週間予報を裏切って見事に晴れましたので、オイル交換をしました。
スタンドで立てる
まずは、リアスタンドを使って正立させます。
今回、用意したモノたちはこちら。
準備したもの
オイル、オイルフィルター、オイル廃棄箱、オイルジョッキ
このほか必要なのは工具類である
暖機中
まずは、エンジンを暖機します。暖機しすぎるとオイルの温度が高くなりすぎて、整備すると手のオイル揚げができてしまいますので、アイドリングが低下してすこしの間アイドリングを続けるくらいの程度で十分です。水温計の針がC側から1つ目の一番下の目盛りくらいに上がってきたあたりで十分です。
オイルパン側
今回はオイル交換とともにオイルフィルターエレメントも交換します。
中央に見える横向きのボルトがエンジンオイルドレンボルト、その左が前回外したオイルパンのドレンボルト、その左の円形の中央にあるのがオイルフィルターカバーボルトで、今回はこちらも外してオイルフィルターの交換を行います。
エンジンオイルドレンを外す
今回は前回と違い、サービスマニュアルに記載の整備手順で行いますので、オイルパンのドレンではなく、オイルスクリーンカバーにあるエンジンオイルドレンボルトからオイルを抜きます。
抜けるオイル
さらにオイルフィルター取り付けボルトを緩めて、オイルフィルターを取り出します。
オイルフィルター取り付けボルトを緩める
オイルが漏出する
オイルフィルター取り付けボルトを緩めきって、カバーごとオイルフィルターエレメント周りを取り出します。
取り出したエレメント
新しく用意したオイルフィルターエレメントと交換をするのですが、このときオイルフィルターカバーとのOリングがフィルターに付属していますので新品にフィルターと合わせて交換します。
用意したエレメントと新しいOリング
中央のオイルフィルタカバーの取り付け面には右のOリングを取り付けるのですが、このOリングの溝部分はけっこう、スラッジがたまっているので取り付ける前にきれいにウェスでふき取って清掃しておくのが良いでしょう。
オイルフィルターを組み付ける
オイルフィルターを取り付ける
オイルフィルターカバーのOリングを交換し、オイルフィルターを装着して取り付けます。
オイルフィルターカバー取り付けボルトの締め付け強さは19.6 N·m (2.0 kgf·m) です。トルクレンチがありませんので例によって勘で締めます。あまり良くはありませんが。
オイルを規定量入れる
オイルを規定量オイルジョッキで測って入れます。
オイルフィルターエレメント交換時は1.6リットルです。
エンジンをかけて確認
オイルの量は実際にはエンジンの各所に渡った後のオイルレベルを見る必要があります。
ボルト類やオイルフィラーキャップの締め付けを確認したら、エンジンを始動して油圧警告等が消灯することを確認します。消灯しない場合は何らかのトラブルが発生したと思われるのですぐに焼きつき防止のためにエンジンを停止させなければなりません。
エンジンを暖機させて停止。その数分の後に、エンジンオイルレベルの確認を行います。
レベルゲージの上限と下限の間にあればOKです。下限よりもさらに下のレベルの場合はオイルを足してもう一度エンジンを2〜3分ほど回し、その数分後に同じように確認を行います。
この場合は多い目の上限いっぱいとなっています。
エンジンオイル量が多すぎると、出力が上がらないとかオイル上がりを起こして排気に白煙が出るなどのトラブルが発生しますので注意しておかなければなりません。
さて、これで一通りのエンジンオイルとフィルターエレメント交換が終わりました。
すこし、走行しましたところ、高音域の細かいマシンノイズが減ったような「気が」します(笑)。
慎重な人というか気の短い人は3,000km走行ぐらいでも交換をするそうですが、そこまで心配性ではありませんので、まあ、そこそこの距離でまた、次回も交換を行います。
廃棄箱
今回はオイルフィルターエレメントの交換もあったので、廃棄箱がいつもの2~3リットル用のものではなく、車などで使う4~5リットルの大き目のタイプを使用しました。
フィルターを交換すると、ドレンからの流れ出しだけではなく、先の写真のように広い範囲でオイルが漏れ落ちてくるので、やや大きめのものにして作業を行いました。
ど~も、立ち話です
暖気⇒暖機だよ
また、走りに行きましょう
でわ