中華料理で高級食材といえばツバメの巣があります。
ツバメの巣
先日の六甲山上のケーブル駅舎内にツバメが巣を作っていました。
いろいろと下に落ちてくるので、それを除けるために傘が逆さづりされており、ツバメの巣を暖かく見守ってくださいというポップがこの下にありました。
中華食材のツバメの巣は海燕の巣で、海草などを主として作られているため、それを人間様が採ってしまって食材にするというかなり暴力的なものなのです。
あくなき味の追求ということで中華料理のその食材の幅広さは驚嘆するものがありますが、ツバメにとっては繁殖のための営巣場所を盗られてしまうわけで、実はいい迷惑なのです。
実際に海燕の繁殖に影響が出てしまい、個体数が減ったとの話を聞いたことがありますので、ちょっとやりすぎだったのではないでしょうか。
ともあれ、こちらの巣ではすでに利用中で、親鳥の姿が見えていました。
ツバメは他の鳥に横取りされない限り、同じ巣をずっと使うらしいですので、条件さえ合えば毎年同じ場所で雛を見ることができます。
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