おなかのためにはよろしいようです。
こんにゃく集合ビル
こんにゃく(蒟蒻)はコンニャクイモから作る食品で、食用として常食しているのは日本だけだそうです。四本足なら机と椅子、二本足なら人間以外なんでも食べる(笑)という中国ですが、さすがにこの蒟蒻を苦手としているようで、通常のメニューには一切含まれていないとか。
主成分であるコンニャクマンナンは水に溶けない多糖類で、いわゆる食物繊維です。昔は蒟蒻を食べるとおなかの砂払いになるといわれていましたが、実際に腸内の有毒物質などを吸収して排泄する作用もあり、炭水化物・たんぱく質・油脂・ビタミン・ミネラルに続く栄養素として近年に認識されてきました。
コンニャクイモは3年かけて育ててから蒟蒻にするそうですが、気軽に販売されていておでんなどにも入っているお手軽感のある食材ですが、手前のコンニャクイモを育てるのはなかなかたいへんなようです。