気温も上がり一気に咲きほころび、見納めです。
ほぼ葉桜状態
満開を過ぎた辺りから、葉が出始め、桜色一色の樹影に新緑が混じり始めます。
だいたい、桜吹雪が舞うころにはすでに葉が出始めて、桜は樹だと思い出させてくれます。
桜はこの花が散った後からすでに次の季節に向けて準備しており、つぼみの元になる休眠状態で冬を迎えます。冬の一定期間、低い気温が続くとこの休眠が破られて(休眠打破)次の春に向かってつぼみの中を徐々に仕上げていくそうです。
ソメイヨシノは不稔ですので、さくらんぼが生りませんがまれに生る樹があるようで、今頃の季節から5月の初旬にかけて、さくらんぼもどきのような未熟な実がなる場合があります。もっとも、そこから先のさくらんぼになる前に、脱落してしまい熟すに至ることはありませんのでちょっと残念です。
もちろん、ソメイヨシノにさくらんぼができたとしても美味しいかどうかは別ですね。
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