シリコンハウス・オヤジ部主宰のクラフトオーディオファンの集いに参加しました。
入口の案内看板
会場は共立電子産業本社1Fのセミナールーム。
会場の製品ブース
手前から2つ目が新製品のWP-7202Bシングルバスレフスピーカユニット
シリコンハウスがリリースしているクラフトオーディオファン向けの製品が、会場に並べて置かれておりました。店頭では触ることができませんが、ここでは手に取って基板の裏を見たりいろいろと観察することができ、大変参考になりました。
シリコンハウス共立ブログの告知記事はこちら。
セミナー中
セミナーはプレゼン形式で行われました。講師は今回のオーディオ用PCの開発元である、カメオコンピュータカンパニーの古島氏。
再生機器はシリコンハウスオンパレードです(笑)。
セミナーの内容なのですが、OSにWindows、MacOS、Linuxをとりあげて比較。MacOSを昔から使っている身ということで特別MacOSに肩を持つ訳ではありませんが、Windowsのオーディオ処理環境はかなり悪いというのがよく解りました。カーネルミキサーはクソだと(笑)。
通常はMac OS XでiTunesを利用して256kbps/44.1kHz/VBR/AACで聴いているので環境や、例え44.1KHz/16bitステレオで同一条件でエンコードしたとしてもエンコードソフトなどで音が変わるようだという点が貴重な情報でした。
感覚的にはデジタル出力の場合はジッタの発生と、エラー訂正によるデータ化け、伝送ラインの信号劣化によるデータの欠落などは思い至りますが、実際はこれらの複合的な要因で音が変化してしまうという事があるそうです。
今回のオーディオ用PCのコンセプトはデジタル出力までを如何に奇麗にするか、です。USBからのデジタルストリーム・アウトから先のD/Aコンバータなどはユーザの好きなものを使ってもらい、その前段をスムーズかつ美しい音のデータを取り出すための点を追求したマシンだそうです。
MacOSもOS X Serverではできるのですが、オーディオPCはLinuxPCにマウスとキーボードを接続せずともVNCクライアントソフトを使ってリモート操作できるというのはコロンブスの卵的発想でした。この手法を使えばオーディオ専用PCにモニタを接続していなくても再生・停止の他にほとんどの操作が作業用の別PCやiPadでできますので、さらにオーディオ機器としての体裁を高めることができます。オーディオコンポーネントにキーボードとマウスはやはり余計な機器だと感じていたので非常に共感できる部分でした。
実際の試聴ですが、音の出口のアンプとスピーカーがかなりハイエンドなので、自宅システムと比べようも無い気もしますが、想像をはるかに超えるクリアな音。これくらいならお金を突っ込むか、と思わせる魅力的な音でした。
今後もまたクラフトオーディオのセミナーは開催されるようですので、またお邪魔してみようかと思います。
今回の貴重な機会をご用意いただいたカメオコンピュータカンパニーの古島氏とスタッフの方、さらに会場をご用意いただいたシリコンハウスのスタッフの方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
入口の案内看板
会場は共立電子産業本社1Fのセミナールーム。
会場の製品ブース
手前から2つ目が新製品のWP-7202Bシングルバスレフスピーカユニット
シリコンハウスがリリースしているクラフトオーディオファン向けの製品が、会場に並べて置かれておりました。店頭では触ることができませんが、ここでは手に取って基板の裏を見たりいろいろと観察することができ、大変参考になりました。
シリコンハウス共立ブログの告知記事はこちら。
セミナー中
セミナーはプレゼン形式で行われました。講師は今回のオーディオ用PCの開発元である、カメオコンピュータカンパニーの古島氏。
再生機器はシリコンハウスオンパレードです(笑)。
再生PC: | CaMeo#3 |
再生ライン: | USB出力→ USB同軸オーディオコンバータキット(WP-2704USB)改*1→ オーディオ用ステレオDAコンバータ(WP-9193DAC)改*2→ オーディオ用Lパット型2連アッテネータ を使用したアッテネータ→ 20W+20Wデュアルモノラルアンプキット(WP-3110F)→ モニタスピーカ JBL4312 |
*1 | 源発振の水晶発振子を温度補償型高精度オシレーターに付け替えているのと、バスパワー電源を使用せず独立の安定化電源で5Vおよび3.3Vの供給を行っています |
*2 | 完成基板上のコンデンサーをWIMAに付け替えた上、出力端子を外付けするためにプリント基板上の端子を取り外して外部端子へ配線としています |
セミナーの内容なのですが、OSにWindows、MacOS、Linuxをとりあげて比較。MacOSを昔から使っている身ということで特別MacOSに肩を持つ訳ではありませんが、Windowsのオーディオ処理環境はかなり悪いというのがよく解りました。カーネルミキサーはクソだと(笑)。
通常はMac OS XでiTunesを利用して256kbps/44.1kHz/VBR/AACで聴いているので環境や、例え44.1KHz/16bitステレオで同一条件でエンコードしたとしてもエンコードソフトなどで音が変わるようだという点が貴重な情報でした。
感覚的にはデジタル出力の場合はジッタの発生と、エラー訂正によるデータ化け、伝送ラインの信号劣化によるデータの欠落などは思い至りますが、実際はこれらの複合的な要因で音が変化してしまうという事があるそうです。
今回のオーディオ用PCのコンセプトはデジタル出力までを如何に奇麗にするか、です。USBからのデジタルストリーム・アウトから先のD/Aコンバータなどはユーザの好きなものを使ってもらい、その前段をスムーズかつ美しい音のデータを取り出すための点を追求したマシンだそうです。
MacOSもOS X Serverではできるのですが、オーディオPCはLinuxPCにマウスとキーボードを接続せずともVNCクライアントソフトを使ってリモート操作できるというのはコロンブスの卵的発想でした。この手法を使えばオーディオ専用PCにモニタを接続していなくても再生・停止の他にほとんどの操作が作業用の別PCやiPadでできますので、さらにオーディオ機器としての体裁を高めることができます。オーディオコンポーネントにキーボードとマウスはやはり余計な機器だと感じていたので非常に共感できる部分でした。
実際の試聴ですが、音の出口のアンプとスピーカーがかなりハイエンドなので、自宅システムと比べようも無い気もしますが、想像をはるかに超えるクリアな音。これくらいならお金を突っ込むか、と思わせる魅力的な音でした。
今後もまたクラフトオーディオのセミナーは開催されるようですので、またお邪魔してみようかと思います。
今回の貴重な機会をご用意いただいたカメオコンピュータカンパニーの古島氏とスタッフの方、さらに会場をご用意いただいたシリコンハウスのスタッフの方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
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