すごいのか器用なのか、はたまた慈しみ深いのか。
千手観音のような理髪師
千手観音はその多くの手を持って遍く衆生を救済するための手を差し伸べる慈悲深い観音様です。通常は十一面千手観音の場合が多く、手も千本あるものもありますが、通常は普通の両手を合わせて四十二本だそうです。
対するこの散髪屋、顔は一面しか無いものの、八臂あり、はさみ、櫛、かみそり、ブラシなどの理容用具を駆使しているようです。
横のコピーも「ていねい!」「きれい!」「しんせつ!」とエクスクラメーションマークが三連続で、しかも、とどめに「おまたせしません!」とダメ押しにもう一つあります。
ただ、「やすい!」ではないのが気がかりですが、一般の散髪屋と変わらない料金なのでしょうか。関西人なら吉野家ではありませんが、「早い!」「上手い!」「安い!」の方が受けるような気がするんですが。
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