空調付きになりました。
EF66形機関車(EF66 133)
2009年9月撮影
東名・名神の高速道路のトラック便に対抗すべく東海道・山陽専用の最高速度100km/hの運用をするため開発された機関車です。開発当初はEF90形として試作機が作られました。EF90 1は長い間宮原操車場の片隅に置かれていたのですが、改造されEF66 901として編入されて最終的に廃車になっています。
EF66 0番台の基本仕様となる定格出力3,900kWをそのまま引き継いで、ウィンドウォッシャーと乗務員室に空調(冷房)が追加という、それまでの車輌に装備されていないのが驚きのアイテムが追加されました。
外形フォルムはEF66 0番台を踏襲しつつ丸みを帯びたデザインに変更され、濃淡ブルーの組合せになっています。
写真の車輌は133台作られたEF66 100番台の最終機であるEF66 133です。
二次車ということで、車体下部にストライプのデザインが追加されているほか、ヘッドライトが丸形から角形一体に変更されています。
1991年に製造されているEF66の最終機ですので、しばらく運用されるとは思いますが、EF200やEF210形機関車が台頭していますので、無くなるのは時間の問題でしょう。
参考:
EF66 1はレストアされて広島車両所で保存されており、イベントなどで出てくる他、運転の練習用に運用されているようです。
JR貨物広島車両所の記事はこちら。
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