寒いの寒く無いのって、スペシャルに寒かったです。
鳥羽展望台
翌25日の三重地方の天気予報が雪マークだったので、24日に敢行。とはいえハンパ無い寒さです。
まず08:00に出発、家を出る際に、周辺の車に着霜していてカチンカチンになっていることから想像はある程度付いていたのですが、道中全て寒いという正に耐寒ツーリングになろうとは。
経路は大阪市内からR163をずっと伝って津まで向かう地道の一直線コース。
清滝を超えて奈良側に入った段階で吐く息が異様に白くなり、ただ事ではない寒さを感じます。
そのまま、精華町を通り抜け木津川市に入りますが、この木津川沿いの道は両脇に霜が下りたまま真っ白の風景が続きます。もちろん道の端に水が滲み出ている所は完全に氷結。通常走行路が凍結していないのをひたすら祈りつつガクガクブルブルになりながら走り続けます。
途中、月ヶ瀬付近で「凍結注意」の気温温度表示が氷点下2℃になっているのを見て、半ば諦めながら通過。
もう、どうにでもなれのやけくそ状態ですが、そのまま伊賀へ進みます。
流石に途中で手の感覚が無くなり、小用を催したこともありコンビニにて休憩。暖かい飲み物をもつ手が温かさで痺れるというほぼ凍傷1度に近い状態でした。
中から暖めたこともあり出発し、R163(伊賀街道)をさらに極寒の長野峠を越して津まで下りました。
その先はR23をひたすら南下、鳥羽を経由して志摩に向かいます。
鳥羽のあたりから、日中であることもありますが寒さも緩み、まだ走っていても余裕がある状態にやっとなりました。鳥羽の志摩市やまもと公園まで行ってライダーズカフェで昼食。
帰りは緒方から県道129号のパールロード奥志摩ラインへ入ります。スペイン村を横目で見ながらパールロードシーサイドラインへ抜け、上の写真の鳥羽展望台へ立ち寄った後、もう一度別のライダーズカフェで一服。
パールロード、有料道路だった記憶があるのですが、一般道になっていました。
調べてみると2006年7月1日から全線無料とのこと。知っていればもっと良い季節のときに行ったのにと帰ってから一人悔やむ事に(涙)。
だらだらとあちこち停まりながら時間を潰してしまったため、この段階ですでに16時近くになり、もう日没寸前です。
流石に時間が勿体ないのと、帰りに日没後で往路の氷点下区間をまた通るのは危険だったので伊勢自動車道→亀山JCT→新名阪高速道路→草津→瀬田東JCT→京滋バイパス→大山崎JCT→名神自動車道→吹田と高速道路を乗り継ぎして一気に帰りました。
しかし、日没後のこの山間路線はやっぱりハンパなく寒く、一時休憩した草津PAで手の震えがとまりません。
帰宅すると、寒さで固まり緊張した筋肉が一気に緩みますが、寒さのおかげで緊張した筋肉は全身におよび、体中が筋肉痛状態(涙)。
あれだけ寒いと防寒装備してもあんまり変わらないのではないかと。
ともあれ、無事に帰宅しましたが、日の短い時期のロングツーリングはやっぱり無理がありますね。
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