット編は基本的な部分や登場人物などが重なっていますが、浦沢版と言ってもよいほど違う作品であり、リメイク版といえます。
 こちらの鉄腕アトムがネタ本ですので、こちらを読むとプルートゥの粗筋や設定の基礎になった部分などがわかってしまい、ネタバレといえなくもありません。

 しかしながらどちらの作品も面白く読めます。

 オリジナルの鉄腕アトムは時代が古いとは言え、さすがに手塚治虫作品であり、そのストーリーやプロットは現在でも通用すると感じますし、逆にプルートゥは現在のテクノロジーなどをベースに社会情勢などを織り込んだ複雑な展開となっており、ベースの鉄腕アトムという漫画を塗り替えた設定・ストーリーとなりました。

 こちらの手塚治虫作品を呼んでから浦沢直樹作品を読むもよし、逆でも充分楽しく読めます。

四つ目

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 信号はあお、きいろ、あかの3色なので三つ目なのですが。

四つ目の信号
 四つ目の信号

 1つ矢印の信号がありそうなことは想像がつくのですが、普通は赤色信号の下や右隣にあるはずです。
 赤色だけが点灯した状態で、左端はなんだ?とか、本当に青い色の信号が2つあるのか?なんて変な想像が湧き上がります。

合戦

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 同じ甲殻類なのですが、そんなに仲が悪いのでしょうか。

えびかに~ロッテリア
 ハンバーガーショップのエビカニ合戦

 以前に店の屋号が「えびかに合戦」というのがありましたが、ハンバーガーでも戦いが繰り広げられていたようです。
 そんなに仲が悪いのでしょうか。犬猿の仲とか言いますが、蝦蟹の仲とは聞いたことがありませんし、平家と源氏で云々でもなさそうです。

 まあ、両者仲が悪かろうが、茹で上がって赤くなった奴はどちらも美味しいのです。

 鮮魚が主な肴なのでしょうか。

さかなや
 さかなや

 「~屋」という呼び名は大阪では普通に屋号につける場合が多く、ほとんどが自明な店名になるはずなのですが、これはちょっと違う。
 魚屋さんというと、鮮魚が店頭に並んでいて、三枚におろしてくれたり切り身にしてくれたりする市場の中にあるようなお店です。

 で、飲み屋で「さかなや」といわれると、肴は魚しか無い(変換しづらいです)のかと思ってしまいます。野菜混じりだとぶり大根とかが限界かもしれません。
 まあ、魚好きな人にとってはたまらない店なのかもしれませんね。

 アンプやコンソールなんかほしいですか?

ライトミュージック
 ライトミュージック

 とにかくぐちゃぐちゃな一角のこれまたグチャっとした店頭(ほめ言葉です)。
 業務用音響機器などをメインに、一般オーディオ、楽器類、演出機器などの新品・中古品をお取り扱いの店舗です。
 なぜか客層がご年配の方が非常に多いのが不思議。

 某ビルの女子トイレの入り口にあった注意書きです。

トイレの注意書き
 トイレの注意書き

 いや、痴漢だどうのこうのと言う前に、入っちゃダメでしょう。
 「ここは女子トイレです 男性がおれば痴漢と見做します」

 ここでなにやらこの文言が古風ないいわましと無理やり漢字表記にした点が気になります。
 「おれば」が「居れば」と漢字表記ではなくかな表記なわりに、「みなします」が「見做します」と漢字表記で、なにやらちぐはぐな印象を受けます。
 このような警告文、どうも高飛車な書き方をする場合が多いようですが、柔らかい表記でもキツイ内容のことはいくらでもかけますので、高所から見下ろすような書き方で反感を買われる位であれば謙っておきながらグサっと突き刺さる文言のほうが効果的ではないでしょうか。

 現代風に言うと「ここは女子トイレです 男性を見つけた場合痴漢として警察に通報します」というあたりが妥当な文言ではないでしょうか。

 前半も後半もイレギュラーな気がします。

粟生外院
 粟生外院(あおげいん)

 粟生は「あわお」、外院は「がいいん」と読んでしまいそうですが、「あおげいん」が正解です。
 粟生を「あお」と読む地名は多そうですが、外院はどうも清和天皇より勅があった事に由来がありそうです。

 でも、「げいん」といわれると増幅率のゲインが先に来るのは仕方の無いことでしょうか。
 若い人はガンダムのゲインかも。

個人授業

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 こんな学校、あればなぁ(笑)。

学校へ行こう
 自由恋愛学園サロン

 いやあ、この「イメージ」を大切にするというのがなかなか拘りでしょうか。
 開校時間が朝の9時からという、あまりこの手の店では考えられない時間から開業しています。

 もっとも、大多数の方は基礎講習で済むとは思えませんけどね。
 もちろん私は講習を受けに行ったりしません。小心者なので。だって昨今はセクハラになって免職させられる上に訴訟騒ぎになりますからね。

 大衆食堂、メニューといえば、ごはん、おかず、丼物、麺類。ん?これは?

