コントロールアンプ

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 やっと入力から音量調整までの部分を進め始めました。

コントロールアンプ基板
 コントロールアンプ基板
 おおまかな部品配置を決めている状態

 メインとなるのは先の記事で紹介した(ディスコンの)TA7630Pで、写真中央の16pソケットの部分が相当します。3Pのヘッダピン4つが音量、バランス、高音、低音のコントロール用ボリュームの接続用で、左右に並んだ2Pのヘッダピンが出力となります。

 入力を機械接点のスイッチ、たとえばロータリースイッチなどで切り替えることも考えたのですが、試してみたかったデバイスを使用してみることにしました。
 入力の切替は2入力1出力のオーディオスイッチである新日本無線のNJM2520Dを使用することにしました。上部にある2つの8Pソケットが相当します。
 全高調波歪率(THD)が0.01%(typ)と、TVやVTRなどの家電セット向けのデバイスですので、あまり音については期待できないかもしれませんが、まあ作った後から考えましょう(笑)。
 このデバイス、単電源+12Vで使えるので、TA7630Pに予定している+12Vと同じ電源で使いたい所ですが、入力切替の制御が+5V系であり、どうも電源電圧は+5Vを想定しているような感じです。
 したがって、この基板には+5Vと+12Vの電源供給か、TA7360Pのために±5Vを用意するか悩みどころです。

 もっと低歪実率(0.0009% typ)のデバイスであるNJM2752/2753/2754を試してみたい所ですが、取扱が日本橋では無さそうですのでJRCからサンプル取り寄せか代理店経由で購入、もしくはChip on stopで購入する必要があり、見送りしています。入手できれば、機会を見て載せ替えか基板を再作成して変更を試みてみます。

 とりあえず基板のおおよその要求サイズが解ったので、EAGLEを使って配線をシミュレートしてみます。もちろんTA7630PやNJM2520Dなどはライブラリを作成する必要がありますが、何度も紙の上で配線を検討するより遥かに楽ですからね。
 電源についてはまだまだ検討の余地があり、どうするか決定しなければなりません。はぁ。

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このページは、なんぎが2012年1月11日 12:00に書いたブログ記事です。

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