JR西日本の鉄道の日関連イベントとして吹田工場が一般開放されていましたので行ってみました。
吹田工場入口
10時からのイベントですがすでに会場当初からごった返しています。先日の京阪のイベントに比べると家族連れは心なしか少なく、逆に鉄分が多いように見えます。
尼崎脱線事故の鑑み、しばらく公開を控えていたようで、吹田市市制70周年記念事業の一環として今回は6年ぶりの公開イベントとなるそうです。そのせいか、かなり多くの方が訪れているようです。
車輪関連工場
見渡す限り車輪だらけ
まずは車輪の研削整備工場ですが、JRの場合は台車から車輪と車軸一式を外して研削機にかけて滑らかにします(車輪削正)が、なにせ車両が多いこともありこんなに整備で並んでいます。なんだか気が遠くなりそうな量なのですが。
展示車両たち
工場奥のエリアには撮影用の展示車両が並べられていました。
往年の名車・旧車と新造車両が並べられるという光景です。
485系(左)と489系(右)の先頭車両
まずは最近廃止となったボンネットつきの車両である489系の先頭車両が「L特急雷鳥」のヘッドマークで置かれています。もう、廃車となっているため、留置車両を回送してきたのでしょうが、結構痛んでおり、いつ解体されるかわかりませんのでこれが見納めかもしれません。
隣には来年3月に廃止の決まっている現用雷鳥と同じ車両の485系が置かれていました。こちらのヘッドマークは「白鳥」と、すでに廃止されている特急列車のものです。
113系 体質改善色
現在は福知山方面へ走る快速列車などで運用されている塗色の113系が置かれています。
先般の湘南色とは違い、ベージュ色ベースの落ちついた配色の車両で、カフェオレとか呼ばれているそうです。
大阪駅を出発すると普通列車であるにもかかわらず外線を通るため塚本を通過するという不思議な運用がされています。
581系
相当頑張っている車両です。現在は急行列車である「きたぐに」で唯一運用されていますが、これまたいつ廃止になるのかわかりません。一応地元の事情もあることからしばらくは見ることが出来るようですが、将来的には廃止となる運用でしょう。
681系(サンダーバード)
現行の北陸方面の特急列車であるサンダーバードの681系も展示されています。
現在は後継車両である683系4000番台の車両が投入されており、徐々にリプレースされていくものと思われます。
さて、ここからは新型車輌です。
225系5000番台
大阪駅で車輌展示をされていた225系0番台とは別に関空・阪和線向きに223系2500番台のリプレースに投入されると思われる225系5000番台(5008先頭車両)が展示されていました。
0番台と異なるところはデザインとなっているサイドストライプが正面まで回りこんでいない点です。
183系
現在、福知山線で運用されている113系のリプレースを目的とした183系が展示されていました。もちろん外装は113系の現用と同じくカフェオレ色です。
ちょっと長くなりましたのでイベント系のご紹介は別の記事でさせていただきます。
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