そのまま読めば「ごふく」ですが違います。
呉服町交差点
どう読んでもこれは「ごふく」なのですが、ちょっと違います。
呉は読めても服は想像がつきにくい読みです。
呉服町(くれはちょう)
「くれは」という読みから漢字を想像すると「呉羽」が出てくるのですが、そうはなりません。
古くから呉服部が住み着いたところだったらしく、呉人の本拠地と言うことで「呉庭(くれは)」と呼ばれていたようで、その音が当てられたと見たほうが良いようです。
応神記に記載があるそうで、呉の国から兄媛、弟媛、呉織(くれはとり)が渡来したとの事。こちらも渡来人由来の地名となっているようです。
いや、やっぱりどう呼んでも「ごふく」ですよ、これは。
池田の銘酒“呉春”の意味は
“呉服の酒”(春=酒のこと)と訊いたことがありますが、どうなんでしょう?
蔵元のある町名は“呉服町”とはちと、ずれますが、まぁ、そうかもしれませんね。
確かに呉春、呉服の里に因んでいるようです。
直接には絵師である松村豊昌の雅号である呉春から頂いたようですね。
情報いただきありがとうございました。