大衆食堂ののれん
 大衆食堂ののれん

 めし
 おかず
 丼物

 ここまでは良くわかります。

 うどん
 まあ、関西なのですから麺類とあえて書かず、うどんで勝負というのもありです。

 しる
 これは???
 味噌汁とか豚汁というのであれば、せめて汁物と書いてあれば安心なのですが、「しる」とだけ書かれると一体全体どんなメニューが待ち構えているのか、こちらが構えてしまいます。
 確かに、関西では汁物全般を指すときに「しる」という呼び方をするのですが、あえてこう書かれてしまいますと、ちょっと違和感を感じてしまいます。

 しる。
 いったい何の汁が出てくるのだろう。
 私にはチャレンジする勇気はありませんでした。

お行儀良し

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 食べる前にはちゃんと挨拶をしましょう。

いただきます
 炙り処「いただきます」
 残念ながらマスの文字が見当たらなかった

 最近、躾がどうのと言いますが、まずは挨拶という形から入るのが一番です。
 外食するときに親子連れなどで「いただきます」という言葉が聞こえてこなくなってから久しい気がします。やっぱり食べ物を頂くときには、食材を育てた人や調達した人、料理した人などに感謝の意味を込めてちゃんと「いただきます」ぐらいは言ってから食べはじめたいものです。
 どうも、心の余裕がなくなったのか、食べ物に感謝する気持ちがなくなったのかはっきりとは判りませんが、自宅の食事でも言わなくなったのではないでしょうか。

kester 44

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 はんだマニアではないのですが、買ってしまいました。

kester 44
 kester 44
 これはメキシコ工場製のようだ

 手持ちのハンダが心もとなくなってきたので、何か買っておかなければならないと思いつつ、なかなか品定めをだらだらしていましたが、勢いでこれを買ってしまいました。
 以前のRMA規格の無洗浄タイプのものもあるのですが、エフェクタからみの工作では超定番らしいKester社の44を1ポンド(454g)巻きで買ってしまいました。
 おためしで1.5mとかで売っていたりするのですが、さすがに割高。アルミットのKR19-RMAが100g巻きの値段の4.5倍よりは安いので、けっこう普段使いができるかなと判断し、思い切って購入。実際はまだ作っていないので本当にこれで音が変わるだのどうのというのがあるかは同じ回路を2組作って検証してみないとわかりませんね。

 広告などではカナダ製などを見かけますがこれはどうやらメキシコの拠点で作られたもの。
 錫63%に鉛37%の共晶はんだもあるようなのですが、これは普通の錫60%に鉛40%のものです。
 ロジンにハロゲンを使っていますが、残渣は耐腐食性があるとのこと。

 さあて、これでいよいよ宿題を進めなければならない状況に追い込まれました(笑)。
 あとは、表面実装タイプのデジタルトランジスタとダイオードです。まあ、なんとかなるでしょう。

 厨房周りの設備が目立ちますが、冷暖房機器の卸もやっています。

水田電業社
 「水田電業社」

 店頭に置かれている巨大炊飯器が目印。
 1升炊きではありません。5升炊きとかそんなやつです。もちろん、家庭でも使えますが、普通は業務用途でしょう。
 基本はごらんのような厨房機械器具がメインです。
 その他、巨大な寸胴、巨大な鍋、換気扇とかお絞りウォーマなどが取扱商品です。

 いちど、こんな大きい炊飯器で炊け上がりすぐのご飯を、アチアチいいながらむさぼり食べてみたいですね。 

社会性昆虫

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 最近群れが崩壊したりして数が激減しているそうです。

蜂の家
 大衆立ち呑み処「蜂の家」

 社会性昆虫である蜂なのですが、群れが崩壊してしまう現象が発生しているそうです。
 原因として化学物質や、花粉そのものを集めることのできる植物の減少、寄生虫やウイルスなどさまざまな説が上がっていますが、これと言う決め手にはなっていないそうです。

