十日戎

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 商売繁盛で笹もって来い。で、また買って帰させられます(笑)。

十日戎-その1

十日戎-その2
 参詣の人出

 とにかく、9日の宵戎、10日の本戎、11日の残り福と3日間は相当な人出です。
 えびす様は釣竿と鯛を持していることから漁業神として奉られていたこともあるのですが、そこから豊穣の神となり、福の神として奉られるようになったようです。
 よく、大黒様とセットになっていますがこちらは破壊神シヴァと、大国主命が一緒くたになったもので、福の神とはなんとなく言い難い感じがあります。

賽銭箱
 賽銭箱
 というか、お金を投げ入れる場所だろう

 とにかくまあ、関西は不景気の嵐が吹き荒れていることもあり、失業率も全国トップをかなり維持していますし、商業規模的にも縮小傾向と捕らえられて本社機構を大阪から東京へ移してしまった大きな会社もあるくらいで、どうにもこうにもならん状況と見る向きがあります。
 おかげでお賽銭もかなりしょぼい(笑)。札がほとんど見受けられません。代わりに見えるのが10円玉や5円玉。まあ、こういった場所で一斉にお参りして願掛けをしても、叶える側は大変そうです。福というものの絶対量が決まっているとしたら、多くの願いをかなえると個々の福の量はどんどん小さくなりますから、あまり期待しないほうが無難かもしれません(苦笑)。

外国人福娘
 外国人の福娘

 一昨年あたりから海外からの留学生の方を福娘として選出するようでして、今年の2011年は5人の方が外国人福娘として採用されたようです。福娘として日本橋ストリートフェスタなども含めて通年のイベントに参加されるのでしょうか。けっこう大変だと思いますが。

縁起物の店
 縁起物の出店

 福笹も良いのでしょうが、商売をされている方は熊手や福さらえ、宝船、招き猫、笑福鬼(招福鬼)のほか今年の干支のウサギを含め、いろいろな縁起物を買って神棚などに置かれているのでしょう。このような店は10店舗では効かず、かなり多数出店しています。
 全部店が違うのかと思うと、どうも品物を融通しあったり関係店舗だったりして、結局どこで買っても同じようなものが同じような値段ででており、ある意味、カルテルと言えるかもしれませんね。
 まあ、そこで値切って買うのが大阪人です。いや、言い値で買うと恥ずかしいかも。

 兎にも角にも、商売繁盛を願って神頼みという事で大変賑わっています。
 もちろん商売と関係なく、福娘目当てで来ている人もいるらしいですが(笑)。

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このページは、なんぎが2011年1月10日 22:20に書いたブログ記事です。

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