ヘッドライトバルブ切れ

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 走行10,000kmを超えたところで、タイマーでも働いたのでしょうか。

切れたロービーム
 ヘッドライト(ロービーム側)

 日中走行で車の後ろについたときに違和感があり、何かと思えばヘッドライトのロービーム側が点灯していません。走行も10,000kmを超えたのでソニータイマーならぬカワサキタイマーでもあるのかと勘繰りたくなるぐらいのタイミングです。
 とりあえずいろいろ確認します。
 Ninja250Rはメインキーをオンにし、エンジンスタータボタンを押して離した段階でヘッドライトが点灯するようになっています。ロービーム側が点灯していないのですが、ハイビーム側は点灯するのでライトコントロールは正常なようです。
 となると、あとはヘッドライトバルブ、ヘッドライトのヒューズと末端側から確認をしなければなりません。

 で、最初の写真です。
 よく見ると、バルブの上部が金属の蒸着痕があります。さらにフィラメントが切れているのがわかりましたので、とりあえずヘッドライトのバルブを買いに走らなければなりません。
 サービスマニュアルにも、車体購入時の添付文書にも12V55Wとしか記載がありません。バルブはハロゲンバルブのはずですので見てみますとH7のようです。二輪用の耐震性の高いバルブは高価なのでとりあえず通常の四輪用で換装することにしました。

 サービスマニュアルのヘッドライトの交換手順を見ると、恐ろしいほど道のりが遠くて、こちらの気も遠くなりそうです(笑)。

 ヘッドライト球の交換の項を見ると、アッパーカウルを先にはずさなければなりません。
 で、アッパーカウルの取り外しの項を見ると、
 ウインドウシールドの取り外し
 ロアカウルの取り外し
 インナカウルの取り外し
 と、芋づる式にどんどん手前の手順が出てきます。
 で、ロアカウルの取り外しの前に、サイドカバーの取り外しがダメ押しであります。

 とてもではありませんが、そんなに外して掛からないとヘッドライトのバルブ交換ができないなど、やっていられません。

 では、ということで、アッパーカウルの下から手を突っ込んで見えない状態の手探りですが、カウルを外さずに交換することにしました。

ヘッドライト後部
 ヘッドライトバルブ後部

 カウルの下側から見るとこのようにすべての交換に必要な箇所に手が届きます。
 直接見ることができないので、手探りで作業するのが難点ですが、注意すれば大丈夫です。

 写真で見えているヘッドライトリード線コネクタと、ヘッドライト球ダストカバーを外します。
 外すと、ヘッドライト球を押さえる針金でできたフックが露出しますのでそれを外して、ヘッドライト球Assyを取り出します。

ランプ取り外し
 ヘッドライト球取り外し

 ソケットはそのまま使いますのでバルブを新品と交換して、こんどは逆の手順で取り付けてゆきます。
 ここで注意しなければならないのはバルブのガラス面に手で触れたり汚れがつかないように車体などに接触しないようにしなければならない点です。バルブは石英ガラスでできていますが、かなり高温になりますのでこのような汚れがついていると焼けてバルブが割れたり寿命が短くなったりしますので、もし手で触ってしまったりしたらアルコールなどをつけた柔らかい布などで丁寧に拭いてきれいにしなければなりません。

ロービーム点灯
 点灯したロービーム

 ブーツをしっかりバルブに押さえ込み、リード線コネクタをつけたら点灯の確認です。
 今回は横着をしましたが、無事完了しました。

切れたバルブ
 交換したバルブ H7 12V/55W

 最初の写真でフィラメントが切れていたのはわかったのですが、あちこち当たったりして衝撃を加えた結果、フィラメントは粉々に千切れてしまいこのような状態になりました。
 高温で発光しているフィラメントは非常に振動などに弱く、一般的な電球でも耐震の電球が別にあるぐらいですので、二輪の走行時の状態というのはあまり電球にとっては良くないコンディションのようです。

 いちおう、いつでも交換できるように予備球をさらに調達しておく予定です。
 今回は実施しませんでしたが、前回のオイル交換から時間も距離もそれなりに経っていますので今度の休みにはオイル交換も予定しています。雨にならないことを祈るのみですね。

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このページは、なんぎが2009年9月22日 12:00に書いたブログ記事です。

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