 大量に死んだり、巣を作らなくなって群れが崩壊したりして、何が困るかと言うと蜂蜜が取れなくなるから。ではなく、蜂を受粉に使っている農作物が大打撃なのです。
 人間が受粉する手間を蜂を使って受粉させる農作物の代表的なものとして、果物類などがあります。蜂がうまく働いてくれない、数が足りないなどの理由から受粉が行われず結実しないことで、食卓から消えてしまう作物がある可能性が高くなるほどだそうです。
 人間と蜂、持ちつ持たれつの関係なのですね。

 とはいえ、このお店、蜂の巣のように、いつも満員でギュウギュウです。
 やっぱり屋号が効いたのかと思えます。

 これは降参です。読めません。

五百住小学校
 五百住小学校

 小学校は判ります。でも五百住はどう読むのか。

東五百住3号橋
 東五百住3号橋

 橋のガードレールの落書きというか、但し書きと言うか。東五百住の上に「ヨスミ」とありますので、これが読みでしょうか。なんか文字数と読みの音の数が合いませんよね。

東五百住町1丁目
 東五百住町1丁目の住所表示
 ご丁寧にフリかなつきである

 さあ、これで正解が出ました。「五百住」と書いて「よすみ」と読みます。
 はっきり言って無理です。最後の住で「すみ」と読むのであれば「五百」は「よ」??

 地名の由来ですが豪族に献上した五百人の農民を住まわせたことに由来するという説があります。でもなぜ「よすみ」と読むのかはなんともわかりません。

 名優ピーター・フォーク演じる、くしゃくしゃ頭とヨレヨレのコートがトレードマーク。

珈琲の店「コロンボ」
 珈琲の店「コロンボ」
 コロンビアではない

 「うちのカミさんがね、言うんですよ」なんていいながら、見ているほうがちょっと心配になる推理を働かせて事件を解決するドラマ、「刑事コロンボ」というのがありました。
 すっとぼけて、とうていボンクラ刑事にしか見えないコロンボ警部が、難事件をどんどんと解決に導いていくというギャップ感が人気の秘密でしょう。

 それにあやかったのか店名がコロンボ。
 ま、元刑事さんがやっているお店なのか、単純にピーター・フォークファンなのかは判りませんが、切れの良いコーヒーが出てくるのでしょうか。

へんてこって

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 へんてこ(名・形動)
 普通とは違って、変なさま。奇妙なさま。また、そのようなものや人。へんちき。
 三省堂CD-ROM版「大辞林」より

へんてこりん
 鉄板居酒屋「へんてこりん」

 へんてこりんな店名、まさにそのまま。
 いや、本当にへんてこりんが店名なのです。
 屋号を考えたかつけた人が相当へんてこりん。
 願わくば、メニューや料理がへんてこりんでないことを祈ります。

かもされるのか

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 溶けた奴をぬさくられるのでしょうか。

チーズ美容室
 「チーズ美容室」

 とても美容室の名前にはそぐわない気がしてなりません。
 なんとなく独特のたんぱく質が発酵した香りが漂うのか、それとも現物を塗ってパーマに利用するのか、なんだか訳がわかりません。
 セットを待つ間にチーズが出てくるのかとも。
 いや、なにがなんだか。

 あの日立とは関係ありません。

日立商店
 「日立商店」

 中古のビデオ・オーディオ機器の取り扱いをしている日立商店です。
 いわゆる高級オーディオの中古のほか、電動工具も新品・中古とも取り扱いがあるのが、なんとも言えずこの界隈の特徴といえるでしょう。
 店内には監視用のカメラや液晶プロジェクタなどもあり、こまめに通わないと目当てのものに遭遇できないようです。

 店名に日立とありますが、日立製品専門ではありませんのでご注意を。

 ここまでずらっと並ぶと、メータ自体がマンションのような状態です。

電力量計マンション
 並んだ電力量計
 これは誘導形電力量計である

 1フロア4部屋の5階建てマンションといったところでしょうか。
 配電盤に電力量計が複数ついているのはよくある話なのですが、木のパネルにこれだけ並んでついているのを見たのは初めてでした。
 これが2階建て以上の建物の配電盤であれば気にしなかったのですが1フロアでこれだけ並んでいたのです。どれだけテナントがあるのやら。
 設置フロアの全店舗の電力量計を一目で確認できるので、メータ読み取りの担当者はかなり楽そうです。メータ確認の人たちの地道な努力はいつも敬服します。建物の外からとか暗いところは懐中電灯で照らして、さらにオペラグラスで覗いて、とかあの手この手でメータを確認して読み取っていらっしゃいます。

