最近、更新が遅れてしまっていたりしましたが、いろいろとマシントラブルが起こっていました。
マザーボード(GIGABYTE GA-8IPE1000 Pro2)
まず、マザーボード。この暑さで調子が悪くなったのか、頻繁に勝手に電源が切れたりリブートがかかったりしていたのですが、そのうち起動時にメモリの認識が悪くなったりしてきました。
だましだまし使っていたのですが、どうにも調子が悪すぎ。
撮影したデータ一切合財をHDDに入れていたのでなんとも作業効率が悪く、記事の編集もままなりません。そんなこんなで、データを加工したりすることが滞り、更新ができなくなってしまいました。
仕方がないので、別のMacG4にてバックアップデータなどからなんとか苦労しながら作業。
それでも一縷の望みをかけていたのですが、ついにBIOS画面も起動せず。
もう、手も足も出なくなってしまいました。
仕方がありませんので、ハードディスク以外はごっそり入れ替えです。
ただし、シリアルポートやプリンタポート(ハードウェアキーが必要なソフトもある)などのレガシーなデバイスが必要なマザーボードが必要です。しかし、最近のトレンドではUSBにすべて移行するようでして、そんなポートがついているマザーボードは限られています。
もう、ゲームはしないのでという割り切りで、オンボードグラフィックチップ、シリアルポート、パラレルポート、P-ATAがある一番ローエンド級のマザーボードをメインに、CPU、メモリの換装、データ移行用のためのS-ATAのドライブの増設、これまた調子が悪かった光学ドライブをDVD-RW(DL)に変更しました。
電源も現状のATXの規格に合っていませんので、静音タイプの新しい規格の電源に変更。
これら一切をヨドバシでカード決済(涙)で購入、重たい思いをしながら持ち帰りして現状のケースに組み込み。筐体の吸気ファンを増設しました。
先ほど組みあがって起動を確認したのですが、ハードウェアの構成が大幅に変わったためライセンスの再認証をさせられます。そこで、ネットワーク経由で再認証を行おうとしたところ、ネットワークにつながりません。おかげで電話しろといわれる始末です。ドライバ類がすべて更新されたのにも拘らずつながらないのです。
よもやとは思いながらLANの工作部屋にあるHUBを見ると電源が入っていません。
電源の100Vはちゃんと供給されているので、筐体の中でトラブルと思って見てあけてみるとこれ。
電源がかなり焼損しかけ
どうやら電源が損傷して動作しなくなったようなのです。
ショットキーダイオードと思しき近辺がかなり黒こげ状態。やっぱりですが裏側の半田も熱損傷して浮いています。
半田が浮いている
さあ、裏側を見るとかなり痛んでいます。パターンは浮いているしリードは酸化して黒くなっているし、相当です。ふと、横をみると電解コンデンサも噴いています。
よだれつきコンデンサ
これはあかんと思い、はずしてしまいました。
定格が105℃の1000uF/6.3V。さすがにこのような低圧の定格の大容量コンデンサで、105℃タイプは手持ちにありませんので買いに行かなければなりません。
とりあえず、HUBに+5Vを実験用電源から供給するとちゃんと動作しましたので、どうやら電源だけのトラブルのようです。
ネットワークにつながらないでは何もできないので、仕方なくかなり昔に使っていた10Base-Tのスイッチングでは「ない」HUBをつなぎなおし。馬鹿ハブで高トラフィックが発生すると競合が発生して激遅になります(涙)。
Farallon Ethernet10-T Starlet/8
左端のD-SUBは10Base5のトランシーバ用コネクタ
上に載っているのはほかの部屋とつなげるためのApple AirMac Express
まあ、いまどきこんなHUBを使う意味もありませんが、仕方ありません。
出費がかさみますなあ。
とにかく、今年はそれほど暑い日が続いたわけでもないでしょうに、7月に入ったころからいろいろとトラブル続きで、痛い出費を強いられています。堪忍してえなあ、ですわ。
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