浜村淳のCMで「恩地(おんち)のうどん、あぁおんちかった」と言っていますが地名は違います。
恩智(おんじ)駅北
ローマ字表記は「おんじ」だが「おんぢ」が正しい
大阪では冒頭のラジオCMのおかげで知名度が高い「おんちのうどん」のメーカ、恩地食品株式会社ですが、こちらは「おんじ」「おんち」のどちらでも読みがあります。今回の恩智の地名とは字が違います。こちらの社名は地名由来の会社ではなく、創業者の氏が「恩地」さんでした。とはいえ、恩智と恩地はつながりがあるようです。
で、これに釣られて「おんち」と読みを付けてしまいそうな「恩智」なのですが、読みは「おんぢ」と濁った音で読み上げます。
近隣に恩智神社があり、そこから来ているのですが、恩智そのものは阿智から転訛したらしく、どうやら渡来人系の起源のようです。
こんにちは。
おっ、今回は“恩智”ですか。
地名も駅名も“おんぢ”ですが、ここを流れる“恩智川”にある看板には“Onchi River”“おんちがわ”と記してあったはず(←また確認しときます)。地元民は誰も“おんちがわ”などとは言わないんですが。
掲載されてる写真のローマ字の部分、上から貼られていますが元々は何と書かれてたのか、気になりますね。
“恩智”が“阿智”転訛したという話ははじめてききました。勉強になります。
色んなところへ地名が記された看板撮りにいってはるんですね。やっぱりバイクで行かれるんですか。
山本龍造さん、コメント有難うございます。
看板の修正、もともとは「Onchi」と記載されていたのではないかと想像しています。川の名前は「恩智川(おんちがわ)」ですが、恩智神社、恩智駅と地名の恩智はすべて「おんぢ」なのです。不思議ですね。
地名の由来ですが、阿智からの転訛の説も有力説の1つです。
まあ、地名なんて後付で伝説めいた由来が付く場合が多いので1つに固定されずに、はっきりしない諸説がひしめく場合が多く、いつもどれを紹介してよいのやら困ります。
交差点付近など車は停められない場所が多いので、どうしても二輪で現地に向かう場合が多くなります。迷ってうろうろする場合も多いので、小回りが効かないと時間をとられてしまう場合もありますので撮影の移動は二輪がほとんどです。
こんにちは。
恩智には城跡もありますが、ここにある石碑、“恩地城趾”と“地”になっていますね。「恩智左近が築いた恩地城」…ということでしょうかね。この石碑の表記がが間違っているのかもしれませんし“恩智城址”が間違っているのか?
ある地のひとが地名についても「昔は恩地って書いてんけどなぁ」と言ってはりましたが、真偽のほどは…わかりません。
失礼致しました。
今回の記事を書くときに調べていると、確かに恩地が恩智にという説もありました。
でもこの場合、音は同じ「おんぢ」のままで、文字が変化したのでしょう。「地」より「智」のほうがカッコイイというのが本音ではないでしょうか。
恩地、恩智、おんじ、おんち。どの組み合わせもありですね。大東市の恩智川沿い(旧の流れ)のそばに恩智さんが住まわれています。おんちさんのようです。感覚的には、最初は恩地(おんじ)だったのが、少し智慧っぽくして恩智(おんち)に?