 地名の読みが最近変わりましたが、あんまり変わった気がしません。

粟生間谷
 粟生間谷(あおまたに)

 ローマ字表記になにやら貼り付けてあります。これは最近まで「あおまだに」と記載されていのではないかと睨んでいます。正式な地名は「あおまたに」なのですが「谷」を「だに」と濁点付きで読んでしまったことからずっと続いていた・・・と。
 たしか、昔にバスに乗ったときは停留所を「あおまだに」と呼んでいたように記憶していますので、そもそも間違いの読み方が蔓延してしまって役所がやっと元に戻したということでしょうか。

 地名の由来は粟が取れたからとの説があります。

NR500/NS500

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 ちょっと古い本なのですが、懐かしく読み返しました。

ホンダ二輪戦士たちの戦い〜上ホンダ二輪戦士たちの戦い〜下
 富樫ヨーコ著 講談社+α文庫
 ホンダ二輪戦士たちの戦い〜上 異次元マシンNR500
 ISBN4-06-256430-0
 ホンダ二輪戦士たちの戦い〜下 快走マシンNS500
 ISBN4-06-256431-9
 2000年4月20日 第1刷発行

 1988年に徳間書店から「いつか勝てるーホンダが二輪世界チャンピオンに復帰した日」という題名で刊行された単行本にさらに加筆・訂正を行って文庫化したものです。
 当時(1979〜1980年代初頭)はホンダが二輪レースにカムバックし、熱い戦いを繰り広げており、国内の二輪市場も熱くなっていた時代でした。。
 今のようにテレビで海外の二輪レースも含めてリアルタイムや録画放送がすぐされるというほど、国内のモータースポーツ、特に二輪に対しては珍走団のおかげか敵視的・悪意的な社会の目もあり、なかなかレース情報が手に入りにくかった時代で、月刊誌などで行われたレースの結果を見るのが手っ取り早い時代でした。
 実際に雑誌類でNR500やNS500などの写真を見るとゾクゾクしたものです。
 そういった体験もあり、悪い先輩にそそのかされた事もあり、二輪に乗り始めました。
  CB50JX-Ⅰ, DT125, VT-250F(MC08), TL-125Cと乗り継ぎ、ZZR250の後に現在のNinja250に至っています。他社のバイクにも乗っていますが、基本はホンダ好きなのです。

 著書の中にも記載がありましたが、NR500の異形ピストンは後年になってから明らかになったのですが、発想の転換と言うべき丸くないピストンに8つのバルブを押し込めるというアイデアで4ストローク車で2ストローク車と互角に戦えるマシンまで仕上げたというのはすごい事です。
 ここで腹立たしいのは西洋人の唱える「標準」です。NR500が活躍した事により、「ピストンは円形」という制約を持ち出しました。特許などの制約もあるのでしょうが、他社の参入できない障壁、特に海外メーカ(彼らにとっては自国メーカ)では絶対に無理と思える事があれば平気で日本バッシングとも言えるレギュレーションの改訂を行います。
 市販車としてNRの名前を冠した楕円ピストンのマシンは発売が1回限り。いまやプレミアモデルというかどうしたら良いのやら状態とも言えます。

 しかし、本の中から伝わるホンダイズムというかホンダ・スピリットは熱く、レースに燃える現場の様子を垣間見るかのようです。ホンダというキーワードと二輪レースというキーワードの相乗効果でしょうが、熱いブームのあった時代を新鮮に思い出させてもらいました。

夜間照明

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 工事現場で周囲を照らす投光器ですがこんなものがありました。

雪だるま投光器1
 雪だるま~その1

雪だるま投光器2
 雪だるま~その2

 最近は水銀灯から反射板をつけて投光器のようなタイプ以外に、周囲全体を照らすようにバルーンのような散光するための袋状のものをつけているものが多くなりました。
 直接光ではないため柔らかい光で周囲をやんわりと照らしますので、現場を照らすというより、周囲全体を明るくするという目的です。

 で、以前に北海道に仕事で行ったときにあったのがこれ。
 バルーンが雪だるまです。機能的にどうこうというよりも、遊びがありますよね。

 笑っちゃうのか笑わせてくれるのか。

笑屋
 笑屋

 食べると思わず笑っちゃうのか、笑うくらい美味しい(不味い)のか。
 それとも店員が常に笑っているのか、そうでなければ笑わされるのか。って、笑って食べられないのは困りますね。

