個別の展示やイベント類が多いので別記事にして続きです。先の記事はこちら。
ひらかた大菊人形
列車種別が一日一本の深夜急行というのがマニア向け
入場者数の減少も去ることながら、伝統芸ともいえる菊人形のしつらえや維持をするための職人さんの確保が難しいために開催を取り止めたと聞いている菊人形展ですが、今年は創業100周年ということもあり、ひらかたパークで限定開催をしています。そのヘッドマークをつけた車両も展示してありました。
工場内
工場建屋内は全部を見て回ることが出来ませんが、いつもならこのように閑散とした中で皆さん黙々と車両整備をされているに違いありません。
電車でGo!は某ゲームのタイトルですが、こちらは洗車でGo!です(笑)。
車両用洗車機に入る列車
列車専用の外装洗車機がありまして、自家用車やバスの洗車機をさらに大型にしたものです。
ただし、列車の種別によって外形が異なりますので、洗車機へ入る前に列車種別を洗車機とやり取りして正しい位置にブラシを動かしたりするなど調整が行われるそうです。
洗車機の通過中
このイベントの目玉は、乗車しながら洗車機を通るという体験をさせてくれる点で、ごらんのような巨大なブラシが窓の外を回転しながら列車がゆっくりと通過していく状態を体験できます。
レールの上を走る自動車
以前にご紹介したことのあるレールの上を走ることの出来る自動車の荷台にのって走るという乗車体験をしていました。完全オープンの状態で軌道上を走るという不思議な体験ができます。
軌道敷の道床つきかためを行うマルチプルタイタンパーの実演も行われていました。
マルチプルタイタンパー
車両はオーストリア製である
実演中
かなりの振動と騒音が伝わる
実際の施工時はこのように丸見えではなく防音板で覆われる
電車との綱引き
ちゃんと綱引き用のロープで体験
車両を一台置き、ロープをかけて子供たちが引っ張り、制限時間内に引き寄せることができるかという力比べのイベント。小さい子供たちが束になって列車をロープで引っ張り動かします。
最後尾で大人の人が引っ張っているのは内緒ですが、列車は実際に後ろから押したりすること無くちゃんと引っ張られて動くまでされていました。
物販系はマニアな方々が開始直後から多数群がっており(笑)、大変盛況でした。
京阪電車限定版Bトレインショーティ
駅での販売で一瞬で売り切れて悔しい思いをした人多数のはず
京阪電車2400系と京阪電車8000系(30番台)
京阪電車3000系(更新前)は無かった
トロリー線の文鎮
磨耗で交換したトロリー線(架線)を利用した文鎮
このほか、一瞬で売り切れた駅弁や、現在はLED表示機になっていますが、それまで利用されていたパタパタ式の駅での列車種別表示器のパネルや車両解体時などに出た部品類などレア物のオークションなどありました。
今回の写真と撮り漏れもあり全部をご紹介できていないのですが、ファミリーイベントとして大人も子供も楽しめ、多数のブースでいろいろなことをして楽しめるようになっており、鉄道ファンでなくとも楽しめるイベントではないでしょうか。企画内容といい現地での演出といい、かなり洗練された感じを受けました。
もちろん「鉄」の方にはそれなりの楽しみがありますよね、多分。
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