パリ

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 いわゆるパチンコ店なのですが、この派手さと言うか凄いというか。

パリ
 ロイヤルプラザ

 昔は結構あったのですが、ネオンサインで絵の状態まで装飾するのは職人さんが減ったり費用の面であまり見ることがなくなりました。
 よくパブなどではお酒のネオンサインが飾ってったりしますが、あれの大型版です。
 小さいほうが細工が込んでいるので難しい面もありますが、大きいほうは大きいなりに加工と大きさの確度を上げるのに大変です。

 パリの雰囲気を出したいのか、モンマルトルのフレンチカンカンで有名な店、ムーランルージュ(MOLIN ROUGE)の文字が見えます。なぜ、パリを目指しているのかは全く不明ですが。
 実際のムーランルージュは赤い風車で有名で、電飾の風車の赤い羽根(ムーランルージュとは赤い風車の意味です)が回るのですが、さすがにこちらでは予算不足なのか回っていません。手前のテラス席を配置している様子から見ると、ムーランルージュの店先を含めた風景のようです。

 ここまで拘ったのであれば、いっそのこと店名をムーランルージュにしたほうが良いのではないかと思ったりします。思い切りも時には必要ですよ。
 う、本家から横槍が入るのかも。結構権利関係はうるさそうですからね。

 またもや日本一安いです。

トーワ 日本橋ショールーム
 株式会社トーワ 日本橋ショウルーム

 モトローラの無線機などを展示・販売している株式会社トーワの日本橋ショウルームです。

 日本一安いとの文字が気になります。まるで以前の記事のようです。

オートバイ

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 たなかじゅん氏の「たなかじゅんのヨモヤマ日記」で触発されました。

オートバイ専門店
 「オートバイ」の看板
 某オートバイ専門店の看板

 この看板、バイク乗りで雑誌などをみたことのある人には「あっ!」と思うはずです。
 それもそのはず、モーターマガジン社から発刊されている同名雑誌「オートバイ」と字体が同じ(リンク先はウェブ版サイト)。ただし、雑誌のほうは赤いロゴですが、こちらの看板は青いロゴになっています。
 いざというときの「これは違う!」という言い訳の余地を残したかったのでしょうか。
 でも、同じですよねぇ。

 で、「今日のモヤモヤ」で取り上げられた「オートバイ」ですが、英語表記だとmotor cycleとなり、日本で呼称として使われている「オートバイ」は海外で、ほぼ通じないと思って間違いありません。日本文化の海外進出で通用する場合もあるようですが、おおむね何のことか意味が通じない場合がほとんどです。

 バイクはbikeで、自転車を指す(bicycle:車輪が2つ)単語の短縮形です。
 で、思うにオートモービル(automobile:自動車)のようにエンジンの付いたバイクということで、オートバイとなったのではないかと推察しています。

 スポーツ系自転車のブランド化やメーカーの宣伝もあり、最近ではバイクと言っても原動機つきとは限りませんし、自転車の遠出もサイクリングよりツーリングと言う場合が多くなりました。
 乗る人のことを「ライダー」と呼ぶのも、ride (a bike)からで、英語語源ですよね。
 ドライバー(driver)というのも車だけではなく飛行機の場合もパイロットと呼ばずにドライバーと呼ぶ場合もあるようです(F-15のパイロットはイーグルドライバーと呼ぶ)し、日本人からみるとその言葉に対する背景から感じる印象に違和感があるのが多いようです。ゴルフではウッドの1番は「ドライバー」ですし、ねじ回しもドライバー(スクリュードライバー:screwdriver)、ハードウェアを制御するソフトウェアはデバイスドライバー(device driver)と、なんかこちらは範囲が広いですよね。

 オートバイという単語が遊離してきて、エンジンのある無しに関係なく、バイク、ツーリングで統一しても良い状況になってきたということでしょう。グローバルスタンダードだかなんだか知りませんが(笑)。

 でも、私は自称「単車乗り」です、ハイ。

 安易に読んではダメです。

安威(あい)
 安威(あい)

 そのまま読むと「あんい」なのですが、なぜか「ん」が抜けてしまいました。
 地名としての安威はかなり古く、万葉集にも見られるとの事。
 安威川の流域でもあるのですが、地名の元は安威郷にあるようで、読みは元から「あい」なのです。

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